Astrud Gilbertoの人気曲ランキング【2025】
『イパネマの娘』が世界的な大ヒットを記録し、その名をとどろかせたシンガー、アストラッド・ジルベルトさん。
ボサノヴァの代表的シンガーとして知られ、音楽活動以外にも動物虐待や動物実験の反対運動に参画するなど、幅広い活動をおこなっていました。
その反面、英語で歌唱した楽曲を発表していたため母国であるブラジルでは実績を残していないことでも知られています。
今回は、そんなアストラッド・ジルベルトさんの人気曲ランキングをご紹介しますので、ぜひチェックしてみてくださいね!
Astrud Gilbertoの人気曲ランキング【2025】
Agua De BeberAstrud Gilberto1位

ボサノヴァとジャズを融合させた音楽性で人気を集めたブラジル出身のシンガー、アストラッド・ジルベルトさん。
その涼やかで優しい歌声に魅了されたファンは多いです。
そんな彼女が1965年に発表したデビュー・ソロ・アルバム『The Astrud Gilberto Album』から、珠玉の一曲を紹介します。
この楽曲は、乾いた喉を潤す一杯の水のように、心の渇きを癒やす愛の尊さを歌い上げています。
マーティ・ペイチによる洗練されたアレンジの上で、彼女の軽やかなブレス・ボーカルが心地よく響き渡ります。
この名盤は、NPRによって「女性によって作られた最も偉大なアルバム150枚」の第73位に選ばれたことでも知られていますよね。
会話を邪魔しない上品な雰囲気は、カフェでのゆったりとした時間にぴったりと言えそうです。
Beach SambaAstrud Gilberto2位

代表曲「イパネマの娘」で知られる、ボサノバの女王Astrud Gilbrtoの「Beach Samba」という曲です。
1967年にリリースされました。
彼女のクールな歌声と、のびのびと繰り出されるスキャットに当時、多くの人が憧れました。
サンバといえば明るくて、お祭り騒ぎな曲調というイメージですよね。
ですがこの曲のように少し寂しげな雰囲気のサンバもありだと思います。
The Girl From IpanemaAstrud Gilberto3位

『The Girl From Ipanema』は、ボサノヴァの名曲のひとつです。
作曲者はブラジルのミュージシャン、アントニオ・カルロス・ジョビンさん。
本作のカバーは数多くありますが、最も有名なのがアストラッド・ジルベルトさんをボーカルに迎え、演奏をスタン・ゲッツさんとジョアン・ジルベルトさんが行ったバージョンです。
美しい少女がビーチを歩く姿が浮かんできそうな、爽やかな初夏にぴったりの作品です。
The Girl From IpanemaAstrud Gilberto & Stan Getz4位

アメリカにおけるボサノバ・ブームの火付け役となったスタン・ゲッツさんと、ブラジル出身の歌手アストラッド・ジルベルトさんが組んだ一曲です。
リオのイパネマ海岸を歩く少女へ向けた、甘く切ない片思いを歌ったこの楽曲は、ボサノヴァを代表する名曲と言えるのではないでしょうか。
実はプロ歌手ではなかったアストラッドさんの、囁くような歌声がその儚い恋心を際立たせているのですね。
本作を収録した名盤『Getz/Gilberto』は1965年のグラミー賞でジャズ作品として史上初の最優秀アルバム賞を受賞。
映画『Juno』などでも使用されました。
カフェでのひとときを、より豊かでおしゃれな時間に変えてくれること間違いなしです!
CorcovadoAstrud Gilberto5位

ボサノヴァ界の国際的スターにして、「イパネマの娘」で一躍有名になったアストラッド・ジルベルトさん。
ブラジル出身のジルベルトさんはボサノヴァ、ブラジリアン・ジャズ、ブラジリアン・ポップなど多岐にわたるジャンルで活躍し、1960年代から2020年代にかけて音楽シーンを牽引しました。
1964年にスタン・ゲッツさんと組んだアルバム『Getz/Gilberto』に収録された「イパネマの娘」で世界的ブレイクを果たし、同作でグラミー賞を受賞。
その後も1992年にラテン・ジャズUSAからライフタイム・アチーブメント・アワード、2002年にインターナショナル・ラテン・ミュージック殿堂入り、2008年にラテン・グラミー賞ライフタイム・アチーブメント・アワードなど数々の栄誉に輝きました。
息子のマルセロさんやグレゴリー・ラソルサさんとの共演も話題を呼び、ボサノヴァの名曲の数々を歌い継ぐ姿は幅広い層のリスナーから愛されています。
Manhã de carnavalAstrud Gilberto6位

カーニバルの喧騒が過ぎ去った朝の、切なくも美しい情景が目に浮かぶようです。
ブラジル出身の歌手アストラッド・ジルベルトさんの、ささやくようでいて涼やかな歌声が、失われた恋への哀愁と新しい一日の始まりがもたらす微かな希望を繊細に表現しています。
この作品は1959年公開の映画『Orfeu Negro』の主題歌として知られ、アストラッドさんによるバージョンは1965年9月に発売されたアルバム『The Shadow of Your Smile』に収録されています。
夜明けの静かな時間や、一人で物思いにふけたい夜に耳を傾けると、本作の持つ哀愁漂うメロディーに心がそっと包み込まれていくのを感じられるはずです。
Once I LovedAstrud Gilberto7位

この曲はアントニオ・カルロス・ジョビンが1960年に発表したボサノバの定番曲で、歌でも歌われますが、サックスやギターなどで演奏しても渋くてかっこいい曲です。
美しいコードの流れと、ボサノバのゆったりしたリズムに身をゆだねれば、忙しい日常生活を少し忘れてリラックスできそうです。