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【ピアノ曲】子供でも弾きやすい!簡単なクラシック作品を一挙紹介

【ピアノ曲】子供でも弾きやすい!簡単なクラシック作品を一挙紹介
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【ピアノ曲】子供でも弾きやすい!簡単なクラシック作品を一挙紹介

ピアノを習い始めたお子さまがピアノへの興味を失うきっかけの一つ、それは「ピアノって難しい……」と感じてしまうこと。

譜読みが難しくなかなか練習が進まなかったり、指が思うように動かず一向に先生から合格をもらえなかったりすると、興味津々で始めたはずのピアノに対してマイナスな感情を抱いてしまいがちです。

そこで本記事では、子供でも弾きやすい簡単なクラシック作品をご紹介します。

難易度の体感や進み具合は必ず個人差がありますが、お子さまが「ピアノって楽しい!」と感じられるよう、その子に合った曲をピックアップしてみてくださいね。

もくじ

【ピアノ曲】子供でも弾きやすい!簡単なクラシック作品を一挙紹介(1〜20)

「天国と地獄」より序曲Jacques Offenbach

【運動会の曲】天国と地獄 (ピアノ簡単)【ゆっくり・初心者向け】(Orpheus in Der Unterwelt~CAN CAN)
「天国と地獄」より序曲Jacques Offenbach

ジャック・オッフェンバックが1858年に作曲した、オペレッタの序曲として有名な本作。

日本では運動会やスポーツイベントでよく使用され、聴くだけで元気が出てきますね。

明るく楽しい音楽は、練習していても楽しめること間違いなし!

テンポは最初ゆっくりから始め、徐々に上げていけると曲の持っている軽快な雰囲気を表現できるでしょう。

弾けるようになったら友達の前でも弾いてみると、みんなも楽しめる魅力的な作品です!

主よ、人の望みの喜びよ BWV147J.S.Bach

主よ、人の望みの喜びよ/ピアノソロ 初級
主よ、人の望みの喜びよ BWV147J.S.Bach

バロック時代を代表する作曲家、ヨハン・ゼバスティアン・バッハが1723年に作曲した教会カンタータの一部。

心を癒す美しい旋律と深い信仰心が込められた歌詞が特徴的です。

イエス・キリストへの愛と感謝を歌った内容で、結婚式やクリスマスなどの祝祭でよく演奏される定番曲となっています。

映画やテレビ番組でも使用され、幅広いメディアで親しまれているため、一度は聴いたことがあるお子さんも多いのではないでしょうか。

ゆったりしたテンポなので弾きやすく、左手の伴奏は単音でも十分な演奏効果を得られます。

慣れてきたら和音にしてみて、より響きを感じられるようになるとよいですね。

フランス組曲 第1番 BWV 812 メヌエットⅠNEW!J.S.Bach

Bach French Suite No.1 “Menuet 1” P. Barton, FEURICH 133 piano
フランス組曲 第1番 BWV 812 メヌエットⅠNEW!J.S.Bach

バロック時代の舞曲形式の中でも、この優雅な3拍子の楽曲は1722年から1725年頃に作曲され、「アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳」にも収録されています。

シンプルで親しみやすい旋律でありながら、対位法的な要素も含まれており、教会で響く上品な音色をイメージしながら演奏すると雰囲気が出てきます。

本作は技術的な難易度が比較的低いため、ピアノを始めて間もない方やバロック音楽に憧れを持つ方におすすめです。

音色や表現、強弱などが重視されるクラシックの場合は、ロングトーンの練習や良い音色の探求をしながら弾いてみましょう。

組曲「惑星」より「木星」Gustav Holst

「組曲「惑星より木星」」ホルスト【初心者でも絶対弾ける!ピアノの弾き方】☆2
組曲「惑星」より「木星」Gustav Holst

グスタフ・ホルストが作曲した組曲の一部である本作。

ローマ神話の主神にふさわしい風格を持ちながらも、ホルストが祝祭的な喜びを表現したかったという意図が込められています。

ゆったりしたテンポで音数も多くないので、ピアノを始めたばかりのお子さんでも取りかかりやすい作品。

宇宙の壮大さを感じられ、想像力も養われるので、表現力を極めたいお子さんにもオススメですよ!

ぜひ弾いてみてくださいね。

インヴェンション 第2番 ハ短調 BWV 773NEW!J.S.Bach

バッハ / インヴェンション No.2 ハ短調 ( J.S.Bach: Two-Part Invention No.2, in C minor BWV 773 )
インヴェンション 第2番 ハ短調 BWV 773NEW!J.S.Bach

『インヴェンション』の第2番として知られるこのハ短調の作品は、バロック時代の対位法技術が凝縮された魅力的な1曲です。

1723年にまとめられた教育的作品集の一部で、右手と左手が2小節ずれてカノン形式で対話する構造となっています。

短い作品ながら声部の入れ替わりや転調も含まれ、演奏者には各声部の独立性とバランスが求められます。

ハ短調という調性が生み出す内省的で厳格な雰囲気も印象的で、単なる練習曲を超えた芸術性を持っています。

対位法の美しさを学びたい方や、バロック音楽の奥深さに触れたい方におすすめです。

技術的な挑戦と音楽的表現力を同時に養える、学習者にとって貴重なレパートリーとなるでしょう。

フランス組曲 第1番 BWV 812 サラバンドNEW!J.S.Bach

Bach French Suite No.1 “Sarabande” P. Barton, FEURICH 133 piano
フランス組曲 第1番 BWV 812 サラバンドNEW!J.S.Bach

バロック音楽に憧れはあるものの、複雑な対位法が苦手という方にはこの楽曲がおすすめです。

1722年頃に作曲されたこの作品は、アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳に収められていることからも、家庭での演奏を意図した親しみやすい楽曲となっています。

3拍子のゆっくりとした舞曲で、シンプルな和声進行と美しい装飾音が特徴的です。

曲調もゆっくりですし、難しいフレーズも技巧的なところもないため、バロック音楽を弾き始めた方でも練習すればすぐに演奏できます。

音色や表現、強弱などが重視されるので、良い音色の探求をしながら弾きましょう。

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