【初級編】発表会で弾きたいおすすめのピアノ曲まとめ
ピアノを習う方々が経験するビックイベント、それは……発表会!
ご家族やお友達だけでなく、多くのお客様に演奏を披露するために練習することは、ピアノを続けていくモチベーションにつながります。
さらに、1人で舞台に立ち最後まで演奏できた経験は、大きな自信へと繋がっていくはずです。
そんな発表会を実りあるものにするためには、選曲が重要!
演奏技術を身につけるのももちろん大切ですが、舞台で演奏できる良い機会ですので、演奏者も聴いてくださるお客様も一緒に楽しめる作品を選びたいものです。
そこで本記事では、クラシック作品だけでなく、ポピュラー音楽から映画音楽まで大人も子供も楽しんで演奏できる名曲をご紹介します。
次の発表会候補曲との出会いにつながれば幸いです。
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【初級編】発表会で弾きたいおすすめのピアノ曲まとめ(91〜100)
夢やぶれてClaude-Michel Schonberg

ミュージカル界の巨匠クロード=ミシェル・シェーンベルクの代表作『レ・ミゼラブル』。
そのなかでもファンティーヌが歌うこの曲は、心に深く刻まれる感動のナンバーです。
若き日の夢と希望、そして現実の厳しさに打ちのめされる女性の姿を美しく描き出しています。
1980年の初演以来、世界中の観客を魅了し続けてきた本作。
ピアノで弾いてみると、その魅力がより深く感じられることでしょう。
発表会でも人気の高い曲なので、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
アレグレットAnton Diabelli

ピアノ発表会でも頻繁に演奏される楽曲、『アレグレット』。
アントン・ディアベリの名作で『小人の踊り』とともに、ディアベリを代表する作品として知られています。
そんな本作のポイントは、強弱の変化。
スタッカートとスラーの差をはっきりと出さなければならないため、初心者にとっては良いペダルの練習になるでしょう。
短前打音も登場するので、メリハリのあるメロディーに仕上がっているのもポイントです。
かっこよさも秘めた作品なので、ぜひチェックしてみてください。
6つのメヌエット 第2番 WoO.10 ト長調Ludwig van Beethoven

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンが1795年に作曲したオーケストラのための作品『6つのメヌエットWoO.10』のピアノ編曲版の中の1曲で、テレビCMなどでもたびたび使用されている名曲です。
オーケストラのためといっても、現存するのはピアノ編曲版のみ。
右手の重音をそろえてリズムを正しく演奏ために丁寧な練習が必要ですが、難易度はそれほど高くないため、ピアノ初級者の練習曲や発表会曲として人気の高い作品です。
なめらかなテーマ部分と、中間部の軽やかなステップのような部分を弾き分けることで、メリハリのある演奏に仕上がりますよ!
スケルツィーノGeorg Philipp Telemann

1681年生まれのゲオルク・フィリップ・テレマンは、特に18世紀前半においてドイツやフランスで絶大な人気を誇り、クラシック音楽史上において最も多くの作品を作った作曲家としても知られている偉大な存在です。
86歳という当時としては非常に長生きしたことや、ヘンデルやバッハとの交流も有名ですね。
膨大な作品の中の1曲である『スケルツィーノ』は、陽気で楽しげな雰囲気が魅力的な楽曲です。
初級の方は右手と左手の独立した動きや細やかな運指にやや戸惑うかもしれませんが、普段伴奏を担うことが多い左手を意識するのにもってこいの1曲!
中間部の同じ音を連打する際の左手の力加減には注意して、あくまで軽やかに表現するようにしましょう。
エリーゼのためにLudwig van Beethoven

ピアノを習っている方なら一度は憧れる、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの名曲です!
ピアノ曲として有名なのはもちろん、さまざまなアーティストによって歌謡曲やポップスなどにアレンジされています。
左手と右手をなめらかにつないでいく穏やかな最初のフレーズや、中間の明るく華やかなフレーズ、その後の激しい怒りのようなフレーズなど、変化に富んでいるのも魅力の一つ。
曲の雰囲気の変化に注目しながら、たっぷりと抑揚をつけて弾いてみましょう!
ジプシーの踊りHeinrich Lichner

ピアノ学習に最適な小品を数多く残したドイツの作曲家、ハインリッヒ・リヒナー。
彼の作品のなかでも特に親しまれている1曲が、情熱的なリズムが心地よいジプシーの踊りをイメージした作品です。
メロディを軽やかに、そして左手のスタッカートをはっきりと演奏するのがポイントですが、いちばん大切なのは曲全体の躍動感を表現すること!
ジプシーの人々の自由な踊りをイメージしながら、表情豊かに演奏しましょう。
中間部での曲調の変化にも注目です。
本作は発表会でも映える1曲なので、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
野ばらに寄せてEdward MacDowell

アメリカの作曲家エドワード・マクダウェルが1896年に作曲した『森のスケッチ Op.51』の中の1曲。
穏やかで心洗われるような美しいメロディが印象的な作品です。
音数はそれほど多くありませんが、メロディラインが左右にちりばめられているため、常にメロディがどこにあるのか意識しつつ、伴奏と音量のバランスをとりながら弾いていくことが大切です。
楽譜のメロディ部分に色を付けて、視覚でも区別できるようにしておくと、より意識しやすくなりますよ!