【初心者向け】ピアノで演奏したいオススメのジブリの名曲
日本を代表する数々のアニメーション映画を生み出してきたスタジオジブリ。
胸を打つ物語とともに、数々の名曲も生まれました。
主題歌や挿入歌のみならず、劇中で流れる背景の音楽も印象的な曲が多く、名シーンとともにその音楽も思い浮かべ、一度はピアノで弾いてみたい方もいらっしゃるのではないでしょうか。
スタジオジブリの作品にはピアノにぴったりな曲も多く存在します。
そこで本記事では、ピアノ初心者の方にオススメしたいジブリ作品の曲をご紹介します。
ぜひお好きな曲から、ピアノを始めてみてくださいね!
【初心者向け】ピアノで演奏したいオススメのジブリの名曲(1〜10)
ふたたびNEW!久石譲

映画『千と千尋の神隠し』のクライマックス、空を飛ぶ幻想的なシーンで流れる、壮大で美しい楽曲です。
静かな旋律から始まり、徐々に感情が高まっていく様子は、困難を乗り越えた先にある希望や、大切な人との強い絆を感じさせますよね。
後に歌詞がつけられたバージョンもあり、そこでは再会を願う切なくも温かい気持ちが描かれています。
この楽曲は2001年7月に発売されたアルバム『千と千尋の神隠し サウンドトラック』に収録されました。
壮大な世界観を自分の手で奏でてみたい方にぴったりの一曲です。
物語の感動を思い出しながら、音の強弱を豊かに表現し、聴く人の心を揺さぶる演奏を目指してみましょう。
あの日の川NEW!久石譲

映画『千と千尋の神隠し』で、主人公の心情の移ろいを象徴する、静かで郷愁を誘う旋律が心に残る作品です。
ゆったりとしたピアノの音色は、かつての記憶や大切な何かを思い出すような、切なくも温かい感情を呼び起こしますよね。
実は本作、もともとは歌付きの楽曲として、2001年4月リリースのアルバム『千と千尋の神隠し イメージ・アルバム』に収録されており、映画ではピアノを中心としたアレンジで使われました。
映画の枠を越え、テレビ番組や舞台の背景音楽としても愛されています。
一音一音を慈しむように、物語を紡ぐように弾きたい方にはぴったりの1曲です。
メロディの美しさを際立たせるよう丁寧な音作りを意識して、情景を思い浮かべながら演奏してみましょう!
晴れた日にNEW!久石譲

映画『魔女の宅急便』で主人公が希望を胸に旅立つシーンを彩る、心が弾むワルツ調の一曲です。
アコーディオンやマンドリンが奏でる異国情緒があふれるメロディは、新しい世界への期待感を表現しているようですよね。
本作は1989年7月の映画公開に合わせて急ピッチで制作されたそうですが、そんな背景を感じさせない、伸びやかで幸福感に満ちた旋律が本当に魅力的です。
3拍子の心地よいリズムは一定でつかみやすく、ピアノに挑戦される方にもオススメです。
まずは右手の美しい旋律を歌うように弾きこんで、シンプルな伴奏から合わせていくと、スムーズに両手で演奏できるようになるでしょう。
Arrietty’s SongNEW!Cecile Corbel

セシル・コルベルの、透き通るような歌声とハープが奏でる幻想的なサウンドに、心を奪われた方も多いはず!
映画『借りぐらしのアリエッティ』の主題歌は、メロディが美しく、ゆったりとしたテンポで演奏しやすい楽曲です。
本作は2011年に東京アニメアワード音楽賞を受賞したことでも知られていますね。
歌詞には、小さな主人公のひたむきな想いや、自然とともに生きる姿が込められているように感じます。
この繊細な世界観を再現するには、ハープのアルペジオのように軽やかに、流れるように弾くのがポイント!
ささやくような優しい音色を意識すれば、音数が少なくても完成度の高い演奏に仕上がりますよ。
旅立ちNEW!久石譲

主人公が新しい街へと旅立つシーンが目に浮かぶ、映画『魔女の宅急便』を象徴する名曲です。
オーケストラが奏でる明るく爽やかなメロディは、希望と少しの不安を胸に一歩を踏み出す、あのワクワクした気持ちを見事に表現していますよね。
1989年7月の映画公開時から愛され続ける本作は、聴いているだけで心が弾みます。
親しみやすい旋律なので、ピアノに挑戦する方にもオススメです!
左手の伴奏がシンプルなアレンジで練習すれば、右手の弾むようなリズムもとらえやすいでしょう。
物語の始まりを告げる、希望に満ちた音色を奏でてみてくださいね。
ネコバスNEW!久石譲

映画『となりのトトロ』で、サツキとメイが不思議な生き物に乗って夜空を駆けるシーンが目に浮かぶような、躍動感があふれる楽曲です。
この楽曲は、1987年11月に発売されたアルバム『となりのトトロ イメージ・ソング集』に収録されたのが最初で、子供たちが自然に口ずさむような軽快さが魅力ですよね。
ファンタジックで弾むようなメロディは、冒険へ飛び出すワクワクした気持ちを表現しているかのようです。
本作のリズムは速く、両手で弾むような動きを合わせるのは少し練習が必要かもしれませんが、まずは片手ずつメロディを口ずさむように弾いてみてください。
指が慣れてきたら、軽やかに駆け抜ける気分で両手に挑戦してみましょう!
五月の村NEW!久石譲

緑が豊かな田園風景が目に浮かぶような、心が弾むメロディが魅力的な一曲ですよね。
1988年に公開された映画『となりのトトロ』で、新しい生活に胸を躍らせる姉妹の姿とともに流れる、あの曲です。
この楽曲のすてきなところは、ジャズを思わせる軽快なリズム!
日本ののどかな風景に、お洒落で楽しげな彩りを添えています。
本作をピアノで演奏する際は、スキップするような弾むリズム感を表現するのがポイント。
元気よく楽しみながら弾けば、曲の持つワクワクした雰囲気をきっと引き出せますよ。
物語の主人公になった気持ちで、軽やかに鍵盤を弾んでみてくださいね。