【4歳児向け】ピアノ発表会におすすめの楽曲をピックアップ!
自分の気持ちを伝えたり、お友達の気持ちを理解したりできるようになる4歳児さん。
自己主張することも増えるため、ピアノ発表会曲を決める際に「私はかわいい曲がいい!」「ぼくはお友達がビックリするようなかっこいい曲を弾きたい!」など、自分の好みや希望を伝えてくれるお子さまもいらっしゃるかもしれませんね。
今回は、そんな年中クラスの4歳児さんにオススメの、ピアノ発表会曲にピッタリの作品をご紹介します!
複数の候補曲の中から選ばせてあげることで、発表会に向けてのモチベーションもさらに高まるはず!
さまざまな雰囲気の作品を提案してあげられるよう、本記事を選曲の参考にしていただければ幸いです。
【4歳児向け】ピアノ発表会におすすめの楽曲をピックアップ!(1〜10)
真夜中のふくろうWilliam Gillock

音楽教育の第一人者、ウィリアム・ギロックが作曲した、少々ミステリアスな作品はいかがでしょうか。
真夜中の森でふくろうが目を光らせ、静かに羽ばたく…そんな情景が目に浮かぶような、かっこいい雰囲気を持った一曲です。
この楽曲は、物語を想像しやすいため、弾く人の表現力を豊かに引き出してくれることでしょう。
だんだん音が大きくなる部分や、スタッカートとレガートの対比が、聴く人をドキドキさせる魅力的な効果を生み出します。
本作はピティナ・ピアノステップでも定番の作品で、物語の主人公になってみたい4歳のお子さまにぴったりです。
月の光にフランス民謡

ゆったりとしたメロディーが印象的なフランス民謡『月の光に』。
非常に簡単な作品で、両手の動きが単調なので、4歳児はおろか、始めたての方でもすぐに演奏できると思います。
ただ、動画を見ても分かるようにリズム感がないと、ゆったりとした構成のため、タイミングを外したときに目立ってしまいます。
この手のシンプルでゆっくりな作品は、しっかりとメトロノームを使ってリズムを覚えてから発表会に挑むようにしましょう。
ヘンゼルとグレーテルドイツ民謡

森で迷った兄妹の冒険物語が題材の、ドイツに伝わる作品です。
この楽曲の魅力は、ワクワクする物語と軽快なメロディが一緒になっているところで、歌詞には不安な森から勇気を出して困難を乗り越える兄妹の気持ちが描かれています。
物語の世界に入り込んで登場人物になりきりたいお子さまにはぴったりの一曲でしょう。
アルバム『こどものピアノアルバム(上)』には1998年12月に収録されており、2024年度のピティナ・ピアノグレードテスト課題曲にもなっています。
左右の手で違うお話が進むような構成なので、4歳から表現力を楽しく育てたいお子さまにはおすすめです。
ブルグミュラー25の練習曲 Op.100 第1番「素直な心」Johann Burgmüller

ヨハン・ブルクミュラーの名高いピアノ練習曲集『25 Études faciles et progressives』の1番目の作品です。
右手の流れるような旋律は、まるで素直な心がそのまま歌になったようで、とてもすてきですね。
左手の優しい和音が寄り添う構成なので、お子さまも曲の雰囲気をつかみやすいでしょう。
1851年12月に作られた本作は、今では列車の発車ベルにもなっているので、きっと聴いたことがあるはずです。
自分の気持ちをピアノで伝えてみたい、という4歳くらいのお子さまの発表会にぴったりな一曲ですね。
指を滑らかに動かす練習にもなるので、楽しみながらレパートリーに加えていきましょう!
星に願いをLeigh Harline

ディズニー映画『ピノキオ』の主題歌として作られたこの曲。
夜空の星を思わせるような優しく美しいメロディーが特徴的ですよね。
言わずともしれた名曲で誰でもしているような旋律なので、はじめての発表会でも楽しく弾ける1曲ではないでしょうか?
映画を実際に見てみたり歌詞を読んでみたりして、この曲の世界観を理解した上で演奏したいですね。
さまざまなレベル、さまざまなアレンジの楽譜が出ているので、自分のレベルにあったものや気に入ったアレンジで挑戦してみてください!
オーラ・リーGeorge Rodway Poulton

日本の教科書でも登場するポピュラーな作品『オーラ・リー』。
ピアニカやリコーダーで演奏したことがある方も多いのではないでしょうか?
ピアノにおける『オーラ・リー』の難易度は大きく分けて、中級と初級の2種類があります。
もちろん、初級向けの作品を紹介するわけですが、オクターブが連発するような作品ではないものの、やや左手の運指が難しい作品ですので、4歳児でも両手に慣れている子どもでなければ良い演奏は難しいかもしれません。
ヘンゼルとグレーテルのワルツ田丸信明

グリム童話でおなじみの兄妹が、森の中で手を取り合って踊っているような、可愛らしいワルツです。
この楽曲は、1998年5月に刊行されたテキスト『ぴあのどりーむ 3』に収められた作品で、物語を想像しながら弾けるのが魅力ですね。
弾むような3拍子のリズムは、まるでお菓子の家を見つけた時のワクワクした気持ちを表しているかのようです。
本作は曲のイメージを捉えやすいので、自分の気持ちを音楽で表現したい4歳のお子さまにぴったりでしょう。
物語の主人公になった気分で、楽しく演奏できると良いですね。







