【祝!発表会デビュー】初めてのピアノ発表会におすすめの曲を紹介
ピアノ教室に通う方の大半が経験する「発表会デビュー」。
初めてのピアノ発表会には、誰もがワクワクした気持ちと同時に緊張や不安を抱えながらチャレンジするものです。
発表会の曲は先生が提案してくれる場合もありますが、「これを弾いてみたい!」と思う曲があれば、積極的に提案してみるのもアリ!
この記事では、初心者から初級者向けの発表会におすすめの作品をたっぷりご紹介します。
「メリハリのある子供向けの短い曲」「みんなが知っている発表会の定番曲」「初心者の大人向けのピアノ曲」など、発表会デビューにピッタリの曲を集めましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
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【祝!発表会デビュー】初めてのピアノ発表会におすすめの曲を紹介(71〜80)
妖精の踊りEdvard Grieg

ノルウェーの作曲家であるグリーグ。
彼は、ノルウェーの民族音楽から着想を得て、国民楽派の作曲家として注目されました。
この曲も、北欧らしい旋律が印象的な作品です。
かわいいというより気まぐれな妖精がイメージできますよね。
「抒情小品集」の全10曲中もっとも易しい曲ですが、グリーグの洗練された魅力が凝縮されているので、初めての発表会にはピッタリの曲です。
「非常に速く、そして常にスタッカートで」というテンポ指示に従って演奏したいですね。
ピクニックMary Clark

明るく疾走感のあるクラークの『ピクニック』。
春の暖かな陽気の中、楽しくピクニックをしている様子が浮かんでくるような1曲ですよね。
まるでスキップをしているかのような弾んだリズムが特徴的で、曲中何度も繰り返し出てきます。
楽しそうな雰囲気が出るように、重くならないように注意して弾きたいです。
また、中間部の右手と左手を交互に弾くところでは、それぞれの強弱の違いがはっきりと出るように気を付けて演奏しましょう。
メヌエット ヘ長調 K2Wolfgang Amadeus Mozart

ベートーヴェンの作品のなかでも、屈指のかわいさを持つ曲『メヌエット ヘ長調 K2』。
貴族に好まれた作品で、優美な3拍子が特徴です。
そんな本作は幼児や小学生でも演奏できる難易度の作品として知られています。
本作のポイントは似たフレーズが多い点ではないでしょうか?
具体的にはAとA’が存在するのですが、最後はこの2つのパートをミックスしたA”が登場します。
それぞれを弾き分けなければならないので、表現力を身につけるにはうってつけの作品といえるでしょう。
ジプシーの踊りHeinrich Lichner

ハインリッヒ・リヒナーの名作『ジプシーの踊り』。
『忘れな草』と並んで有名なリヒナーの作品ですね。
ピアノ発表会でも頻繁に演奏されるため、聞き覚えのある方も多いのではないでしょうか?
そんなこの楽曲のポイントは、速度表記。
この作品は初心者が取り組むような楽曲なのですが、速度表記に関してはややこしいものが多く、特に「アレグロ・アジタート」という興奮した感じで速く弾くという速度表記の部分は、初心者の方にとって技術的に演奏が難しいと思います。
その他の難易度は初心者でも取り組めるレベルなので、初級の後半にさしかかった方にオススメです。
こどものアルバム 第1集 少年時代の画集 第1曲 小さな歌Aram Khachaturian

1分程度の短い曲ながら、ゆったりとしたテンポで紡がれるどこかノスタルジックで物悲しいメロディが実に美しい楽曲です。
こちらの『小さな歌』は20世紀のソ連を代表する作曲家の1人、アラム・ハチャトゥリアンによる『こどものためのアルバム 第1集 少年時代の画集』に収録されている作品で、初級レベルの子どもたちの発表会にぜひおすすめしたい曲なのですね。
ハ短調で臨時記号もそれなりに多く、黒鍵を使う頻度も高いため慣れていない方には楽譜を見ただけで「難しそう……」と感じてしまうかもしれませんが、左手は和音中心の伴奏で右手は単旋律でメロディを弾いていくため難しい技術は必要ないですし、両者の役割をしっかり意識して美しく歌い上げることを目標に練習してみてください!
ブルグミュラー25の練習曲 Op.100 第15曲 バラードJohann Burgmüller

ドイツ出身の作曲家・ピアニストであるブルグミュラーと言えば、「25の練習曲」がとても有名な曲集です。
それぞれの曲に親しみやすく、曲の雰囲気を想像しやすいタイトルが付けられているのが特徴的ですね。
曲のタイトルである「バラード」とは、「物語があるように作られた曲の形式」のこと。
この曲も、最初は暗雲が垂れ込めるような怪しさがただよっていますが、途中で打って変わって明るい情景となり、最後はまた胸をざわつかせるような雰囲気で終わります。
それぞれの場面のイメージをはっきりと持って演奏したいですね。
かっこうワルツヨハンエマヌエルヨナーソン

スウェーデン出身の作曲家、ヨハン・エマヌエル・ヨナーソン。
作曲家のなかではマイナーな部類にあたるのですが、こちらの『かっこうワルツ』は非常に有名ですよね。
そんな本作の難易度は初級の真ん中といったところでしょうか。
一般的な4歳児にとっては、なかなかの難易度をほこると思いますが、才能を持った子どもであればすぐに習得してしまうでしょう。
三拍子のリズム感も身につくので、ぜひピアノ発表会の課題曲として練習してみてください。