「ドラムのマイクでどんな音が録れるの?」「レコーディング後はどんな音になるのか?」
レコーディングをお考えの方なら最も気になるところだと思います。
今回はなんとCDになる前の「すっぴん」のドラムトラックを徹底解剖し、レコーディングエンジニアの録音段階〜最終作業の手順を試聴音源と共に説明していきます!
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エンジニアの技術
音源を制作する際、録音〜編集、ミックスまでを担当する「レコーディングエンジニア」という存在はレコーディングに欠かせません。
あなたの作った曲の持つ芸術性を最大限まで引き出すために、最良のパートナーであることは今も昔も変わりありません。
今回は「ドラムの音」に迫ってみました
効果的なマイキング、位相のチェック、プリアンプのセレクト……などは「録音するエンジニアの手」によって行われます。
ドラム録音には数十本ものマイクを立てて録音し、各パーツの音のバランスを整えていきます。
どんな音が各マイク収音され、エンジニアの手によってどのように音が変わるのか!?
実際聴いてもらいたいと思います。
スネア
スネアには「トップ(打面)」と「ボトム(スナッピーがある側)」にマイクを立てて収音します。
もちろんマイクにはスネア以外の音も多少被りこんできます。
その録り音はコチラ↓
スネアトラックのみ(エフェクトなし)
※試聴できます 音量が小さい場合はヘッドホンやスピーカーでお聴きください。
https://api.soundcloud.com/tracks/161772439
そしてミックス時には、各パート楽器とのバランスをとる中で、マイクのブレンド具合、イコライザーやコンプレッサーなどのエフェクターをたくみに使い音を追い込んでいきます。
録り音に比べて、よりアタック感と透明感が増しているのが分かって頂けると思います。
その音はコチラ↓
スネアトラックのみ(エフェクトあり)
https://api.soundcloud.com/tracks/161772583
バスドラム
バスドラムも同様です。
大きいスピーカーなどで低音感とアタック感を意識して聴いてもらえれば、より違いが分かって頂けると思います。
バスドラムトラックのみ(エフェクトなし)
https://api.soundcloud.com/tracks/161781991
バスドラムトラックのみ(エフェクトあり)
https://api.soundcloud.com/tracks/161772267
オーバートップマイク
続いてオーバートップマイクの音です。
ドラムセット全体をしっかりキャッチするのが目的ですが、レコーディング時は最終仕上がりを想定しながら、マイク選びから距離の調節などを決めていきます。
オーバートップマイク(エフェクトなし)
https://api.soundcloud.com/tracks/161772700
オーバートップマイク(エフェクトあり)
https://api.soundcloud.com/tracks/161772863
ドラムセット全体の音はどうなるのか?
他のパートの楽器とうまく絡ませていくことが重要になります。
録音段階での音と、最終ミックスダウンの音を聴き比べてみてください。
音はもちろんですが、ドラムのプレイがより音楽的に聴こえるようになっています。
ドラムセット全体(エフェクトなし)
https://api.soundcloud.com/tracks/161771725
ドラムセット全体(エフェクトあり)
https://api.soundcloud.com/tracks/161771169
最後に
ドラムの音一つ一つにレコーディングエンジニアのたくみな技術が活かされていることがお分かり頂けたと思います。
そしてただ録音するのではなく「音楽を作る意識」をレコーディング中も大切にしていきたいものですね。
レコーディングの際、参考になれば幸いでございます。
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ライタープロフィール
スタジオラグ スタッフ
きんや
京都河原町三条に位置する、リハスタのスタッフです。
バンド練習に適したデッドな音響のリハーサルスタジオ。
プロによる音楽教室。
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ウェブサイト:https://www.studiorag.com
Twitter:kawaramachi_rag