演歌の新曲リリース【2025年4月】
2025年4月の演歌シーンに新たな風が吹きはじめています。
現代のライフスタイルと重なり合う歌詞、伝統的な旋律に洗練された編曲を加えた楽曲など、演歌の新境地を開く新曲の数々が登場。
SNSで話題沸騰の若手から、円熟味を増す重鎮まで、多彩な歌い手たちが魂を込めた歌声を届けています。
懐かしさと新鮮さが織りなす、これからの演歌の姿をご紹介します。
演歌の新曲リリース【2025年4月】(1〜10)
まなざしのミ・アモーレこゆり

イタリア語の愛を意味する「Mi Amore」をタイトルに冠した、大人の恋愛を情熱的に歌い上げた作品です。
日本コロムビアから2025年3月に発売された本作。
スペイン語のフレーズが印象的にちりばめられており、異国情緒あふれるメロディーが心を包み込みます。
愛し合う中で感じる喜びや切なさ、葛藤が繊細に描かれているんです。
こゆりさんの透明感のある歌声、丸尾稔さんによる情感豊かなアレンジの調和が素晴らしいんですよね。
大切な人と過ごすロマンチックな夜に聴きたい、心に響く珠玉のラブソングです。
恩送りの人生金嶋昭夫

感謝の心を美しいメロディーに乗せた珠玉のバラードです。
金嶋昭夫さんが2025年3月に3作目のシングルとして発売した人生賛歌で、これまでの半生で受けた恩を大切に思う気持ちが込められています。
石原信一さんによる温かな詞と、岡千秋さんの手がけた心に染み入るメロディーが絶妙に調和しています。
そして本作のもう一つの魅力は、人生経験が滲み出る深みのある歌声。
ビジネスで成功しながらも、76歳で演歌歌手としてデビューした異色の経歴を持つ、金嶋さんならではの説得力があります。
望郷恋唄ふじまち子

愛する人への未練を切々と歌い上げた珠玉の演歌バラード。
日本クラウンから2025年3月にリリースされた本作はふじまち子さんの楽曲で、師匠である増田空人さんが作曲を手がけています。
ゆったりとしたリズムと、荒れ狂う日本海の情景が目に浮かぶような哀愁ただようメロディーが心に沁みます。
この曲を聴きながら、もう会えない大切な人へ思いをはせてみませんか。
演歌の新曲リリース【2025年4月】(11〜20)
愛のかけらハン・ジナ

韓国出身の演歌歌手ハン・ジナさんが2025年4月にリリースしたシングルで、カップリング曲には『そして今は』が収録されています。
白空彩さんの作詞作曲、猪股義周さんの編曲によって生み出された本作は、デビュー25周年記念曲『天窓~愛という孤独~』から約2年ぶりの作品として話題に。
雨の降る中、愛する人に置き去りにされた記憶をたどる、切ない楽曲です。
悲しみにひたりたいときにぴったりだと思います。
仙台旅情伊達小寿々、伊達文之丞

仙台の風景や歴史を情感豊かに描き出した、郷愁を感じるナンバーです。
『仙台旅情』は伊達小寿々さんの曲で、2025年3月に発売されたシングル作品。
どこか遠くにいる好きな人への思いをつらつらと描き出した歌詞は、切なさと期待感が入り混じった仕上がり。
つい自分のことに置き換えて聴いてしまいます。
伊達小寿々さんの芯のある歌声に、ぜひじっくり耳を傾けてみてください。
悪女のララバイ山口かおる

都会的でムーディーな雰囲気が魅力のナンバーです。
『悪女のララバイ』は2025年3月に発売された作品で、作曲は徳久広司さんが手掛けています。
山口かおるさんならではの艶やかな歌声と、大人の女性を感じさせる歌い回しが印象的。
そして切ない恋物語の情景が見えてくる歌詞が胸に染みます。
夜、昔の恋愛を思い返しながらたそがれたいときにしっくりくる曲かもしれません。
渚にひとり千葉一夫

演歌界の重鎮、千葉一夫さんによる2025年4月に発売のシングルです。
情感豊かなメロディーで、夕暮れの渚で過ぎ去った恋を思う切ない心情を見事に表現。
竜はじめさんの手による歌詞と、花笠薫さんが紡ぎ出した曲調が見事にマッチして、聴く人の胸に染み入る作品に仕上がっています。
人生の機微や切ない恋心に共感したい方、心に響く演歌を求めている方にぜひ聴いていただきたい珠玉の1曲です。