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【ピアノ曲】子供でも弾きやすい!簡単なクラシック作品を一挙紹介

ピアノを習い始めたお子さまがピアノへの興味を失うきっかけの一つ、それは「ピアノって難しい……」と感じてしまうこと。

譜読みが難しくなかなか練習が進まなかったり、指が思うように動かず一向に先生から合格をもらえなかったりすると、興味津々で始めたはずのピアノに対してマイナスな感情を抱いてしまいがちです。

そこで本記事では、子供でも弾きやすい簡単なクラシック作品をご紹介します。

難易度の体感や進み具合は必ず個人差がありますが、お子さまが「ピアノって楽しい!」と感じられるよう、その子に合った曲をピックアップしてみてくださいね。

【ピアノ曲】子供でも弾きやすい!簡単なクラシック作品を一挙紹介(51〜60)

7つのレントラー WoO 11 第4番Ludwig van Beethoven

明るく軽快な3拍子のダンス音楽で、かつてのオーストリアの農民たちの素朴な踊りが楽しく表現されています。

本作は約1分ほどの短い曲ながら、ベートーヴェンならではの和声の工夫とリズムの変化が随所に見られ、聴いていて飽きることがありません。

1799年に作曲された当時のウィーンの舞踏文化を垣間見られて、柔らかい雰囲気と親しみやすい旋律が魅力的です。

ピアノの表現力を活かしつつ、シンプルな中にも芸術性の高い仕上がりとなっています。

ピアノの発表会やコンクールでも演奏される機会が多い曲で、リズム感を大切にしながら、明るく快活な気持ちで演奏すると、聴く人にも楽しさが伝わることでしょう。

アルマンド イ長調 WoO 81Ludwig van Beethoven

4分の4拍子で優雅に流れる舞曲は、16世紀から17世紀にかけて人気を博したドイツの伝統的なスタイルを踏襲しながら、1793年ウィーンで作曲された作品です。

右手で奏でられる華やかな旋律と、左手の落ち着いた伴奏が見事に調和し、短い演奏時間ながらも豊かな音楽表現が詰まっています。

本作は穏やかな流れの中にベートーヴェンらしい個性的な表現が織り込まれ、落ち着いた気分で演奏を楽しめます。

シンプルながらも魅力的な旋律は、ピアノを楽しく練習したい方や、クラシック音楽の世界に触れてみたい方にぴったりの一曲です。

ジャンルカ・カッショーリやロナルド・ブラウティガムなど、著名なピアニストたちの演奏でも親しまれています。

ピアノのための11の新しいバガテル Op.119 第1曲 ト短調Ludwig van Beethoven

シンプルなピアノ小品でありながら、1820年から3年がかりで作曲された表情が豊かな作品です。

短い曲でありながら、スラーを用いた繊細なフレーズやト短調からト長調への印象的な転調など、豊かな音楽表現が含まれています。

ピアノを学ぶ方に向けた教材としても広く活用されており、中級程度の演奏難易度で、ベートーヴェンの世界観を堪能できる楽曲となっています。

本作は晩年の作風を色濃く反映した曲で、シンプルな中にも深い音楽的洞察が込められています。

静寂の中で終わるエンディングまで、音楽的な発見がちりばめられた魅力的な1曲です。

子供のためのアルバム 作品68-10「楽しき農夫」Robert Schumann

「楽しき農夫」弾きました。シューマン作曲「子供のためのアルバムより」(難易度12=ブルグミュラー中頃) Schumann, Robert:Album für die Jugend Op.68-10
子供のためのアルバム 作品68-10「楽しき農夫」Robert Schumann

ロベルト・シューマンによってわずか2週間で作曲して仕上げられた、全43曲からなるピアノ小品集『子供のためのアルバム』の第10曲目の『楽しき農夫』。

この曲集の中でも、特に知名度が高い作品の一つです。

ポイントは、終始左手がメロディーであること!

メロディーの音が伸びている部分で、合いの手のように右手の刻みが入ります。

はじめは左手をなめらかに演奏するのが難しいと感じるかもしれませんが、弾けるようになってしまえば、陽気なメロディーとリズムを刻む右手のフレーズに、なんともいえない心地よさを感じられるはずです!

【ピアノ曲】子供でも弾きやすい!簡単なクラシック作品を一挙紹介(61〜70)

ラッパ手のセレナードFritz Spindler

ラッパ手のセレナード(スピンドラー)Trompeterstäntchen (Spindler)
ラッパ手のセレナードFritz Spindler

軽快なメロディーと生き生きとした躍動感が印象的な一曲です。

トランペットの音色を巧みにピアノで表現した本作は、聴く人の心を明るく元気にしてくれます。

快速なテンポで奏でられる旋律は、まるで爽やかな朝の光のように心地よく、同音連打や軽やかなスタッカートが曲の魅力を一層引き立てています。

演奏には指の独立性やリズム感が求められますが、適度な技術レベルで取り組める作品です。

発表会やコンサートでの演奏にもぴったりで、演奏者だけでなく、聴衆の方々にも楽しんでいただける親しみやすさがあります。

明るく前向きな気持ちになれるすてきな楽曲なので、ぜひレパートリーに加えてみてはいかがでしょうか。

25の練習曲 Op.100 第25曲「貴婦人の乗馬」Johann Burgmüller

第46回 A2級入賞者記念コンサート【貴婦人の乗馬】5歳 ピティナ・ピアノコンペティション2022 age 5 Burgmüller:25 No.25 La chevaleresque
25の練習曲 Op.100 第25曲「貴婦人の乗馬」Johann Burgmüller

ブルグミュラーの名作『25の練習曲』のトリを務める作品、『貴婦人の乗馬』。

『アラベスク』や『やさしい花』、『天使の声』と並んで、ブルグミュラーの作品のなかでは比較的簡単な作品として知られています。

そんな本作のポイントは初心者が習得すべき技術が詰まっている点ではないでしょうか。

扱う鍵盤が広く、和音や速めの右手なども登場します。

お子さまの基礎力をつけるにはぴったりの作品です!

ラデツキー行進曲Johann Strauss I

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の「ニューイヤーコンサート」で演奏される曲としても知られる、ヨハン・シュトラウス1世作曲の『ラデツキー行進曲』。

この曲を聴くと新たな1年の始まりを実感する、という方も少なくないはず。

観衆が手をたたきながら演奏を聴いている光景もおなじみですよね。

この曲の特徴は、やはり手拍子でリズムを刻みたくなるような軽快さ!

ご紹介している楽譜は、オーケストラの音のなかでも特に重要な音のみで構成されていますので、テンポを一定に保ちながら軽やかかつ力強い音で演奏できるといいですね。