【ボーカル解説アリ】DEENの歌いやすい楽曲
1990年代に大人気を集めた日本のロックバンド、DEEN。
個性的な声質とキャッチーな音楽性が武器で、いくつものヒットソングを生み出してきた彼ら。
今回はそんな彼らの作品のなかでも、特に歌いやすい楽曲をピックアップしました。
有名な楽曲も登場しますし、具体的なボーカルテクニックについても触れているので、歌が苦手な方でも安心です。
幅広い曲調から選んでいるので、DEENのレパートリーを増やしたいという方も必見です!
【ボーカル解説アリ】DEENの歌いやすい楽曲(1〜10)
MemoriesDEEN

恋が消えてしまったことへの後悔の思いが描かれた、情熱的な空気感の楽曲です。
テレビ朝日の帯のドラマ枠『ネオドラマ』のテーマソングにも起用されていました。
パワフルなリズムと管楽器が重なるサウンドが印象的で、切なさの中に存在する心の熱さが伝わってきますね。
サビのしぼり出すような歌声は歌いにくそうにも思えますが、全体をとおしてサビに近い高さで歌われているので、歌いにくい人はキーを変えて挑戦するのがオススメですよ。
The Last Journey ~47の扉~DEEN

30年という時間を歩めたことへの喜びと、それを支えてくれた人たちへの感謝の気持ちが描かれた楽曲です。
2022年の7月から開催された47都道府県ツアーのテーマソングでもある、DEENの30周年を記念するシングルですね。
ピアノの音色が印象的に響くあたたかさが伝わってくるサウンドで、視界が広がっていくような爽やかさも感じされます。
サウンドの穏やかな空気と重なるように歌唱の音域もゆるやかで、言葉を大切に届けるようなイメージを持つと歌いやすい楽曲ではないでしょうか。
このまま君だけを奪い去りたいDEEN

デビューシングルでありながら、自身最大のセールスを記録した1stシングル曲『このまま君だけを奪い去りたい』。
作詞が上杉昇さん、作曲が織田哲郎さんという、1990年代のビーイング人気を支えたコンビによるヒットチューンです。
キーは若干高めでサビではさらに高音が登場しますが、テンポがゆったりしている上にシンプルなメロディーのためカラオケでも歌いやすいのではないでしょうか。
世代の方であれば盛り上がることまちがいなしの、エモーショナルなバラードナンバーです。
ひとりじゃないDEEN

テレビアニメ『ドラゴンボールGT』のエンディングテーマとして起用された9thシングル曲『ひとりじゃない』。
夢や目標に向かう背中を押してくれるようなリリックは、アニメ作品のストーリーともリンクし心を震わせますよね。
繰り返しのメロディーが多く音程をつかみやすいですが、サビでのハイトーンや音域の広さが難しいためペース配分を考えながら挑戦しましょう。
疾走感のあるアンサンブルがカラオケを盛り上げてくれる、爽快なポップチューンです。
未来のためにDEEN

日本テレビ系列『’95劇空間プロ野球』のイメージソングとして起用された7thシングル曲『未来のために』。
メンバーが初めて作曲を担当した楽曲で、オリコンチャートにおいて1位を獲得したヒットチューンです。
メロディーがゆったりしており大きな抑揚はありませんが、サビで登場する高音に上がっていくメロディーで力尽きてしまわないよう注意しましょう。
全体的にはキーもそこまで高くありませんが、サビが歌いきれない場合にはご自身にあったキーに設定して挑戦してみてくださいね。
永遠の明日DEEN

心の中にある苦しみを乗りこえて未来に向かっていこうとする、希望の感情が伝わってくる楽曲です。
ゲーム『テイルズ オブ ハーツ』のテーマソングにも起用され、1997年の『夢であるように』から11年ぶりの『テイルズ オブ』シリーズとのタイアップという点も注目されました。
視界が広がる光景をイメージさせる爽やかなサウンドが大きな特徴で、ワクワクとした気持ちが伝わるところも『夢であるように』との共通点も感じさせますね。
歌声の強弱や音程の幅はゆるやかなので、言葉を大切にしつつリラックスして歌える楽曲ではないでしょうか。
瞳そらさないでDEEN

大塚製薬「ポカリスエット」のCMソングとして起用された5thシングル曲『瞳そらさないで』。
DEENにとって初となるオリコンチャート1位とシングル初登場1位を獲得したナンバーで、透明感のあるシンセサウンドとタイトなロックアンサンブルのコントラストが爽快ですよね。
音域が狭くキーもそこまで高くないため、歌があまり得意でない方にも挑戦しやすいですよ。
清涼感のあるメロディーが心地よい、カラオケでも聴き手を魅了するであろうポップチューンです。