【祝!発表会デビュー】初めてのピアノ発表会におすすめの曲を紹介
ピアノ教室に通う方の大半が経験する「発表会デビュー」。
初めてのピアノ発表会には、誰もがワクワクした気持ちと同時に緊張や不安を抱えながらチャレンジするものです。
発表会の曲は先生が提案してくれる場合もありますが、「これを弾いてみたい!」と思う曲があれば、積極的に提案してみるのもアリ!
この記事では、初心者から初級者向けの発表会におすすめの作品をたっぷりご紹介します。
「メリハリのある子供向けの短い曲」「みんなが知っている発表会の定番曲」「初心者の大人向けのピアノ曲」など、発表会デビューにピッタリの曲を集めましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
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【祝!発表会デビュー】初めてのピアノ発表会におすすめの曲を紹介(101〜110)
こども音楽会 Op.210 第7曲「狩りの曲」Cornelius Gurlitt

子供らしいかわいらしさにあふれたコルネリウス・グルリットのピアノ曲集『こども音楽会 Op.210』。
第7曲『狩りの曲』は、小さな子供が野原を駆けまわっている様子を連想させるような、快活で明るい1曲です。
軽やかなスタッカートや音の粒をそろえて弾く連符、2音間のスラーなど、基本的なテクニックも含まれているため、発表会で立派に演奏できれば、これからピアノを続けていくうえでの大きな自信につながるはずです!
ソナチネOp.13-1 第1楽章Dimitri Kabalevsky

明るく快活な雰囲気が漂う3つの楽章構成の本作は、音楽の楽しさが溢れるすてきな作品です。
第1楽章では、強い和音が3回響き渡るインパクトのある冒頭から始まり、優美な旋律と躍動感のあるリズムが印象的。
ソナタ形式で書かれ、活気のある第1テーマと歌うような第2テーマが対照的な表情を見せます。
音楽が目まぐるしく変化する展開部では、冗談っぽく演奏する部分と歌うように奏でる部分が交互に現れ、豊かな表現力を引き出します。
各部分のキャラクターの違いを大切にしながら、和音の響きやリズムの躍動感を意識して演奏することで、聴衆の心をぐっとつかめる演奏しがいのある作品です。
音楽を楽しみながら技術を磨きたい方に、ぜひおすすめしたい一曲です。
スケルツィーノGeorg Philipp Telemann

1681年生まれのゲオルク・フィリップ・テレマンは、特に18世紀前半においてドイツやフランスで絶大な人気を誇り、クラシック音楽史上において最も多くの作品を作った作曲家としても知られている偉大な存在です。
86歳と当時としては非常に長生きしたことや、ヘンデルやバッハとの交流も有名ですね。
そんなテレマンの作品は日本でも大いに親しまれていますが、今回は陽気で楽しげな雰囲気と、右手と左手がどちらも旋律を奏でることが特徴的な『スケルツィーノ』を取り上げます。
初級の方は右手と左手の独立した動きや細やかな運指などにやや戸惑うかもしれませんが、技術的に難しいことはありませんし十分対応できるはず。
中間部の同じ音を連打する際の左手の力加減には注意して、あくまで軽やかに表現するようにしましょう。
彼こそが海賊Hans Zimmer/Klaus Badelt

ディズニー作品の挿入曲のなかでも、多くの方が「かっこいい曲」として思い浮べるのが、映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』の劇中歌『彼こそが海賊』。
勇敢なメロディをピアノで演奏すれば、気分は広い海を支配する海賊!
リズムの刻みがやや複雑ですが、曲の雰囲気を壊さない程度に省略したり、弾きやすいようアレンジを加えてあげることで、小さなお子さまでも無理なく演奏できます。
リズムの難しさに気をとられて勢いが失われないよう、元気よく弾き切るのがポイントですよ!
クシコスポストHermann Necke

軽快なリズムと躍動感のあるメロディが印象的な珠玉の1曲です。
馬車が草原を駆け抜ける様子や、馬のひづめの音をイメージしながら、左手の速いパッセージと右手の跳躍的なメロディで表現された作品となっています。
ポップな雰囲気ながらも、中間部では優雅で落ち着いた旋律も織り交ぜられ、聴き手を魅了します。
日本では運動会のBGMとして定着し、幅広い世代に親しまれており、1990年代のゲームソフト『ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会』でも採用されました。
華やかで聴き映えのする本作は、手の小さな方でも演奏しやすいアレンジが施されており、ピアノ発表会を盛り上げたい方にぴったりの曲です。
ブルグミュラー25の練習曲 Op.100 第11番せきれいJohann Burgmüller

小鳥のように軽やかで可愛らしい旋律が特徴の「4分の2拍子」の楽曲です。
スタッカートと十六分音符を効果的に使った「タタタン」というリズミカルなモチーフが、鳥のさえずりや愛らしい動きを見事に表現しています。
1851年にパリで出版されたこの作品は、たった30秒ほどの短い演奏時間ながら、右手のスケールや左手の伴奏が織りなす美しい旋律が魅力的です。
手首の柔軟な動きと指先のコントロールを意識して演奏することで、曲の持つ優美さをより引き出せます。
ピアノを学び始めて間もない方でも、軽快なリズムと親しみやすいメロディーで楽しく取り組める作品です。
ブルグミュラー25の練習曲 Op.100 第15番 「バラード」Johann Burgmüller

