【初級編】発表会で弾きたいおすすめのピアノ曲まとめ
ピアノを習う方々が経験するビックイベント、それは……発表会!
ご家族やお友達だけでなく、多くのお客様に演奏を披露するために練習することは、ピアノを続けていくモチベーションにつながります。
さらに、1人で舞台に立ち最後まで演奏できた経験は、大きな自信へと繋がっていくはずです。
そんな発表会を実りあるものにするためには、選曲が重要!
演奏技術を身につけるのももちろん大切ですが、舞台で演奏できる良い機会ですので、演奏者も聴いてくださるお客様も一緒に楽しめる作品を選びたいものです。
そこで本記事では、クラシック作品だけでなく、ポピュラー音楽から映画音楽まで大人も子供も楽しんで演奏できる名曲をご紹介します。
次の発表会候補曲との出会いにつながれば幸いです。
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【初級編】発表会で弾きたいおすすめのピアノ曲まとめ(71〜80)
カーニバルの舞踏会William Gillock

ブラジルのカーニバルをイメージした華やかでリズミカルな楽曲で、サンバのリズムとメロディーが印象的な作品です。
左手のシンコペーションと右手の軽快なフレーズが魅力的で、ラテン音楽の躍動感が見事に表現されています。
1969年に出版された本作は、シンプルながらも情熱的な雰囲気を醸し出し、演奏する人も聴く人も思わず体が揺れだすような中毒性があります。
男の子にぴったりの元気がいっぱいでかっこいい曲調で、ピアノ発表会で演奏すれば会場を盛り上げることが間違いなしです。
演奏の難しさを感じさせない自然な流れと、聴衆を魅了する舞台映えの良さを兼ね備えた、素晴らしい1曲です。
ソナチネOp.13-1 第1楽章Dimitri Kabalevsky

明るく快活な雰囲気が漂う3つの楽章構成の本作は、音楽の楽しさが溢れるすてきな作品です。
第1楽章では、強い和音が3回響き渡るインパクトのある冒頭から始まり、優美な旋律と躍動感のあるリズムが印象的。
ソナタ形式で書かれ、活気のある第1テーマと歌うような第2テーマが対照的な表情を見せます。
音楽が目まぐるしく変化する展開部では、冗談っぽく演奏する部分と歌うように奏でる部分が交互に現れ、豊かな表現力を引き出します。
各部分のキャラクターの違いを大切にしながら、和音の響きやリズムの躍動感を意識して演奏することで、聴衆の心をぐっとつかめる演奏しがいのある作品です。
音楽を楽しみながら技術を磨きたい方に、ぜひおすすめしたい一曲です。
ババヤガ Op.39-20Pyotr Tchaikovsky

大切な子どもの心を音楽で育むことに心を注いだロシアの作曲家が生み出した名品です。
本作は、鶏の足の上に立つ小屋に住み、空飛ぶ乳鉢に乗って移動する不思議な魔女の物語を音楽で描いた、子供の心をぐっと惹きつける作品です。
急速な音階の上下や跳躍を含むメロディーライン、不安定な和音の響きによって、魔女の不気味さと神秘的な動きを巧みに表現しています。
1878年に作曲され、速いテンポと臨場感があふれる優れた描写力で、物語のワクワク感が味わえます。
豊かな表情とドラマ性を感じさせるこの曲は、お子様のピアノ発表会やリサイタルのアンコール曲としてもぴったり。
音楽を通して想像力を養いたい方におすすめの名曲です。
かいぞくRoger Grove

海賊の冒険をテーマにしたアップテンポな本曲は、力強さと躍動感があふれるピアノソロ曲です。
船出の様子や大海原での嵐、宝物発見のワクワク感など、ストーリー性豊かな展開が魅力的で、一度聴いたら誰もが引き込まれてしまいます。
原曲にもピアノがありますが、ソロ版では新たな装飾やアレンジが加えられ、3ページ構成で物語を音で表現しています。
2023年11月に発売された本作は、冒険心をくすぐる楽しい楽曲に仕上がっており、演奏する喜びと聴く楽しさを両立。
ピアノ発表会でも大活躍することが間違いなしの1曲で、男の子のかっこいい演奏曲として人気を集めています。
いいことがありそう!湯山昭

