忌野清志郎の人気曲ランキング【2025】
日本のロックミュージックに革命を起こした忌野清志郎さん。
RCサクセションのフロントマンとして、また独自の活動を通じて生み出された数々の名曲は、社会への鋭い視点と深い人間愛に満ちています。
反骨精神と優しさが同居する歌声は、世代を超えて多くの人々の心に響き続けています。
ここでは、音楽シーンに大きな足跡を残した清志郎さんの珠玉の楽曲の魅力をご紹介します。
忌野清志郎の人気曲ランキング【2025】(1〜20)
奇妙な世界忌野清志郎1位

日本の音楽シーンにおいてレジェンドと言われ、現在でも多くのミュージシャンに影響を与え続けているシンガーソングライター、忌野清志郎さんの楽曲。
4thソロアルバム『KING』に収録されている楽曲で、普通の生活とは別の世界線にあるような戦争の現実に戸惑う描写が生々しいですよね。
長らく戦争には無縁の国であった日本という場所において、世界各地で起こっている争いはすべて奇妙で、人生において不要なものであるというメッセージにハッとさせられる方も多いのではないでしょうか。
世界のすべての国にとって、戦争というものは普通ではなく奇妙なことなんだと伝えたくなる、考えさせられるナンバーです。
雨上がりの夜空に忌野清志郎2位

日本のロックシーンに大きな影響を与えた名曲です。
1980年にリリースされたこの楽曲は、雨上がりの夜に車を運転する情景を描いています。
自動車を人間関係や人生の旅に例え、困難に直面しても前向きに乗り越えようとする強い意志が表現されています。
忌野清志郎さんの独特な歌声と、バンドの生々しいサウンドが魅力的です。
RCサクセションのライブアルバム『RHAPSODY』に収録され、その後ベストアルバム『EPLP』にもシングルバージョンが収録されました。
青春時代を懐かしく思い出したい方や、人生に悩んでいる方におすすめの1曲です。
い・け・な・い ルージュマジック忌野清志郎 + 坂本龍一3位

テクノ歌謡の枠を超えた衝撃作として、日本の音楽史に刻まれた名曲と言えるでしょう!
忌野清志郎さんと坂本龍一さんのコラボから生まれたこちらの楽曲は、資生堂の1982年春のキャンペーンテーマ曲として制作されました。
当初は『すてきなルージュマジック』というタイトル案だったそうですが、2人の独断で現在のタイトルに変更されたのだとか。
本作は清志郎さんの実質的なソロデビュー曲でもあり、1982年のリリース時にはオリコン1位を記録。
自由奔放な精神が後のJ-POPに多大な影響を与えた、80年代を代表するヒット曲なのですね。
パパの歌忌野清志郎4位

温かみあふれる家族愛を描いた楽曲です。
忌野清志郎さんのソロ作品として1991年5月に発売されたシングルで、清水建設のCMソングにも起用されました。
コピーライターの糸井重里さんが作詞を手掛け、作曲は忌野清志郎さんが担当しています。
オリコンシングルチャートで週間12位を記録した本作は、その後アルバム『abcd』やベストアルバム『MAGIC – KIYOSHIRO THE BEST』にも収録され、世代を超えて愛されています。
働く父親をテーマに、家族への愛情や日常の中での父親の姿を優しく描いた歌詞は、聴く人の心に深く響きかけます。
父親という存在の大切さを見つめ直すきっかけとなる素敵な一曲です。
父の日に向けて、デイサービスなどで高齢者の方と一緒に聴いて、思い出話に花を咲かせてみるのはいかがでしょうか。
い・け・な・いルージュマジック忌野清志郎、坂本龍一5位

こちらの曲は1982年にリリースされ、忌野清志郎さんと坂本龍一さんという大物の異色のコラボレーションとして注目されました。
個性的な二人、そして、い・け・な・いに危険な香りをまとわせた曲で、口紅のキャンペーンソングとしてヒットしました。
極彩色の春の歌といったイメージですが、時がたっても色あせない、そして時々聴きたくなるくせの強い曲ですね。
このようなコラボレーションは意外さと楽しさの両方が楽しめていいですよね。