【初級編】発表会で弾きたいおすすめのピアノ曲まとめ
ピアノを習う方々が経験するビックイベント、それは……発表会!
ご家族やお友達だけでなく、多くのお客様に演奏を披露するために練習することは、ピアノを続けていくモチベーションにつながります。
さらに、1人で舞台に立ち最後まで演奏できた経験は、大きな自信へと繋がっていくはずです。
そんな発表会を実りあるものにするためには、選曲が重要!
演奏技術を身につけるのももちろん大切ですが、舞台で演奏できる良い機会ですので、演奏者も聴いてくださるお客様も一緒に楽しめる作品を選びたいものです。
そこで本記事では、クラシック作品だけでなく、ポピュラー音楽から映画音楽まで大人も子供も楽しんで演奏できる名曲をご紹介します。
次の発表会候補曲との出会いにつながれば幸いです。
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【初級編】発表会で弾きたいおすすめのピアノ曲まとめ(91〜100)
アングレーズJohann Georg Leopold Mozart

モーツァルト、といってもヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトではなくお父さんのレオポルト・モーツァルトが作曲を手掛けた『アングレーズ』は、17世紀に流行したリズミカルな2拍子を用いたイギリス風の舞曲です。
バロック時代から古典派への移行期に作曲された作品のため、どちらの影響も感じられるのが特徴的!
お子さま向けの楽譜にも掲載されることが多い作品ですが、バロック時代の音楽らしい左右それぞれで旋律を奏でる構成に、やや難しさを感じるかもしれませんね。
とはいえ、基本をしっかり押さえながら丁寧に練習していけば、上品さと華やかさを兼ね備えた作品の美しさを味わいながら、楽しく発表会で演奏できるでしょう!
エリーゼのためにLudwig van Beethoven

ピアノを習っている方なら一度は憧れる、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの名曲です!
ピアノ曲として有名なのはもちろん、さまざまなアーティストによって歌謡曲やポップスなどにアレンジされています。
左手と右手をなめらかにつないでいく穏やかな最初のフレーズや、中間の明るく華やかなフレーズ、その後の激しい怒りのようなフレーズなど、変化に富んでいるのも魅力の一つ。
曲の雰囲気の変化に注目しながら、たっぷりと抑揚をつけて弾いてみましょう!
【初級編】発表会で弾きたいおすすめのピアノ曲まとめ(101〜110)
ジプシーの踊りHeinrich Lichner

ピアノ学習に最適な小品を数多く残したドイツの作曲家、ハインリッヒ・リヒナー。
彼の作品のなかでも特に親しまれている1曲が、情熱的なリズムが心地よいジプシーの踊りをイメージした作品です。
メロディを軽やかに、そして左手のスタッカートをはっきりと演奏するのがポイントですが、いちばん大切なのは曲全体の躍動感を表現すること!
ジプシーの人々の自由な踊りをイメージしながら、表情豊かに演奏しましょう。
中間部での曲調の変化にも注目です。
本作は発表会でも映える1曲なので、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
野ばらに寄せてEdward MacDowell

アメリカの作曲家エドワード・マクダウェルが1896年に作曲した『森のスケッチ Op.51』の中の1曲。
穏やかで心洗われるような美しいメロディが印象的な作品です。
音数はそれほど多くありませんが、メロディラインが左右にちりばめられているため、常にメロディがどこにあるのか意識しつつ、伴奏と音量のバランスをとりながら弾いていくことが大切です。
楽譜のメロディ部分に色を付けて、視覚でも区別できるようにしておくと、より意識しやすくなりますよ!
舞踏の時間にHeinrich Lichner

ピアノ初級者向けの作品を数多く残したことで知られている、ドイツの作曲家ハインリッヒ・リヒナーの『舞踏の時間に』。
リヒナー作曲の『忘れな草』や『短いお話』などと並んで、発表会で取り上げられることの多い作品です。
軽やかなワルツのリズムを保ちながら、かわいらしいメロディーや途中で現れる装飾音符のような三連符を、明るくキラキラした音で弾けるとよいでしょう。
伴奏の1拍目のベース音が伸びているところにも、注目してみてくださいね!
ブルグミュラー25の練習曲 Op.100 1. すなおな心Johann Burgmüller

ある程度譜読みができ指もしっかりしてきた段階で、多くのピアノ学習者が手にするドイツの作曲家ヨハン・ブルグミュラーの『ブルグミュラー25の練習曲 Op.100』。
25曲の中には発表会で人気の曲も多数含まれていますが、中でも『すなおな心』は第1曲目ということもあり、誰もが練習する作品として知られています。
下行するメロディが転ばないようコントロールしながら、曲集のトップを飾る明るく爽やかな曲調を楽しみましょう。
6つのメヌエット 第2番 WoO.10 ト長調Ludwig van Beethoven

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンが1795年に作曲したオーケストラのための作品『6つのメヌエットWoO.10』のピアノ編曲版の中の1曲で、テレビCMなどでもたびたび使用されている名曲です。
オーケストラのためといっても、現存するのはピアノ編曲版のみ。
右手の重音をそろえてリズムを正しく演奏ために丁寧な練習が必要ですが、難易度はそれほど高くないため、ピアノ初級者の練習曲や発表会曲として人気の高い作品です。
なめらかなテーマ部分と、中間部の軽やかなステップのような部分を弾き分けることで、メリハリのある演奏に仕上がりますよ!