【初級編】発表会で弾きたいおすすめのピアノ曲まとめ
ピアノを習う方々が経験するビックイベント、それは……発表会!
ご家族やお友達だけでなく、多くのお客様に演奏を披露するために練習することは、ピアノを続けていくモチベーションにつながります。
さらに、1人で舞台に立ち最後まで演奏できた経験は、大きな自信へと繋がっていくはずです。
そんな発表会を実りあるものにするためには、選曲が重要!
演奏技術を身につけるのももちろん大切ですが、舞台で演奏できる良い機会ですので、演奏者も聴いてくださるお客様も一緒に楽しめる作品を選びたいものです。
そこで本記事では、クラシック作品だけでなく、ポピュラー音楽から映画音楽まで大人も子供も楽しんで演奏できる名曲をご紹介します。
次の発表会候補曲との出会いにつながれば幸いです。
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もくじ
- 【初級編】発表会で弾きたいおすすめのピアノ曲まとめ
- 花の歌Gustav Lange
- ラッパ手のセレナードFritz Spindler
- 子供のアルバム 第1集 「少年時代の画集」:第7曲 木馬(騎兵隊)Aram Khachaturian
- スティリエンヌ-ブルグミュラー25の練習曲 Op.100 第14番Johann Burgmüller
- おどりとうたと中田喜直
- 子供のアルバム 第1集 「少年時代の画集」 第5曲 エチュードAram Khachaturian
- はつかねずみの運動会平吉毅州
- ワルツレントOskar Merikanto
- アルプスの夕映えTheodor Oesten
- アラベスク-ブルグミュラー25の練習曲 Op.100 第2番Johann Burgmüller
- パッヘルベルのカノンJohann Pachelbel
- コントルダンスFrederic Chopin
- メヌエット ト長調J.S.Bach
- ピアノ・ソナタ第16番 ハ長調 K. 545Wolfgang Amadeus Mozart
- 人形の夢と目覚めTheodor Oesten
- 君をのせて久石穣
- ムーンリバーHenry Mancini
- ソナチネ Op.13-1 第1楽章Dmitri Kabalevsky
- ウィンナー・マーチCarl Czerny
- 戦場のメリークリスマス坂本龍一
- ミステリーを追え樹原涼子
- カーニバルの舞踏会William Gillock
- ボーイズ・メリーゴーランドNiels Wilhelm Gade
- 勇敢な兵士Cornelius Gurlitt
- インディアンの踊りWilliam Gillock
- かいぞくRoger Grove
- スピード自動車中田喜直
- 豚飼いの踊りBartók Béla
- 真夜中の火祭り平吉毅州
- スクランブル交差点橋本晃一
- 『蝶々』作品2 第12曲「終景と帰り行く兄弟たち」Robert Schumann
- 華やかなワルツGlenda Austin
- いいことがありそう!湯山昭
- ソナチネ ヘ長調 第1楽章Anton Diabelli
- ソナチネ Op.36-1 より3楽章Muzio Clementi
- ソナチネ 第1番 第1楽章 Op.20-1Friedrich Kuhlau
- パッサカリア チェンバロ組曲第7番 (HWV 432)Georg Friedrich Händel
- ブルグミュラー25の練習曲 Op.100 第15番 「バラード」Johann Burgmüller
- インヴェンション8番 BWV779J.S.Bach
- マーチ BWV Anh.122Carl Philipp Emanuel Bach
- ブルグミュラー25の練習曲 Op.100 第11番せきれいJohann Burgmüller
- ソナチネ 第7番 第1楽章Muzio Clementi
- トッカティーナDimitri Kabalevsky
- 夢想Claude Debussy
- タランテラ Op.77-6Moritz Moszkowski
- ソナチネ 第8番 第1楽章Muzio Clementi
- ソナチネ 第10番 第1楽章Muzio Clementi
- ソナチネOp.13-1 第1楽章Dimitri Kabalevsky
- ブルグミュラー25の練習曲 Op.100 第2番「狩り」Johann Burgmüller
- ババヤガ Op.39-20Pyotr Tchaikovsky
- トルコ風ロンドJohann Burgmüller
- 「アルルの女」第2組曲 第3曲「メヌエット」Georges Bizet
- ブルグミュラー25の練習曲 Op.100 第20番「タランテラ」Johann Burgmüller
- パリの休日William Gillock
- ガラスのくつWilliam Gillock
- デイ・ドリーム・ビリーバーThe Monkees
- 彼こそが海賊Klaus Badelt/Hans Zimmer
- 美しき青きドナウJohann Strauss II
- カスタネットWilliam Gillock
- カノンJohann Pachelbel
- 子どものためのピアノ曲集『虹のリズム』1.タンポポがとんだ平吉毅州
- キラキラ星変奏曲Wolfgang Amadeus Mozart
- 騎士Dmitri Kabalevsky
- 紡ぎ歌Albert Ellmenreich
- 魔女たちのおどりTheodor Kullak
- 魔法の木William Gillock
- ガボットFrançois-Josehp Gossec
- 春Samuel Maykapar
- ポロネーズ ハ長調 Op.155-4Theodor Oesten
- 子供のためのアルバム 作品68-2「兵士の行進」Robert Schumann
- 愛らしいタランテラStreabbog
- 忘れな草Heinrich Lichner
- 夢やぶれてClaude-Michel Schonberg
- 子供のためのアルバム 作品68-10「楽しき農夫」Robert Schumann
- 2つのアラベスク 第1番Claude Debussy
- アレグレットAnton Diabelli
- トルコ行進曲Ludwig van Beethoven
- ピアノソナタ第14番 嬰ハ短調 作品27-2「月光」第一楽章Ludwig van Beethoven
- 子供のためのアルバム Op.68 第8曲「勇敢な騎士」Robert Schumann
- 手品師William Gillock
- すみれStreabbog
- さらばピアノよLudwig van Beethoven
- 人生のメリーゴーランド久石譲
- バースデイ・マーチLouis Köhler
- パプリカFoorin
- こどものアルバム 第1集 少年時代の画集 第1曲 小さな歌Aram Khachaturian
- エリーゼのためにLudwig van Beethoven
- クシコス・ポストHermann Necke
- ジプシーの群れFranz Behr
- 道化師Dimitri Kabalevsky
- スケルツィーノGeorg Philipp Telemann
- 舞踏の時間にHeinrich Lichner
- 6つのメヌエット 第2番 WoO.10 ト長調Ludwig van Beethoven
- ジャングル・フィーバーCatherine Rollin
- よろこびのうたLudwig van Beethoven
- 野ばらに寄せてEdward MacDowell
- さんぽ久石穣
- 名探偵コナン「メイン・テーマ」大野克夫
- 狩の曲Cornelius Gurlitt
- アングレーズJohann Georg Leopold Mozart
- …続く
【初級編】発表会で弾きたいおすすめのピアノ曲まとめ(61〜80)
ガボットFrançois-Josehp Gossec