明るく前向きなこのピアノ作品は、クラシック音楽をベースにジャズやポップスの要素を取り入れた独自の魅力を放っています。
ヤマハミュージックメディアから出版された『先生が選んだ ピアノ発表会名曲集 4』に収録された本作は、軽快なリズムと親しみやすいメロディーラインが印象的です。
1970年に文化庁芸術祭大賞を受賞した湯山氏らしい作風で、子どもたちの想像力を豊かに育むよう工夫が凝らされています。
ソナチネアルバム程度の演奏技術があれば、発表会での演奏にぴったりの1曲です。
元気がいっぱいの雰囲気を大切に表現すれば、観客を魅了するすてきなステージになることでしょう。
エリーゼのためにLudwig van Beethoven

ピアノを習い始めた方の多くが憧れる名曲『エリーゼのために』。
日本人にとって、クラシック作品の中で曲名を答えられる確率が最も高い作品ともいわれています。
切なく美しいメロディは非常に覚えやすく、全体のテンポもゆったりしているため、初心者の方でも取り組みやすい作品です。
テーマが再び戻ってくる前の中間部の盛り上がる部分では、細かい指の動きが求められますが、最適な指使いを選んで丁寧に練習すればクリアできるはず!
穏やかな部分と激しさをともなう部分の変化にも注目しながら、表情豊かに演奏しましょう。
子供のためのアルバム 作品68-1「メロディ」Robert Schumann

ロベルト・シューマンが子供や若い世代のために書いた43曲からなるピアノ小品集『子供のためのアルバム』の第1曲『メロディ』。
シンプルで温かみのある旋律にシューマンらしさを感じる、美しい楽曲です。
音が少なく初心者の方でもチャレンジしやすい曲ですが、穏やかな美しさを表現するためには、左右のバランスを意識することが大切!
右手のやさしいメロディーが主役になるよう、左手の音量をなるべく抑えて、丁寧に弾いてみてくださいね。
クシコス・ポストHermann Necke

運動会で流れるクラシック音楽の定番といえば、この『クシコス・ポスト』!
作曲者のヘルマン・ネッケは、クラシック音楽の作曲家としてそれほど有名ではありませんが、生涯で300曲近くの作品を残したとされています。
そんな彼の代表作であり、唯一現在でも耳にする機会のある『クシコス・ポスト』は、思わず走り出したくなってしまうような、力強いリズムと鮮烈なメロディが印象的!
手の小さなお子さまの場合は、オクターブの部分を単音にしたり全体の音数を減らしたりして、弾きやすいようにアレンジしてしまうのもオススメです。
慣れてきたら、躍動感のある演奏に仕上がるよう、テンポアップしていきましょう!
道化師Dimitri Kabalevsky

子ども向けの楽曲を多く世に送り出した近代のロシアの著名な作曲家、ドミトリー・カバレフスキーの『道化師』は、1944年に作曲されて翌年に出版された作品集『24の子供のためのやさしい小品』の中の1曲です。
4分の2拍子で臨時記号を用いた半音で変化していく旋律と、スタッカートを活用した躍動的な左手の伴奏が特徴で、短いながらもインパクトを与えられる楽曲ですね。
単に音符を追うだけではなく、さまざまなパフォーマンスを繰り出すピエロのように次々と変化していく楽曲の展開を楽しみながら弾いてみましょう。
ブルグミュラー25の練習曲 Op.100 第25番「貴婦人の乗馬」Johann Burgmüller

