アリスの人気曲ランキング【2025】
フォーク・ロックの黄金期を代表するグループ、アリス。
谷村新司さん、堀内孝雄さん、矢沢透さんが紡ぎ出す重厚なハーモニーと、人生の機微を描いた詩的な歌詞は、今なお多くの人々の心を揺さぶり続けています。
「チャンピオン」で描かれた孤高の闘志、「遠くで汽笛を聞きながら」に込められた叙情的な想い。
時を超えて色褪せることのない、アリスの珠玉の楽曲の魅力をご紹介します。
アリスの人気曲ランキング【2025】
帰らざる日々アリス6位

『冬の稲妻』や『チャンピオン』などで知られるフォークグループ・アリス。
彼らが1976年にリリースした『帰らざる日々』は、切ない別れを描いたノスタルジックなナンバーです。
1978年公開の映画『帰らざる日々』の主題歌に起用され、話題になりました。
ワルツのようなリズムと、マイナー調のメロディがからみあっています。
語り口調で歌う彼らの姿が別れの切なさを現していますね。
別れのつらさを無理に忘れるのではなく、寄りそってくれる曲をお探しの方にオススメのフォークソングです。
今はもうだれもアリス7位

アリスが1975年にリリースしたこの曲は、失恋の痛みを切なく表現した名曲です。
フォークロック調のアレンジが施され、オリコンシングルチャートで最高11位を記録。
累計売上は28.8万枚に達しました。
アルバム『ALICE V』に収録され、ジャケット写真には2種類が存在するそうです。
失恋の傷が癒えないときに聴くと、心に響くことでしょう。
高齢者の方にも、若かりし日の思い出とともに楽しんでいただけるのではないでしょうか。
さらば青春の時アリス8位

独特の音楽性で70年代の日本の音楽シーンに旋風を巻き起こしたフォークグループ、アリス。
彼らが1977年にリリースした10枚目のシングル『さらば青春の時』は、50代男性の心に染み渡る名曲と言えるでしょう。
谷村新司さんによる詞曲が生み出すのは、青春の終わりと新たな始まりへの希望を描いた、深い情感とメッセージ性。
過去を振り返らず前に進む力強さが全編に溢れています。
ライブでは観客と一緒に歌うことも多い作品なので、ボーカルラインはどのパートも簡単です。
ぜひ挑戦してみてください。
夢去し街角アリス9位

フォークグループのアリスによる楽曲です。
アコースティックギターを中心としたおだやかな雰囲気が感じられます。
グループの特徴でもある谷村新司さんと堀内孝雄さんのパワフルなハーモニーがこの曲でもしっかり味わえます。
旅立ちについての感情が描かれたような歌詞も印象的で、寂しさの感情とともに、旅立ちの決意も伝わってきます。
パワフルなそれぞれの歌声が、重なり合うことによって、見事な調和を生み出しています。
主張をぶつけ合うのではなく、お互いをリスペクトして、引き立てあうような姿勢がイメージされます。
狂った果実アリス10位

谷村新司さん、堀内孝雄さん、矢沢透さんの3人からなるフォーク/ニューミュージックグループ、アリスの18枚目のシングルで1980年7月リリース。
当時、ニューミュージックと言われるジャンルが脚光を浴びてブームになっていたこともあって、40万枚のセールスを記録した大ヒット曲です。
筆者はこの楽曲のリリースをリアルタイムで経験していますが、シンセサイザーを使ったイントロのフレーズや間奏のサウンドに当時、とても新鮮さを感じたのを覚えています。
もちろん楽曲は彼らのセールスポイントでもある、谷村、堀内両氏によるハーモニーワークも存分に楽しめる作りとなっておりますので、彼らの活躍をリアルタイムで知らない世代の方にもぜひお楽しみいただきたい一曲です。