偉人たちの胸を打つひとこと名言|心に深く刻まれる言葉集
積み重なる歴史の中、生まれてくる名言。
その言葉の奥底には言葉を発した人物の思いがこめられていたり、生き方そのものを表していることも多いですよね。
先人の知恵のようなたくさんのヒントが詰まった言葉に人生を救われるなんて場合もあると思います。
自分には見えない角度や、経験から生まれた貴重な言葉。
そんなステキな言葉の中でも「シンプル」だったり「ひとこと」な名言に着目してピックアップしました!
人物像やその言葉の由来を知ると、きっとより愛着もわいてくると思います!
日々生きる力になりますように!
偉人たちの胸を打つひとこと名言|心に深く刻まれる言葉集(1〜10)
守ろう、守ろうとすると後ろ向きになる。守りたければ攻めなければいけない羽生善治

中学生という若さで将棋のプロ棋士となり、その後将棋界のレジェンド的存在となった羽生善治さん。
永世七冠の達成、国民栄誉賞の授与など、数々の栄誉を持つ羽生さんの名言として「守ろう、守ろうとすると後ろ向きになる。
守りたければ攻めなければいけない」というのがあります。
常に将棋に真剣に向き合い、勝負をかけてきた方ならではの体の奥底から湧き上がる闘志のようなものを感じるこの言葉。
確実性を求めて守りに入っても何も進めないままで結局負けになってしまうから、守るためにも攻めていくことが大切なんだと、さまざまなことで戦う全ての人の背中を押すような言葉ですね。
人生で大事なものはたったひとつ。心です。高倉健

『鉄道員』や『幸せの黄色いハンカチ』など、印象的な数々の作品に出演した日本を代表する名優、高倉健さん。
彼の名言として「人生で大事なものはたったひとつ。
心です」というのがあります。
さまざまな役を経験し、さまざまな人生を演じ、人の心に触れてきたからこそ思われたことなのかもしれません。
1人の人間として生きるにも、演技で役の人生を生きるにも、心は必ず大切にしなければいけない。
高倉健さんの俳優魂の一片を感じさせるような言葉です。
希望とは、我々を成功に導く信仰ですキュリー夫人

放射能を研究し、二度もノーベル賞を受賞した、キュリー夫人の名で知られるマリー・キュリー。
彼女の名言として挙げられるのが「希望とは、我々を成功に導く信仰です」です。
彼女の研究はがんの治療にも役立てられ、現代にもつながっています。
女性の研究者がほとんどおらず、研究することすら大変だった時代でも、彼女はこの信念を持って研究を続けていたのかもしれませんね。
希望をかなえるために、希望を強く持つ、自分や自分のやっていることを信じることが、成功をえるためには大切なことなのだと教えてくれているようですね。
ハングリーであれ、愚かであれスティーブ・ジョブズ

Appleを創りあげた1人である、スティーブ・ジョブズさん。
彼の有名な名言に「ハングリーであれ、愚かであれ」というものがあります。
英語で表すと「Stay Hungry. Stay Foolish.」です。
ハングリー、つまり貪欲であること、そして愚かであることが大切なんだとしたこちら。
この精神があったからこそ、彼はいくつもの革新的な製品を生み出せたのかもしれません。
いつでも何に対しても貪欲に、そして凝り固まった価値観などに左右されずに何ごとにも取り組み、研究をし続けてきたからこそ、Appleの成功が生まれたのでしょう。
憧れるのをやめましょう大谷翔平(野球選手)

2023年のWBC決勝の試合前に、大谷翔平選手がチームメンバーに向けて放った一言です。
対戦相手のアメリカチームにはメジャーリーグで活躍する名選手がたくさん居るが、彼らに憧れるのをやめようと語ったのです。
その言葉の中には、「憧れていては勝てない、今日は勝つことだけに集中しよう」というメッセージが込められていました。
この言葉は、メジャーリーグで活躍している大谷選手だからこそ言えた言葉であり、彼が言ったからこそ説得力を持つ名言ですね。
闇の中にいる時こそ光を探すべきだアリストテレス(哲学者)

古代ギリシャの哲学者、アリストテレスの残した言葉。
目標に向かって努力しているとき、決していい結果ばかりが出るわけではありませんよね。
ときには困難が訪れたりうまくいかずに挫折しかけてしまうこともあるかもしれません。
しかし、そんなときこそいい出来事に目を向けて前進し続けることが大切だと気づかせてくれます。
物事の本質をついた言葉は何千年もの年月がたっても色あせることなく、わたしたちの支えとなってくれますね。
最高の復讐は圧倒的な成功を収めることフランク・シナトラ(歌手)

誰かに嫌なことをされたとき、「どうにかして復讐してやりたい!!」と考え、同じことをやり返してやろうとする人もいるのではないでしょうか?
しかし、それをしてしまっては相手と同じことになってしまいますよね。
そんなときにふと、我に返るキッカケをくれるのがこの言葉。
1930年代以降のアメリカの音楽シーンを築いた人物の1人であるフランク・シナトラさんが残した言葉です。
誰に何をされようとも、その怒りや復讐のエネルギーを相手に向けるのではなく、自分が成長するための努力に使おうという前向きなメッセージが感じられます。