【初心者向け】ピアノで演奏したいオススメのジブリの名曲
日本を代表する数々のアニメーション映画を生み出してきたスタジオジブリ。
胸を打つ物語とともに、数々の名曲も生まれました。
主題歌や挿入歌のみならず、劇中で流れる背景の音楽も印象的な曲が多く、名シーンとともにその音楽も思い浮かべ、一度はピアノで弾いてみたい方もいらっしゃるのではないでしょうか。
スタジオジブリの作品にはピアノにぴったりな曲も多く存在します。
そこで本記事では、ピアノ初心者の方にオススメしたいジブリ作品の曲をご紹介します。
ぜひお好きな曲から、ピアノを始めてみてくださいね!
【初心者向け】ピアノで演奏したいオススメのジブリの名曲(1〜10)
君をのせて井上あずみ / 久石譲

切なくロマンティックな雰囲気で、ピアノに挑戦される大人の方から高い人気を得ている、映画『天空の城ラピュタ』の主題歌です。
メロディラインが非常に美しいため、伴奏がシンプルでも十分に原曲の感動的な世界観を味わえます。
左手の音域がそれほど広くないため右手の流れに集中しやすく、初心者の方にもオススメです!
まずは両手とも単音で流れていくアレンジをマスターし、徐々に和音の伴奏など音に厚みのある楽譜にもチャレンジしていきましょう。
晴れた日に久石譲

映画『魔女の宅急便』で主人公が希望を胸に旅立つシーンを彩る、心が弾むワルツ調の一曲です。
アコーディオンやマンドリンが奏でる異国情緒があふれるメロディは、新しい世界への期待感を表現しているようですよね。
本作は1989年7月の映画公開に合わせて急ピッチで制作されたそうですが、そんな背景を感じさせない、伸びやかで幸福感に満ちた旋律が本当に魅力的です。
3拍子の心地よいリズムは一定でつかみやすく、ピアノに挑戦される方にもオススメです。
まずは右手の美しい旋律を歌うように弾きこんで、シンプルな伴奏から合わせていくと、スムーズに両手で演奏できるようになるでしょう。
いつも何度でも木村弓

温かい歌声と懐かしさを感じるメロディが心を穏やかにしてくれる、スタジオジブリ制作の長編アニメーション映画『千と千尋の神隠し』の主題歌。
木村弓さんがライアーと呼ばれるたて琴でコードをポロンと奏でながら歌われている姿が、記憶に残っている方も多いのではないでしょうか?
シンプルなコードの上に、横に流れていく穏やかなメロディが重なっているため、手のポジション移動が少なくピアノでも弾きやすい作品です。
ぜひ取り組んでみてくださいね。
いのちの名前久石譲

久石譲さんが手掛けたこの曲は、映画『千と千尋の神隠し』のために作られた珠玉の1曲。
ピアノとストリングスが奏でる美しいメロディは、聴く者の心に深く響きます。
繊細な旋律は、不安や希望、喪失感と再発見の感覚を巧みに描き出し、映画の世界観を見事に表現しています。
左手はまずは単音でもよいので、弾けるようになってきたら和音で掴んでみてくださいね。
ゆったりしたテンポなので、切なくしっとりした曲を弾きたい初心者の方にオススメの1曲です。
人生のメリーゴーランド久石譲

懐かしさや切なさを感じさせる、素朴で不思議なメロディが印象的な、映画『ハウルの動く城』の主題歌です。
リズムも音の動きもシンプルなので、ゆったりと演奏すれば初心者の方でもマスターしやすい1曲です。
同じフレーズの繰り返しが多く音を並べるだけでは退屈な演奏になりやすいため、ある程度指をスムーズに運べるようになったら、サビに向かって音量を上げてみたりテンポに変化をつけてみたりして、演奏してみましょう。
風のとおり道井上あずみ / 久石譲

自然と人間の関係を詩的に描いた本作は、久石譲さんが作曲を手掛けた楽曲。
1988年公開の映画『となりのトトロ』のサウンドトラックに収録され、静けさや透明感のあるメロディで、風が通り抜けるような自然の美しさを表現しています。
ピアノとオーケストラが中心の静かな曲調で、クラシック音楽やミニマル・ミュージックの要素が感じられます。
ゆったりしたテンポで、複雑なリズムも出てこないので、ピアノを始めたばかりの方にぴったり!
森の中をイメージして弾いてみてくださいね。
ふたたび久石譲

映画『千と千尋の神隠し』のクライマックス、空を飛ぶ幻想的なシーンで流れる、壮大で美しい楽曲です。
静かな旋律から始まり、徐々に感情が高まっていく様子は、困難を乗り越えた先にある希望や、大切な人との強い絆を感じさせますよね。
後に歌詞がつけられたバージョンもあり、そこでは再会を願う切なくも温かい気持ちが描かれています。
この楽曲は2001年7月に発売されたアルバム『千と千尋の神隠し サウンドトラック』に収録されました。
壮大な世界観を自分の手で奏でてみたい方にぴったりの一曲です。
物語の感動を思い出しながら、音の強弱を豊かに表現し、聴く人の心を揺さぶる演奏を目指してみましょう。