テレビ番組やCMのBGMなどでもおなじみの『ガボット』は、もともとはフランスの作曲家フランソワ=ジョセフ・ゴセックによるオペラ作品の中で使われた楽曲。
バイオリンとオーケストラによって演奏されていた作品ですが、現在では多くの優しく弾ける初心者向けのピアノの作品集にも収録されており、発表会でも頻繁に演奏されています。
この楽曲の上品さの秘密は、軽やかなスタッカートと中間部の繊細なレガートの対比!
各部分の雰囲気の違いを明確にして、メリハリのある演奏に仕上げましょう。
春Samuel Maykapar

発表会曲やコンクールの課題曲として取り上げられることの多い、ウクライナ出身の作曲家兼ピアニスト、サムイル・マイカパルの『春』。
穏やかな春の訪れを感じさせる、ゆったりとした曲調の作品です。
中間部は少し活発な印象になるため、短い中でも変化をつけやすい作品といえるでしょう。
宮廷音楽のような上品さを損なわないようなめらかにレガートで演奏し、伴奏の音量を極力抑えながら、やさしい音色で演奏できるといいですね。
ポロネーズ ハ長調 Op.155-4Theodor Oesten

19世紀のドイツで活躍したピアノ教師兼作曲家、テオドール・エステンの『ポロネーズ』は、初級から中級に差し掛かるくらいのお子さまの発表会曲としてオススメの作品です!
軽やかでスピード感のあるワルツのリズムは難しく感じられるかもしれませんが、左手の伴奏は非常にシンプルなため、右手のメロディを重ねるもそれほど難儀ではないはず。
ゆっくり丁寧に譜読みをしたあとは、かっこよく舞台で演奏できるよう、徐々にテンポアップしていきましょう。
子供のためのアルバム 作品68-2「兵士の行進」Robert Schumann

兵隊が足並みをそろえて行進する様子が目の前に浮かび上がるような、明るく快活な1曲!
『子供のためのアルバム』の第2曲『兵士の行進』は、和音と付点リズムの連続で構成されています。
和音の音すべてをそろえて弾くことに難しさを感じるかもしれませんが、ゆっくり丁寧に練習すれば、和音の音をすべてしっかりとらえられるようになります。
弾むようなリズムを体に覚え込ませるために、練習にリズム打ちを取り入れるのもオススメですよ!
愛らしいタランテラStreabbog

技術的にはまだまだ未熟だけど、両手をばっちり使った作品を弾いてみたい……そんな初級の方にぜひおすすめしたいのが『愛らしいタランテラ』です。
ストリーボッグという芸名で知られるジャン・ルイ・ゴバールツが作曲したこちらの作品は、アップテンポで力強い8分の6拍子を軸とした情熱的な曲調で、ピアノの発表会でも演奏される機会の多い1曲です。
「タランテラ」とは、イタリアはナポリの舞曲のこと。
シンプルな伴奏の上に表情豊かなメロディーを重ねて、ダイナミックな演奏に仕上げましょう。
忘れな草Heinrich Lichner

切なく美しいメロディーが印象的な『忘れな草』。
英語では「私を忘れないで」を意味する『Forget Me Not』のタイトルで親しまれているそうです。
タイトルと曲の雰囲気がピッタリマッチしていますよね。
悲しみに満ちた曲ですが、ただ静かに演奏するだけでは単調でつまらない印象になり、練習していても飽きてしまうでしょう。
楽譜に書かれた強弱記号や細かい変化記号に注目しながら、静かな中にも変化を感じられる演奏になるよう心がけてみてくださいね。