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【4歳児向け】ピアノ発表会におすすめの楽曲をピックアップ!

自分の気持ちを伝えたり、お友達の気持ちを理解したりできるようになる4歳児さん。

自己主張することも増えるため、ピアノ発表会曲を決める際に「私はかわいい曲がいい!」「ぼくはお友達がビックリするようなかっこいい曲を弾きたい!」など、自分の好みや希望を伝えてくれるお子さまもいらっしゃるかもしれませんね。

今回は、そんな年中クラスの4歳児さんにオススメの、ピアノ発表会曲にピッタリの作品をご紹介します!

複数の候補曲の中から選ばせてあげることで、発表会に向けてのモチベーションもさらに高まるはず!

さまざまな雰囲気の作品を提案してあげられるよう、本記事を選曲の参考にしていただければ幸いです。

【4歳児向け】ピアノ発表会におすすめの楽曲をピックアップ!(1〜20)

ちょうちょうドイツ民謡

日本の童謡に多く採用されている、ドイツ民謡。

キャッチーなメロディーはピアノ発表会でも頻繁に耳にします。

そんなドイツ民謡からオススメしたい作品が、こちらの『ちょうちょう』。

日本人にはおなじみの童謡ですね。

4歳児はまだ両手での演奏がままならない子どもも多いと思います。

そんなときはこの動画のように親子で連弾に取り組んでみるのもオススメです。

この作品は途中で曲調を大きく変えているので、そういったところでオリジナリティを出せるのも魅力の1つと言えるでしょう。

とけいだいCornelius Gurlitt

とけいだい/ C.グルリット(Newピアノスタディ①より)
とけいだいCornelius Gurlitt

歌曲やピアノ曲から、カンタータ、歌劇、交響曲までいくつもの作品を手掛けてきたドイツの偉大な作曲家、コルネリウス・グルリット。

難易度の高い作品を多く残してきた彼ですが、なかには子ども向けのシンプルでかわいらしい作品も残しています。

それが、こちらの『とけいだい』。

やや伴奏が難しい作品であるため、動画のように連弾で取り組むことをオススメします。

親子でピアノ発表会に出場することを決めている方は要チェックの作品です。

【4歳児向け】ピアノ発表会におすすめの楽曲をピックアップ!(21〜40)

かっこうワルツヨハンエマヌエルヨナーソン

かっこうワルツ(ヨナッソン)The Cuckoo Waltz (Jonasson)
かっこうワルツヨハンエマヌエルヨナーソン

スウェーデン出身の作曲家、ヨハン・エマヌエル・ヨナーソン。

作曲家のなかではマイナーな部類にあたるのですが、こちらの『かっこうワルツ』は非常に有名ですよね。

そんな本作の難易度は初級の真ん中といったところでしょうか。

一般的な4歳児にとっては、なかなかの難易度をほこると思いますが、才能を持った子どもであればすぐに習得してしまうでしょう。

三拍子のリズム感も身につくので、ぜひピアノ発表会の課題曲として練習してみてください。

ナンネルの音楽帳よりメヌエット ヘ長調 K. 5Wolfgang Amadeus Mozart

6歳のヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが、姉マリア・アンナ・モーツァルトのために書き記した優雅なメヌエット作品です。

三拍子の舞曲で、トリプレットやアルベルティ・バスの伴奏形を用いながらも、演奏時間はわずか1分程度と短く、明るく親しみやすい雰囲気を持った作品に仕上がっています。

1762年7月に作曲されたこの作品は、シンプルながらも洗練された構成を持ち、旋律の美しさが際立っています。

ゆったりとしたテンポと明快なメロディーラインで、ピアノ演奏を始めたばかりの方でも安心して取り組める作品といえるでしょう。

音楽表現の基礎を学びながら、本作を通してクラシック音楽の素晴らしさを体感できるはずです。

チューリップ井上武士

初めてのピアノ発表会で 年少 チューリップ、かえるのうた、けんこつやまのたぬきさん @YUKI
チューリップ井上武士

いくつもの童謡を作り上げてきた日本の作曲家、井上武士。

こちらの『チューリップ』はそんな彼の作品のなかでも、最も有名な楽曲です。

ピアノにおけるこの作品の難易度は非常に低く、始めたての子どもでも取り組めるレベルです。

始めてのピアノ発表会にはうってつけの楽曲と言えるでしょう。

動画のようなアレンジは両手に慣れていなくても取り組みやすく、キャッチーな作品であることから聴き映えもします。

ぜひチェックしてみてください。

ソナチネ ヘ長調 第1楽章Anton Diabelli

【全国1位が教える】ディアベリ:ソナチネ ヘ長調 第1楽章 Diabelli: Sonatine F dur Op.168-1 mov.1
ソナチネ ヘ長調 第1楽章Anton Diabelli

優雅で親しみやすい旋律と、ヘ長調ならではの明るく開放的な響きが魅力です。

クラシック入門にぴったりな本作は、古典派の音楽様式の基本を学べる素晴らしい曲となっています。

温かみのある音色と流れるような優美な旋律が印象的で、アルベルティ・バス伴奏による穏やかな響きが心地よく、聴く人の心を癒してくれます。

1839年にウィーンで出版された本作は、堅苦しさを感じさせない心温まる表情が随所にちりばめられており、やさしい雰囲気に包まれながらもしっかりとした音楽の構造を持っています。

ピアノ発表会で演奏してみたい方や、クラシック音楽の素晴らしさを味わいたい方におすすめです。