Astrud Gilbertoの人気曲ランキング【2025】
『イパネマの娘』が世界的な大ヒットを記録し、その名をとどろかせたシンガー、アストラッド・ジルベルトさん。
ボサノヴァの代表的シンガーとして知られ、音楽活動以外にも動物虐待や動物実験の反対運動に参画するなど、幅広い活動をおこなっていました。
その反面、英語で歌唱した楽曲を発表していたため母国であるブラジルでは実績を残していないことでも知られています。
今回は、そんなアストラッド・ジルベルトさんの人気曲ランキングをご紹介しますので、ぜひチェックしてみてくださいね!
Astrud Gilbertoの人気曲ランキング【2025】(1〜5)
Beach SambaAstrud Gilberto1位

代表曲「イパネマの娘」で知られる、ボサノバの女王Astrud Gilbrtoの「Beach Samba」という曲です。
1967年にリリースされました。
彼女のクールな歌声と、のびのびと繰り出されるスキャットに当時、多くの人が憧れました。
サンバといえば明るくて、お祭り騒ぎな曲調というイメージですよね。
ですがこの曲のように少し寂しげな雰囲気のサンバもありだと思います。
The Girl From IpanemaAstrud Gilberto2位

『The Girl From Ipanema』は、ボサノヴァの名曲のひとつです。
作曲者はブラジルのミュージシャン、アントニオ・カルロス・ジョビンさん。
本作のカバーは数多くありますが、最も有名なのがアストラッド・ジルベルトさんをボーカルに迎え、演奏をスタン・ゲッツさんとジョアン・ジルベルトさんが行ったバージョンです。
美しい少女がビーチを歩く姿が浮かんできそうな、爽やかな初夏にぴったりの作品です。
Agua De BeberAstrud Gilberto3位

1962年、ボサノバ音楽の生みの親ジョアン・ジルベルトさんはアメリカに移住していました。
そしてその年にアメリカのサックス奏者スタン・ゲッツさんと共作でリリースしたボサノバアルバムの楽曲の中に『イパネマの娘』という曲があり、それを歌っていたのがジョアン・ジルベルトさんの妻、アストラッド・ジルベルトさんです。
この楽曲がアメリカで大ヒットし、「ボサノバ」という音楽が世界中に広がってゆきます。
そしてこのご夫妻のタッグで1963年に作成されたのがこちらの『AGUA DE BEBER』読みは「アガジべべ」、日本語タイトルで『おいしい水』。
世界各国のミュージシャンがカバーした、非常に有名なボサノバの名曲です。
CorcovadoAstrud Gilberto4位

ボサノヴァ界の国際的スターにして、「イパネマの娘」で一躍有名になったアストラッド・ジルベルトさん。
ブラジル出身のジルベルトさんはボサノヴァ、ブラジリアン・ジャズ、ブラジリアン・ポップなど多岐にわたるジャンルで活躍し、1960年代から2020年代にかけて音楽シーンを牽引しました。
1964年にスタン・ゲッツさんと組んだアルバム『Getz/Gilberto』に収録された「イパネマの娘」で世界的ブレイクを果たし、同作でグラミー賞を受賞。
その後も1992年にラテン・ジャズUSAからライフタイム・アチーブメント・アワード、2002年にインターナショナル・ラテン・ミュージック殿堂入り、2008年にラテン・グラミー賞ライフタイム・アチーブメント・アワードなど数々の栄誉に輝きました。
息子のマルセロさんやグレゴリー・ラソルサさんとの共演も話題を呼び、ボサノヴァの名曲の数々を歌い継ぐ姿は幅広い層のリスナーから愛されています。
Manhã de carnavalAstrud Gilberto5位

カーニバルの喧騒が過ぎ去った朝の、切なくも美しい情景が目に浮かぶようです。
ブラジル出身の歌手アストラッド・ジルベルトさんの、ささやくようでいて涼やかな歌声が、失われた恋への哀愁と新しい一日の始まりがもたらす微かな希望を繊細に表現しています。
この作品は1959年公開の映画『Orfeu Negro』の主題歌として知られ、アストラッドさんによるバージョンは1965年9月に発売されたアルバム『The Shadow of Your Smile』に収録されています。
夜明けの静かな時間や、一人で物思いにふけたい夜に耳を傾けると、本作の持つ哀愁漂うメロディーに心がそっと包み込まれていくのを感じられるはずです。