【2025】世界で最も売れたシングル・洋楽フィジカルランキング
突然ですが、皆さんは「世界で最も売れたシングル曲」をご存じでしょうか。
すぐに答えを出せる方は音楽の歴史やデータという点においても相当詳しい方に限られるとは思いますが、あの有名曲はどれくらい売れたのか……音楽がお好きな方であれば一度くらいは考えたことがあるでしょう。
こちらの記事では世界中で最も売れたシングルをリサーチ、ランキング形式で紹介しています。
あくまでフィジカルでの売上に絞ったランキングですから、デジタルセールスやストリーミングでの再生回数などは除外しているためやはり古い音楽が中心のラインアップとなっていますね。
誰もが一度は聴いたことがある曲ばかりですし、この機会にぜひチェックしてみてください!
ランキング 1位〜(1〜10)
White ChristmasBing Crosby

アメリカの作曲家アーヴィング・バーリンが作詞作曲を手掛け、ミュージカル映画「スイング・ホテル」に使われました。
当初はさほど注目されませんでしたが、1942年にラジオから火がつき、クリスマスシーズンの度にチャートの1位を獲得する大ヒット曲になりました。
多数のアーティストにカバーされ、今日の日本では子供向けクリスマスアルバムでも定番のナンバーです。
Candle in the Wind 1997Elton John

事故により亡くなった、ダイアナ元英皇太子妃を追悼した1曲です。
ビルボードのチャートで14週連続で1位をキープし、史上最大の売り上げ記録しました。
1974年にエルトン・ジョンが、女優のマリリン・モンローを追悼した曲として作曲しました。
ダイアナ妃の親しい友人だったエルトンが、深い悲しみのなかで、作詞家に歌詞を依頼して作り変えてもらい、ダイアナ妃の葬儀において披露されました。
Silent NightBing Crosby

1818年にオーストラリアで教会の牧師により作詞されたました。
そして、当時その知人だった小学校の教師が作曲を行い形になりました。
1935年に歌手のビング・クロスビーがカバーしたことでヒットし、曲の存在が知られ今に至ります。
Petit Papa NoelTino Rossi

フランスが誇る国民的歌手ティノ・ロッシさんが歌う楽曲は、寒空の下でサンタクロースを心待ちにする子供の気持ちを描いた名曲です。
1946年に映画『Destins』で初披露されて以来、フランスのクリスマスの定番として愛され続けてきました。
3000万枚以上を売り上げたこの楽曲は、ポップとシャンソンの要素が見事に調和した温かみのある曲調が特徴的。
毎年クリスマスシーズンになると必ず耳にする機会があるでしょう。
クリスマスの雰囲気を楽しみたい方や、フランス文化に興味がある方にぴったりの1曲ですよ。
ジョシュ・グローバンさんやベベ・リリーさんなど、多くのアーティストにカバーされているのも魅力的ですね。
Rock Around the ClockBill Haley & His Comets

まさにロカビリーの原点ともいうべき曲。
ウッドベースによる力強くダイナミックなスラッピング奏法やギブソンのフルアコースティックギターが渋い音を出してます。
ブラスバンドなども豪華に参加していて、楽曲に厚みを加えています。
I Will Always Love YouWhitney Houston

ケビン・コスナーとホイットニー・ヒューストンが共演したロマンティック・サスペンスが、アメリカ映画「ボディガード」です。
この映画もヒットしましたが、初主演となったホイットニーが歌ったこの主題歌も大ヒットし、なんと世界で3400万枚のセールスを達成することになりました。
It’s Now or NeverElvis Presley

エルビス・プレスリーの最も売上が多い曲です。
荒々しいロックンロールを切り開いた彼ですが、この曲は正反対のバラード。
世界的なヒットを記録しました。
女性を思い歌った曲で、彼の色気が伝わってきますね!
アメリカの歌手、トニー・マーティンの歌声を聴き、インスパイヤーされました。