1851年に公開されたアルバム『25の練習曲 Op.100』を締めくくる、華やかで勇壮な一曲です。
この楽曲の原題は「騎士らしさ」を意味しており、その名の通り、凛々しくも優雅な物語の主人公になったような気分を味わえます。
馬が軽やかにステップを踏むようなスタッカートや、クライマックスへ向かう音階は聴いているだけで心が躍りますね。
演奏では音の強弱やタッチの違いで場面の移り変わりを表現できるかがカギとなるでしょう。
物語を想像しながら、自分だけの表現を見つけていく楽しさを感じられる作品です。
【初級編】発表会で弾きたいおすすめのピアノ曲まとめ(81〜90)
スピード自動車中田喜直

ピアノの練習曲でよく使われるこの曲は、小気味よいリズムと軽快な躍動感に満ちています。
まるで自動車が道路を疾走していくかのような臨場感があふれる楽曲で、演奏していて思わず笑みがこぼれてしまいます。
本作は、アクセントやスタッカートなどの演奏記号が効果的に使われており、リズム感やタッチの使い分けなど、技術的な要素も学べる魅力的な1曲です。
男の子がピアノ発表会で弾くのにぴったりな選曲で、演奏しながら情景を思い浮かべ、聴衆の心もつかむことでしょう。
エネルギッシュなステージを作り出したい方や、音楽を通じて表現力を磨きたい方にぜひおすすめしたい楽曲です。
土人のおどり中田喜直

力強くかっこいい曲をお探しの6歳のお子さまには、日本人作曲家中田喜直さんが手掛けた作品はいかがでしょうか。
大地を元気に踏み鳴らして踊るような、野性的でエネルギッシュな光景が目に浮かびますね。
スタッカートやアクセントをはっきりと弾き分けることが、この楽曲が持つ躍動感を表現するポイントになるでしょう。
実際に2004年に行われたコンクールでは、見事1位に輝いたという記録もあります。
本作は音の強弱で表情をつける練習にぴったりで、発表会で少し背伸びしたかっこいい曲を弾きたいお子さまにおすすめです。
『蝶々』作品2 第12曲「終景と帰り行く兄弟たち」Robert Schumann

ロベルト・シューマンの作品2『蝶々』のフィナーレである第12曲は、仮面舞踏会の終わりを描いた優美な小品です。
1831年に出版されたこの曲は、舞踏会の終焉と参加者たちの帰路を繊細に表現しています。
軽やかでありながらも感傷的な雰囲気を持ち、伝統的な「祖父の舞曲」の旋律が引用されているのが特徴です。
音が徐々に静まっていく終盤は、まるで舞踏会の灯が一つずつ消えていくような情景が目に浮かびます。
ピアノ演奏の基礎を身につけた方で、ロマン派の情感が豊かな表現に挑戦したい方におすすめです。
物語性を大切にしながら、シューマンの詩的な世界観を味わってみましょう。
夢やぶれてClaude-Michel Schonberg

ミュージカル界の巨匠クロード=ミシェル・シェーンベルクの代表作『レ・ミゼラブル』。
そのなかでもファンティーヌが歌うこの曲は、心に深く刻まれる感動のナンバーです。
若き日の夢と希望、そして現実の厳しさに打ちのめされる女性の姿を美しく描き出しています。
1980年の初演以来、世界中の観客を魅了し続けてきた本作。
ピアノで弾いてみると、その魅力がより深く感じられることでしょう。
発表会でも人気の高い曲なので、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
さぁ、ワルツを踊ろうWilliam Gillock

子供向けの作品でありながらも聴き映えのする楽曲を作ることに長けていたアメリカの偉大な作曲家、ウィリアム・ギロックさん。
ピアノ初心者にとってなじみ深い作曲家ですね。
こちらの『さぁ、ワルツを踊ろう』は、そんなギロックさんの作品のなかでも特にオススメしたい楽曲。
伴奏も主旋律も非常にシンプルなので、ワルツのリズムを覚えさせるにはうってつけの作品です。
聴き映えもするので、ぜひピアノ発表会の参考にしてみてください。