オープニングから神秘的な雰囲気が漂う優雅な一曲です。
ハ短調とハ長調の対比による物語性豊かな構成が魅力的で、切迫感のある前半から穏やかな中間部へと移り変わる展開に心を奪われます。
右手の連打音と左手の流麗な音型が織りなす情景は、まるで森の中を旅する孤独な旅人の姿を思い起こさせます。
ヨハン・ブルクミュラーは、豊かな表現力と技巧的な要素をバランスよく盛り込んでいます。
本作は、物語性のある作品に興味がある方や、ドラマチックな表現を楽しみたい方におすすめです。
1851年にパリで出版されたこの曲は、今なお多くの演奏家に愛され続けています。
ぶんぶんぶんボヘミア民謡

基本的にソロを紹介してきましたが、ここで連弾の作品を紹介したいと思います。
それが、こちらの『ぶんぶんぶん』。
日本でもおなじみのボヘミア民謡ですね。
連弾における本作のポイントは、プリモの難易度が非常に低いところ。
セコンドはやや速いアルペジオが登場するため、4歳児による演奏は難しいと思いますが、プリモに関しては非常にシンプル。
片手で演奏できるので、始めたての子どもでも取り組めます。
親子でピアノ発表会に出る方は要チェックの作品です。
波のアラベスク三善晃

きらめく水面を思わせる優雅な旋律が魅力的な、日本人作曲家三善晃の作品です。
1987年に公開されたピアノ小品集『海の日記帳』に収録されているこの楽曲は、アラビア風の装飾模様を意味するタイトルの通り、繊細な音の動きが絶え間なく続いていく情景が目に浮かびます。
嬰ト短調とロ長調が巧みに行き来する響きは、明るさの中にふと影が差すような、少々大人びた切なさを描き出します。
ピティナのコンペティション課題曲にもなる本作は、抑制の効いたペダルワークと豊かな表現力が求められる、まさに聴き映えすること間違いなしの一曲!
憧れの曲を感情が豊かに弾きこなしたい、そんな小学生や中学生のお子さんにこそ挑戦してほしい作品です。
ハウルの動く城「人生のメリーゴーランド」久石譲

スタジオジブリの名作映画『ハウルの動く城』のメインテーマとなっているワルツ調の楽曲は、オーケストラの豊かなハーモニーと幻想的な雰囲気が魅力です。
3/4拍子の優雅な旋律は、2004年11月に公開された本作品の世界観を見事に表現しています。
ピアノのイントロから始まり、オーボエやストリングスの美しい旋律が織りなす本作は、ヨーロッパのクラシック音楽の影響を感じさせる格調が高い曲調です。
2021年には歌手のクミコがカバーし、シングルとしてリリースされました。
発表会で演奏したい男の子におすすめの1曲で、聴衆を魅了する華やかさと力強さを兼ね備えています。
【祝!発表会デビュー】初めてのピアノ発表会におすすめの曲を紹介(111〜120)
子供のアルバム 第1集 「少年時代の画集」 第5曲 エチュードAram Khachaturian

リズミカルでスタッカートが効いた独特のメロディーが印象的な本作は、「4分の4拍子」のハ長調で書かれた軽快な一曲です。
右手のスタッカートと左手の半音階的な和音の動きが絶妙なバランスを保ち、わずか1分30秒という短い演奏時間の中に、豊かな表現と情景描写が詰め込まれています。
アルメニアの伝統音楽や舞踊のリズムが巧みに取り入れられており、生き生きとした躍動感があふれる演奏を楽しめます。
1926年に作曲されたこの作品は、リズムの正確さや両手のバランスを養うのに適しており、ピアノ発表会でも人気の高い曲として知られています。
ピアノの基礎的な技術を身につけた方で、表現力が豊かな演奏にチャレンジしたい方におすすめの一曲です。
きらきら星変奏曲Wolfgang Mozart

発表会では定番の楽曲『きらきら星変奏曲』。
言わずとしれたヴォルフガング・モーツァルトの名曲ですね。
序盤のパートは誰でも一度は聴いたことがある非常に簡単な演奏ですが、それ以降は非常に早いパッセージが登場します。
全体の難易度は上の下に近い中の上といったところでしょうか。
指が回らないとマトモに弾けない楽曲ですが、繰り返しの多い楽曲でもあるので、慣れてしまえば早いパッセージに対する苦手意識はなくなると思います。
アレグレットCornelius Gurlitt

ドイツの作曲家であるコルネリウス・グルリット。
彼の作品はかわいらしく明るいものが多く、ピアノをはじめて間もない子どもたちの発表会用レパートリにはピッタリです。
この曲も、グルリットらしい上品で明るい曲です。
とても短い曲なので、小さい子供でも挑戦しやすい1曲です。
曲名の「アレグレット」は「少し速く」という意味なので、ゆっくり過ぎないテンポで引くのを心がけたいですね。
3拍子のリズムや、スラーやクレッシェンドといった音楽記号に注意しながら演奏してみてください。
おわりに
初めての発表会におすすめの作品をご紹介しました。
お気に入りの曲は見つかりましたか?
舞台に立って大勢の前で演奏する発表会は、緊張するのが当たり前!
「練習の成果を発揮するぞ」と意気込んで臨んでも、頭が真っ白になったりいつも通りの演奏ができなかったりするかもしれません。
しかし、その経験は必ず大きな肥やしになるはずです。
「この曲をみんなに聴いてほしい」と思えるすてきな1曲を選び、初舞台を思い切り楽しみましょう!


