「おもいで岬」で1976年にデビューした、岩手県大船渡市出身の演歌歌手です。
2枚目のシングル「嫁に来ないか」が大ヒットして第18回日本レコード大賞新人賞を受賞、紅白歌合戦にも出場をはたしました。
東北弁で飾らない人柄がバラエティー番組などでも注目を集めました。
数ある曲のなかから人気のある楽曲をランキングでご紹介します。
新沼謙治の人気曲ランキング【2025】
津軽恋女新沼謙治1位

津軽の厳しい冬の情景と、そこで生きる女性の心情を描いた名曲です。
新沼謙治さんの力強く情感豊かな歌声が、雪深い津軽の風景と、恋に生きる女性の姿を見事に表現しています。
1987年2月にリリースされた本作は、オリコンチャートで85位を記録。
長年にわたり愛され続け、新沼さんの代表曲の一つとなりました。
2008年には新アレンジバージョンも発表され、その魅力は色あせることなく、多くの人々の心に響き続けています。
凍えるような冬の夜、しみじみとした気分に浸りたい時におすすめの一曲です。
ヘッドライト新沼謙治2位

1970年代、『嫁に来ないか』などのヒット曲で一躍スターダムに駆け上がった新沼謙治さん。
圧倒的な歌唱力と表現力で知られる彼の代表曲の一つが、阿久悠さん作詞、徳久広司さん作曲による1977年リリースの名曲です。
東京を後にする男女の心情を車のヘッドライトに重ね合わせた歌詞は、過去との決別と未来への希望を象徴的に表現。
新沼さんの力強くも切ない歌声が、聴く者の心に深く響きます。
オリコンチャートで週間12位を記録し、同年のNHK紅白歌合戦でも披露されました。
カラオケで歌うなら、感情の機微を丁寧に表現しつつ、力強い高音も要求されるため、相当な練習が必要です。
人生の転機に立つ人にぜひ聴いてほしい一曲ですね。
嫁にこないか新沼謙治3位

新沼謙治が歌手になるきっかけは、この時代のスターへの登竜門「スター誕生」ですが、予選で4回も落ち、5回目で合格した根性の持主です。
でも最後の決戦大会では男性では最高の17社が新沼謙治をスカウトしました。
東北訛りのやさしい感じが新しい、演歌アイドルを生み出しました。
嫁に来ないか新沼謙治4位

1976年にリリースされた本作は、純朴な青年の結婚観を描いた楽曲で、新沼謙治さんの代表曲として知られています。
さくらの花を連想させる美しさと純粋さを持つ女性への思いを、真摯な歌声で表現しているのが印象的ですね。
日の暮れの公園でギターを弾く青年の姿や、真夜中のスナックでの一人水割りなど、情景描写も豊かです。
阿久悠さんの深い感性と川口真さんの緻密な作曲が光る名曲で、リリース当時は新人賞を受賞し、紅白歌合戦初出場も果たしました。
純朴な青年の心情を歌った歌詞は共感を呼び、カラオケでも人気の高い一曲。
優しく温かみのある歌声で、心を込めて歌うことで魅力が引き立つでしょう。
おもいで岬新沼謙治5位

新沼謙治は日本テレビ系のオーディション番組「スター誕生!」に応募し、5度目の予選で本戦に出場、1975年の決勝大会で合格し、1976年にこの曲で歌手デビューを果たしました。
デビュー時のキャッチフレーズは、「気持ちよく悲しい男」で、岩手県大船渡市出身の純粋で素朴な人柄が愛され、次々とヒットを飛ばしています。
左官職人こね太郎新沼謙治6位

新沼謙治さん自体が既に左官屋さんのような職人の雰囲気がありますね。
建築時には欠かせない左官屋さんですが、一人前になるには、やはりいろいろと苦労はありますよね。
こねてこねて、そして塗って塗っての毎日の修行があるこそ、職人としての腕が磨くことができるんですね。
三陸大船渡新沼謙治7位

岩手県の沿岸南部に位置する大船渡市は、風光明媚な観光地です。
特に詞に出てくる碁石岬から眺める碁石海岸は、「日本渚百選」や「日本の音風景百選」など数々の百選に選ばれている美しい海岸。
本作は、そんな美しい海岸を有する大船渡市のイメージソングとして、地元の人々から愛されています。