【2025】世界で最も売れたシングル・洋楽フィジカルランキング
突然ですが、皆さんは「世界で最も売れたシングル曲」をご存じでしょうか。
すぐに答えを出せる方は音楽の歴史やデータという点においても相当詳しい方に限られるとは思いますが、あの有名曲はどれくらい売れたのか……音楽がお好きな方であれば一度くらいは考えたことがあるでしょう。
こちらの記事では世界中で最も売れたシングルをリサーチ、ランキング形式で紹介しています。
あくまでフィジカルでの売上に絞ったランキングですから、デジタルセールスやストリーミングでの再生回数などは除外しているためやはり古い音楽が中心のラインアップとなっていますね。
誰もが一度は聴いたことがある曲ばかりですし、この機会にぜひチェックしてみてください!
ランキング 11位〜(1〜10)
Bei Mir Bist Du SchönThe Andrews Sisters

アメリカが誇る女性ボーカルグループ、アンドリュース・シスターズによる名曲中の名曲です。
1937年にリリースされた本作は、世界中で愛され続けるスタンダードナンバーとして君臨し続けています。
イディッシュ語のミュージカル曲を英語にアレンジしたもので、愛する人への深い想いを歌った心温まるラブソング。
スウィングとボギー・ウギーが融合した軽快なリズムと、3姉妹の素晴らしいハーモニーが魅力的です。
第二次世界大戦中、兵士たちの士気を高める役割も果たしたそうですよ。
友人や恋人との楽しいひとときのBGMにぴったりな、スウィングジャズの名曲をぜひ楽しんでみてくださいね!
Wind of ChangeScorpions

スコーピオンズのベストヒットバラードです。
彼らはドイツ出身のバンドで、この楽曲のシングルのセールスを未だに破った人はいないというほどの超大作になりました。
この楽曲の内容は東西に分裂したドイツの統合を願った曲で、メディアなどでベルリンの崩壊した瞬間の映像のBGMとして使われることがよく知られています。
Sweet MotherPrince Nico Mbarga

アフリカ音楽史に輝く名曲がこちら。
カメルーン系ナイジェリア人のプリンス・ニコ・ムバルガさんが1976年に発表した『Sweet Mother』は、母親への感謝と愛情を歌い上げた珠玉のナンバーです。
ハイライフとコンゴ音楽の融合した軽快なリズムに乗せて、ムバルガさんのソウルフルなボーカルが心に響きます。
ピジン英語で綴られた歌詞は、母親の無条件の愛と献身を描写し、多くの人々の共感を呼びました。
推定1300万枚以上を売り上げ、アフリカの国民的アンセムとなった本作。
母の日や結婚式など、様々な場面で愛され続けている感動の一曲です。
SukiyakiKyu Sakamoto

永六輔作詞/中村八大作曲の別名「スキヤキ」です。
ビルボード誌 1963年6月15日付で、日本人のみならず、アジア圏歌手、週間1位を獲得しました。
いまだに外国人のモノまねのネタにされています。
坂本さんの飛行機事故急死や永六輔のメモリアルソングとしてよく使われています。
Rudolph the Red-Nosed ReindeerGene Autry

クリスマスの季節が近づくと、街中がキラキラと華やかになりますよね。
そんな雰囲気を盛り上げてくれる定番曲といえば、この曲でしょう。
「歌うカウボーイ」として知られるジーン・オートリーさんが1947年にリリースしたこの楽曲は、赤い鼻を持つトナカイの物語を歌ったものです。
アメリカ出身のオートリーさんは、この曲で大ヒットを飛ばし、初年度で250万枚、その後40年間で2500万枚を売り上げました。
違いを認め合うことの大切さを教えてくれる歌詞は、子供から大人まで幅広い世代に愛され続けています。
家族揃って楽しむクリスマスパーティーのBGMにぴったりですよ。
Dragostea din teiO-Zone

モルドバ出身のポップグループ、オゾーンの代表曲といえば、この曲しか思い浮かばないという方も多いのではないでしょうか。
2004年2月にリリースされたこの楽曲は、ヨーロッパを中心に大ヒットを記録。
キャッチーなメロディと「ヌマ・ヌマ」というフレーズで世界中の音楽ファンの心を掴みました。
愛と切望をテーマにした歌詞は、リンデンの木が象徴する愛や自由を讃えており、伝統的な要素と現代的なポップスを見事に融合させています。
この曲の魅力は、シンプルながらも強いメッセージと、誰もが口ずさめるメロディーにあり、楽しい気分になりたい時やパーティーなどで盛り上がりたい時にぴったりですね。
ランキング 21位〜(1〜10)
I Want to Hold Your HandThe Beatles

1963年11月に発表された5枚目のオリジナルシングルです。
オールタイム・グレイテスト・ソング500では16位にランクインされています。
11月29日の発売以来1位を5週連続で獲得しており、ボブ・ディランがフォークソングよりロックに移行するきっかけの曲とも言われています。