今回は楽譜の読み方の基本「四分音符」について解説したいと思います。
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「四分音符ってどれくらいの長さなんですか?」
この質問を最初にされた時、正直驚きました。
なぜなら先生やるまで一度も考えた事がなかったからです。
と、同時に「楽譜って難しくてわからない」と言ってる方の事がとても納得できました。
なるほど、そこを考えていたら確かにわからないよなーと。
で、四分音符ってまずこれです。
なんと驚く事に四分音符は長さが決まってません!
とりあえず、4つ並んでたら4回手で叩いてみましょう。
でも「基準がないと困るんだけど!」となる場合は
「カエルの歌」のお歌に合わせて手を叩いてみましょう。
それでもピンとこなければ、その場で普通に足踏みしてみてください。
特に急ぐ訳でもなく、待つ訳でもない速さを基準とします。
子供達も最初は叩きやすい速さ、数えやすい速さ、という「なんとなく」の感覚で学んでいきます。
カエルの歌を歌い進めていくと「かーえーるーのーうーたーがーーー」と「がーーー」が長い事に気がつきましたか?
この「がーー」の「しろまるに棒」が当社比2倍になります。
丁度2倍です。
なんとなく長くするとかじゃないです。
例えば四分音符が1秒だとすると白丸は2秒です。
このように基準が決まれば独自の判断で勝手な長さにすることは許されません。
「でもやっぱり基準がないと困る!」「四分音符ってそんなに曖昧なものなの?」となったときにピアノ(楽器全て)の大事な生涯のお友達「メトロノーム」が登場します。
メトロノームを使おう!
こんなやつです。
絵が下手でごめんなさい。
実は速さは曲によって「ある程度」は決められています。
その場合「♩=60」などの表示が楽譜の一番最初に表示されているものがあります。
この「60」という数字は「一分間にカチカチ鳴る回数」を表しています。
↓(表示されている例:60見つからなかった)
一分間の間に60回鳴るという事は、一回は1秒となりますよね。
120だったら0.5秒となるわけです。
じゃあこの速さは誰が決めるのかというと先述のように楽譜に記載されているものもあれば、「先生がその子に応じてその場で決める」という感じです。
補足で、上の楽譜は(♩=104)となっていますが、その左隣に「Molto allegro」ってありますよね。
これ日本語にすると「すごく速く」という意味です。
こういうのも速さの情報として取り入れていきます。
とりあえず最初はあまり難しく考えないで、四分音符♩は「たん♥️」と思っておいてください。
ライタープロフィール
ピアノ講師
ぴちち先生
個人ピアノ講師歴約20年の経験から日々感じた事、よくされた質問についてちょっぴり辛口で書いていきます。