【祝!発表会デビュー】初めてのピアノ発表会におすすめの曲を紹介
ピアノ教室に通う方の大半が経験する「発表会デビュー」。
初めてのピアノ発表会には、誰もがワクワクした気持ちと同時に緊張や不安を抱えながらチャレンジするものです。
発表会の曲は先生が提案してくれる場合もありますが、「これを弾いてみたい!」と思う曲があれば、積極的に提案してみるのもアリ!
この記事では、初心者から初級者向けの発表会におすすめの作品をたっぷりご紹介します。
「メリハリのある子供向けの短い曲」「みんなが知っている発表会の定番曲」「初心者の大人向けのピアノ曲」など、発表会デビューにピッタリの曲を集めましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
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【祝!発表会デビュー】初めてのピアノ発表会におすすめの曲を紹介(41〜50)
騎士Dmitri Kabalevsky

子供向けのピアノ作品を数多く残した、ロシアの作曲家ドミトリー・カバレフスキーの『騎士』は、騎士の勇敢な姿を表すようなキリッとしたかっこいい曲です!
この曲は3つのパートに分かれており、はじめは左手がメロディー、中間部で右手にメロディーが移り、最後は左手にメロディーが戻ってきてフィナーレを迎えます。
ピアノの初級楽譜では「右手がメロディー、左手が伴奏」と固定されてしまいがちなので、発表会で思いきって両手が主役の曲を選んでみるのもオススメですよ!
ナンネルの音楽帳よりメヌエット ヘ長調 K. 4Wolfgang Amadeus Mozart

幼少期のモーツァルトが生み出した優雅なメヌエットは、ヘ長調の明るく温かな旋律が印象的です。
シンプルながらも古典派音楽の様式美が感じられ、1分半ほどの短い楽曲のなかに端正な三部形式が収められています。
1762年5月にわずか6歳で作曲されたこの曲は、穏やかな和声進行と洗練された旋律が絶妙にマッチしています。
本作はクリアな構成と心地よい響きが特徴で、宮廷舞踏音楽の品格も感じられます。
ピアノを学ぶ方や、モーツァルトの音楽世界に触れてみたい方におすすめの一曲です。
優美な旋律を丁寧に紡ぎながら、音楽の喜びを存分に味わえる作品となっています。
ナンネルの音楽帳よりメヌエット ヘ長調 K. 5Wolfgang Amadeus Mozart

6歳のヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが、姉マリア・アンナ・モーツァルトのために書き記した優雅なメヌエット作品です。
三拍子の舞曲で、トリプレットやアルベルティ・バスの伴奏形を用いながらも、演奏時間はわずか1分程度と短く、明るく親しみやすい雰囲気を持った作品に仕上がっています。
1762年7月に作曲されたこの作品は、シンプルながらも洗練された構成を持ち、旋律の美しさが際立っています。
ゆったりとしたテンポと明快なメロディーラインで、ピアノ演奏を始めたばかりの方でも安心して取り組める作品といえるでしょう。
音楽表現の基礎を学びながら、本作を通してクラシック音楽の素晴らしさを体感できるはずです。
ピアノソナタ 第19番 Op. 49-1 第1楽章Ludwig van Beethoven

穏やかで親しみやすい楽曲で、1797年頃の作曲当時は、ベートーヴェンが弟子や友人のために書いたとされています。
2つの楽章からなる本作は、第1楽章では静かな感情を湛えながらも穏やかなメロディーが印象的。
第2楽章は明るく快活で、6/8拍子の軽快なリズムが心地よく響きます。
ピアノ演奏のテクニックにそれほどこだわらなくても楽しめ、子どもや大人、音楽ファン誰もがベートーヴェンの魅力を存分に味わえる一曲です。
音楽愛好家やピアノを学ぶ方が最初に触れるベートーヴェン作品として、ぴったりな作品といえるでしょう。
ナンネルの音楽帳よりメヌエット ハ長調 K. 1(K6. 1f)Wolfgang Amadeus Mozart

5歳の頃に書かれた小品は、シンプルかつ洗練された3/4拍子のメヌエットです。
親しみやすい旋律と簡潔な構成で、優雅な雰囲気が漂います。
冒頭は下降する完全五度の音程から始まり、その後に4つの和音が続く印象的な展開が魅力です。
二部形式で構成され、主題とトリオ部分、そして主題の再現という流れが、当時のメヌエット形式の特徴をよく表しています。
8小節のフレーズが繰り返される構造は、耳に心地よく響きます。
シンプルな和声進行とともに、ハ長調の明るい響きが楽曲全体を包み込んでいます。
伝統的な様式美を大切にしながらも音楽表現の幅を広げたい方におすすめの1曲です。
ジプシーの踊りHeinrich Lichner

ハインリッヒ・リヒナーの名作『ジプシーの踊り』。
『忘れな草』と並んで有名なリヒナーの作品ですね。
ピアノ発表会でも頻繁に演奏されるため、聞き覚えのある方も多いのではないでしょうか?
そんなこの楽曲のポイントは、速度表記。
この作品は初心者が取り組むような楽曲なのですが、速度表記に関してはややこしいものが多く、特に「アレグロ・アジタート」という興奮した感じで速く弾くという速度表記の部分は、初心者の方にとって技術的に演奏が難しいと思います。
その他の難易度は初心者でも取り組めるレベルなので、初級の後半にさしかかった方にオススメです。
ソナチネ 第3楽章William Gillock

古典的なソナタ形式に基づきながら、明るく快活な雰囲気が魅力の本作。
現代的な感覚も取り入れた親しみやすいメロディーと構造で、ピアノ発表会での演奏に花を添えます。
アルバム『Accent on Analytical Sonatinas』に収録され、ロサンゼルス音楽教師協会のソナタ・コンテストでも課題曲として採用されています。
技術的な要素と音楽的表現のバランスが絶妙で、華やかな演奏効果も期待できます。
小学校高学年の生徒さんの実力を存分に引き出せる本作は、ピアノ発表会で聴衆を魅了するのに最適な1曲です。





