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【初級編】発表会で弾きたいおすすめのピアノ曲まとめ

ピアノを習う方々が経験するビックイベント、それは……発表会!

ご家族やお友達だけでなく、多くのお客様に演奏を披露するために練習することは、ピアノを続けていくモチベーションにつながります。

さらに、1人で舞台に立ち最後まで演奏できた経験は、大きな自信へと繋がっていくはずです。

そんな発表会を実りあるものにするためには、選曲が重要!

演奏技術を身につけるのももちろん大切ですが、舞台で演奏できる良い機会ですので、演奏者も聴いてくださるお客様も一緒に楽しめる作品を選びたいものです。

そこで本記事では、クラシック作品だけでなく、ポピュラー音楽から映画音楽まで大人も子供も楽しんで演奏できる名曲をご紹介します。

次の発表会候補曲との出会いにつながれば幸いです。

もくじ

【初級編】発表会で弾きたいおすすめのピアノ曲まとめ(1〜20)

メヌエット ト長調J.S.Bach

【ピアノ発表会おすすめ】メヌエット ト長調 ♫ ペツォールト(伝バッハ)/ MENUET G-DUR, Petzold (J.S.Bach)
メヌエット ト長調J.S.Bach

長年、音楽の父と呼ばれるJ.S.バッハの作品であると思われてきた『メヌエット ト長調』。

ヨハン・セバスチャン・バッハの作品集である『アンナ・マグダレーナ・バッハの楽譜帳』にもおさめられていますが、実は同時代の作曲家クリスティアン・ペツォールトの作品であることが研究によってあきらかにされているんです!

ただ、長年バッハの作品として親しまれてきたこともあり、現在でも本来の作曲家について知らない方がほとんど。

作曲家が誰であれ、一度聴いたら忘れられない上品で高貴な印象の魅力的な曲であることに変わりはありません。

ピアノ・ソナタ第16番 ハ長調 K. 545Wolfgang Amadeus Mozart

ピアノソナタk.545 ハ長調 – モーツァルト – Piano Sonata No.16 in C Major, k.545 – Mozart – Classic – CANACANA
ピアノ・ソナタ第16番 ハ長調 K. 545Wolfgang Amadeus Mozart

初級から中級への移行期に多くのピアノ学習者が学ぶ、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの『ピアノ・ソナタ第16番 ハ長調 K. 545』。

発表会でも人気のこちらの曲は、素朴なメロディとわかりやすい構成で、初心者の方でも取り組みやすい作品の一つです。

途中で左手の伴奏が16分音符になるあたりから、どうしてもテンポが落ちてしまいがち。

1音1音クリアに弾けるよう、指練習などを取り入れながら歯切れがよく演奏しましょう!

人形の夢と目覚めTheodor Oesten

人形の夢と目覚め/お風呂が湧きました♫/Dolly’s Dreaming and Awakening/ピアノ/piano/CANACANA
人形の夢と目覚めTheodor Oesten

給湯器の「お風呂が沸きました!」の音楽として記憶している方も多いであろう『人形の夢と目覚め』。

「お人形の子守歌」、おなじみのフレーズの「お人形の夢」、そして「お人形の目覚め」の三部で構成された、メルヘンチックな作品です。

変化に富んでいて華やかな曲のため演奏効果が高く、発表会などでも大人気!

ゆったり感、ワクワク感など、さまざまな表現を一曲の中で楽しめます。

副題からお人形の様子を自分なりにイメージしながら、表情を豊かに弾いてみてくださいね!

君をのせて久石穣

君をのせて / 井上 あずみ : ピアノ(ソロ) / 初級
君をのせて久石穣

ジブリ音楽の中でも特に人気の高い楽曲の一つである『君をのせて』。

映画『天空の城ラピュタ』の世界観を切ないサウンドと歌詞で表現したこの作品は、ピアノソロや合唱、合奏など、さまざまな形で演奏されています。

レベル別のアレンジ楽譜も多数出版されており、自分の弾きやすいアレンジで演奏できるため、発表会曲にもピッタリ!

初級用は音の構成が非常にシンプルですが、美しいメロディと和声によって聴いている人に簡単そうな印象を与えないところも、この曲のオススメポイントです。

ムーンリバーHenry Mancini

ムーンリバー【初心者・大人ピアノ】(初心者さんでも弾けちゃう)らくらくピアノ(3.プレミアム曲集) #ムーンリバー#らくらくピアノ#初心者#大人ピアノ
ムーンリバーHenry Mancini

映画『ティファニーで朝食を』の劇中で主演女優のオードリー・ヘプバーンが歌った、あまりにも有名な映画音楽です。

「あなたがどこへ行こうとも、わたしはついていきます」という歌詞の内容から、披露宴などで使われるブライダルの定番曲としても親しまれています。

さまざまな難易度の楽譜が販売されていますが、もともとのメロディーが美しいため、初級の音が少ない楽譜でも十分に原曲の雰囲気を味わえます。

夢見心地な様子をイメージしながら、ゆったり演奏してみてくださいね。

ソナチネ Op.13-1 第1楽章Dmitri Kabalevsky

【ピアノ発表会おすすめ】ソナチネOp.13-1 第1楽章 ♫ カバレフスキー / Sonatine op.13-1 mov.1, Kabalevsky
ソナチネ Op.13-1 第1楽章Dmitri Kabalevsky

多くの優れた子供向けピアノ作品を作曲したことで知られる、ロシアの作曲家兼ピアニスト、ドミトリー・カバレフスキーさん。

なかでも『ソナチネ Op.13-1』は発表会などで演奏される機会の多い作品で、コロコロと表情を変える楽しげな曲調が、多くの子供たちの心をつかんでいます。

華やかな和音から始まる第1楽章は、変化に富んだインパクトの強い楽曲です。

歯切れのよい冒頭と、なんともいえない緩い雰囲気の中間部、再び快活さを取り戻す再現部を弾き分け、メリハリのある演奏に仕上げましょう。