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【ピアノ曲】子供でも弾きやすい!簡単なクラシック作品を一挙紹介

ピアノを習い始めたお子さまがピアノへの興味を失うきっかけの一つ、それは「ピアノって難しい……」と感じてしまうこと。

譜読みが難しくなかなか練習が進まなかったり、指が思うように動かず一向に先生から合格をもらえなかったりすると、興味津々で始めたはずのピアノに対してマイナスな感情を抱いてしまいがちです。

そこで本記事では、子供でも弾きやすい簡単なクラシック作品をご紹介します。

難易度の体感や進み具合は必ず個人差がありますが、お子さまが「ピアノって楽しい!」と感じられるよう、その子に合った曲をピックアップしてみてくださいね。

【ピアノ曲】子供でも弾きやすい!簡単なクラシック作品を一挙紹介(31〜40)

子供のためのアルバム 作品68-1「メロディ」Robert Schumann

シューマン: 子供のためのアルバム Op.68-1 メロディ Pf.赤松林太郎:Akamatsu,Rintaro
子供のためのアルバム 作品68-1「メロディ」Robert Schumann

ロベルト・シューマンが子供や若い世代のために書いた43曲からなるピアノ小品集『子供のためのアルバム』の第1曲『メロディ』。

シンプルで温かみのある旋律にシューマンらしさを感じる、美しい楽曲です。

音が少なくお子さまでもチャレンジしやすい曲ですが、穏やかな美しさを表現するためには、左右のバランスを意識することが大切!

右手のやさしいメロディーが主役になるよう、左手の音量をなるべく抑えて、丁寧に弾いてみてくださいね。

ボーイズ・メリーゴーランドNiels Wilhelm Gade

Gade : Boy’s Merry-Go-Round / ゲーデ:ボーイズ・メリーゴーランド
ボーイズ・メリーゴーランドNiels Wilhelm Gade

明るく軽快なリズムが魅力的なこども向けのピアノ曲です。

シンプルながらも美しいメロディーが印象的で、こどもたちが輪になって踊る様子を生き生きと描写しています。

アルバム『こどものクリスマス』に収録された本作は、遊び心に満ちた楽しい雰囲気を持ち、男の子らしい活発さが表現されています。

教育的配慮と芸術性を兼ね備えており、ヨーロッパの伝統的なこどもの遊びの情景が目に浮かぶような一曲です。

イギリス王立音楽検定のピアノ課題曲としても取り上げられ、舞台映えする演奏曲として世界中で親しまれています。

発表会で華やかに演奏したい方におすすめの作品です。

フランス組曲 第6番 BWV817 ガボットJ.S.Bach

Bach French Suite No.6 “Gavotte” P. Barton, FEURICH 218 piano
フランス組曲 第6番 BWV817 ガボットJ.S.Bach

バロック時代に作曲された組曲の中でも、この楽曲は明快な2拍子のリズムと親しみやすい旋律が魅力です。

1722年から1725年頃に教育目的で書かれた作品で、フランス風の優雅さとドイツ的な構築性が見事に融合しています。

宮廷舞踏の雰囲気を現代に伝える貴重な楽曲として、演奏者には表現力と技術の両方が求められますが、難しいフレーズや技巧的な部分が少ないため取り組みやすいのが特徴です。

ピアノを始めて間もない方やバロック音楽に挑戦してみたい方におすすめで、音色や表現を重視しながら練習することで、当時の宮廷の雰囲気を感じながら演奏できるでしょう。

思い出Wolfgang Amadeus Mozart

思い出 モーツァルト Souvenir Mozart
思い出Wolfgang Amadeus Mozart

ト長調の穏やかな雰囲気と流れるような旋律が印象的なピアノ小品です。

アルベルティ・バスと呼ばれる伴奏型を用いた美しい旋律は、シンプルながらも古典派の様式美が感じられ、聴く人の心を癒してくれます。

分散和音による流れるような伴奏は、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの多くのピアノ作品に見られる特徴で、本作でもその魅力が存分に発揮されています。

演奏に取り組みやすい構成でありながら、表現力を引き出すことのできる作品です。

基本的な演奏技術を身につけた方や、クラシック音楽に親しみたい方におすすめの1曲といえるでしょう。

フランス組曲 第1番 BWV 812 メヌエットⅡJ.S.Bach

Bach French Suite No.1 “Menuet 2” P. Barton, FEURICH 133 piano
フランス組曲 第1番 BWV 812 メヌエットⅡJ.S.Bach

フランス組曲の中でも親しみやすく、バロック音楽への入門にぴったりなのがこの舞曲です。

1722年頃に作曲されたこの楽曲は、妻アンナ・マグダレーナのための音楽帳にも収録されており、家庭での演奏を想定した温かみのある作品となっています。

優雅でありながら内省的な雰囲気を持ち、バッハ独特の対位法が随所に織り込まれていますが、技巧的な難易度は抑えられているため、弾きやすいのが魅力です。

通常はメヌエットIと組み合わせて演奏され、その穏やかで深い感情表現は聞く人の心に静かに響きます。

バロック音楽に挑戦してみたい方や、表現力を磨きたい方におすすめの一曲です。

【ピアノ曲】子供でも弾きやすい!簡単なクラシック作品を一挙紹介(41〜50)

8つの小品 Op.84 第3番 フーガGabriel Fauré

フーガという形式を用いながらも流れるような美しさと繊細な深みを備えた1曲です。

この楽曲は1869年に作曲され、4声体で綿密に織り合わされた構成が魅力的。

主題の明瞭さと各声部の絡み合いが、まるで優雅な社交ダンスを見ているかのような印象を与えます。

本作では、イ短調からイ長調への転調が印象的で、フランス音楽特有の洗練された優美さが光ります。

1903年4月にリカルド・ヴィニェスによって初演された際も、その繊細な表現力が称賛を集めました。

クラシック音楽の伝統的な形式に親しみたい方や、フランス音楽の優雅さに魅了された方におすすめの作品です。

クシコス・ポストHermann Necke

クシコス・ポスト(ネッケ)Csikos Post (Necke)
クシコス・ポストHermann Necke

この曲を聴くと思わず走りたくなってしまう、そんな方も多いのではないでしょうか?

ドイツの作曲家ヘルマン・ネッケ作曲の『クシコス・ポスト』は、運動会の徒競走のBGMでおなじみの作品ですよね。

管楽器で演奏された華やかなアレンジを耳にすることが多いかもしれませんが、もともとはピアノ曲なんです!

今回ご紹介している楽譜は左手が4分音符ですが、さらに細かく8分音符にして演奏することで、より原曲の軽快な雰囲気に近づけられます。

練習を積み重ねて、どんどんテンポアップしてみてくださいね!