日本の国技として長い歴史を誇る相撲。
土俵上で繰り広げられる真剣勝負はもちろん、力士たちが残した言葉にも深い魅力が詰まっています。
勝負への覚悟、稽古に打ち込む姿勢、人生哲学……横綱や名力士たちの口から生まれた名言には、相撲ファンでなくても胸に響くものがありますよね。
こちらの記事では、そんな相撲にまつわる名言の数々をご紹介していきます。
横綱から個性派力士まで、心に刻みたい珠玉の言葉たちをぜひご覧くださいね。
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【相撲の名言】横綱や名力士が残した珠玉の名言。土俵に刻まれた熱い言葉たち(1〜10)
自分のためではなく、人のために生涯を過ごすことがやはり日本人の幸せである貴乃花 光司
人生は一人で成り立つものではありませんよね。
誰かに支えられ、励まし合い、時に不和が生まれながらも進んでいく、それが人生ではないでしょうか。
そこに自分以外の存在は不可欠です。
貴乃花は横綱としてだけでなく、弟子たちを育てる親方としてもその活躍が知られています。
相撲界に長きにわたり貢献し人生を賭して尽くす彼の姿勢は、人のために生きた証でもあるでしょう。
自分以外の存在こそが、またその存在のために何かする事が自分の幸せにつながると教えてくれる素晴らしい名言です。
屈辱的な負けがあったことで、次は絶対に勝つという気持ちが強くなった北の湖 敏満
1970年代に「輪湖時代」を築き上げ、多くの大相撲ファンを魅了した横綱の輪島大士さんと北の湖敏満さん。
2015年、週刊新潮の対談での北の湖さんの言葉です。
「二人の記憶に残る一番」という話で、昭和49年の名古屋場所千秋楽での二人の対戦。
当時、大関の北の湖さんは勝てば横綱昇進という大一番で敗れてしまいます。
この言葉は、敗戦の悔しさを糧にして次の勝利への執念に変える、北の湖さんの強い横綱としての信念が表れていますね。
礼に始まり、礼に終わる。勝った喜びより、敗者を敬うことを重んじる。それが相撲道だ千代の富士 貢
一流と呼ばれる人は謙虚であるべきだと千代の富士は言っています。
その言葉は、そんな考え方にもつながる名言ではないでしょうか。
勝利を手にした時は誰だって喜びにあふれるものです。
しかしそのあまり、敗者に対する思いやりや礼儀を忘れてはいけません。
勝負は一瞬、誰が勝っても負けてもおかしくはないのです。
また土俵に立っているのは、同じ相撲を愛す者……。
勝利した時こそ謙虚に振る舞い、敗者の健闘をたたえ感謝の言葉を伝えたいですね。
稽古は本場所のごとく、本場所は稽古のごとく双葉山 定次
稽古する際はそれが負ければ終わりの試合だと思って励むこと。
そして実際の試合では稽古と思い普段通りの力を発揮すること。
この言葉が伝えたいのはそんな勝つための教訓ではないでしょうか。
幼少期に右目の視力を失い、11歳の頃には右手小指を事故で失った双葉山。
しかし彼は並々ならぬ動力を積み重ね、69連勝という大記録を残しました。
この言葉はそんな双葉山が弟子たちに説いた言葉です。
技術うんぬんではなく心構えを教えるその姿勢に、彼の誠実で温かい人となりを感じますね。
相撲取りが心を作るのは、土俵でしかないんです大鵬 幸喜
昭和の大横綱、大鳳と平成の大横綱、白鳳。
2011に行われた両横綱の対談での納谷幸喜氏(大鵬)の言葉です。
「大事なのは何の変哲もない丸い土俵から何を学ぶか、ということですよ。
いろいろな人に会って話をするのもいいけれども、自分の心ができていないのにいくら話を聞いてもそれ以上のことは吸収できません。」と納谷氏。
武道やスポーツにおいて、心・技・体の3つの要素がバランスよく整ったとき、最大限の力が発揮できるという教えがありますね。
相撲は負けて覚えるもの。勝って覚える相撲はどこにもない朝青龍 明徳
幕内成績、596勝153敗76休という戦績を持つ朝青龍の言葉だからこそ胸に響くものがありますよね。
勝つ事は誇らしい事ですが、やはり人が自分を見つめ直し殻を破る時に必要なのは「敗北」なのかもしれません。
負けて悔しい思いをしたからこそ得る教訓があり、その教訓があるからこそ人は成長するのでしょう。
勝った時もただ喜ぶのではなく、もっと自分にできた事はなかったか……そう考える事で勝利もあなたの貴重な経験になるかもしれませんね。
相撲に命を懸けるというよりも、相撲の中にこそ自分の命がある貴乃花 光司
この言葉は引退し、親方になった貴乃花が残した言葉です。
直向きに何かをがんばっている人を見ると「命を懸けている」と表現したくなりますが、本人にとってはそうでない事がこの名言から伝わってきます。
相撲そのものが彼にとっては命のようなもの……それほど人生と相撲が密接に関わっているのでしょう。
相撲を通して人生の良い変化や喜びを感じていないと出てこない言葉ですね。
こんなふうに表現できる何かを人生で見つけたいものです。
プロはいかなるときでも、言い訳をしない千代の富士 貢

負けた時に言い訳する人は多いかもしれません。
敗北した事で失望されたり責められるのが嫌で、つい負けた原因を自分以外に置きたくなるんですよね。
しかし千代の富士はプロにそれは許されないと、強い覚悟を口にしていました。
外部環境や体調、審判の判定……そういった言い訳を自ら排除する事でエネルギーを全て行動に集約している。
そして負けた時も事実を受け入れ自らの欠点と向き合うのだそうです。
この考え方を彼は自己責任の哲学と表し、それが真の強さにつながっていると明言しています。
流した汗はウソをつかない千代の富士 貢

汗というのはどんな時に流れるでしょうか?
気温の変化や恐怖から汗を流す事もあると思いますが、力士が流す汗というならそれはきっと稽古で流す汗のことでしょう。
相撲は勝負の世界……一瞬で勝敗が決まることも多いですよね。
その一瞬の分かれ目に挑み真価を発揮するため、力士の方はフィジカルのみならず精神力をも鍛え抜かれているはずです。
千代の富士のこの名言は、たゆまぬ努力は自分の自信となり、また勝利の確信となり得ると言っているのではないでしょうか。
3年先の稽古をする。5年、10年先のことを考えて辛抱すること大鵬 幸喜

未来のビジョンをしっかりと持つ事は人生において大切ですね。
対局を見据える事で小さな失敗に振り回されずに済み、本当に自分に必要なものが見えてくるのではないでしょうか。
この大鵬の言葉からも、ただ稽古をするのではなく自分に必要な稽古をすること、またつらい時はそこを乗り越えた先に理想の自分がいると信じて我慢しようと伝えています。
人は目の前の事でいっぱいいっぱいになりがちですが、成功する人というのは何年も先のことを見通し動いているのでしょう。



