【演歌】音痴の方でも歌いやすい曲【男性歌手編】
カラオケで挑戦してみたいけど演歌って歌がうまい人が歌うものだよね……ご自身のことを音痴だと思われている方で、そんな風に悩まれている人は多いかもしれません。
もちろん演歌は高度なテクニックが要求されるジャンルですから、きっちりうまく歌いこなそうとすればある程度歌唱力に自信がある方でも難しいものです。
そこで今回は音痴の方でも歌いやすい、完ぺきに歌えなかったとしても楽しめてカラオケの場を盛り上げてくれる曲をまとめています。
歌いやすさだけではなく、ノリで勝負できそうな曲も含めて選曲していますから、たとえば有名なコーラス部分だけ歌ってみたり、難しい箇所は友だちに任せてみたりと工夫しながら楽しんでみてください!
【演歌】音痴の方でも歌いやすい曲【男性歌手編】(1〜10)
酒よ吉幾三

日本の演歌界を代表する名曲の一つで、孤独な男の心情を酒に託して歌う楽曲です。
吉幾三さんが自ら作詞作曲を手掛け、その深い歌詞と哀愁漂うメロディーが多くの人々の心を打ちました。
1988年9月にリリースされ、全日本有線放送大賞グランプリなど数々の賞を受賞。
NHK紅白歌合戦にも2度登場し、累計売上約27.9万枚を記録しています。
やはり有名な曲ですし難易度的にも易しめということで、歌に自信がないという方でもサビの部分は何となく歌えるはず。
まずは楽しみながら、少しずつ慣れていきましょう!
北国の春千昌夫

北国の春の風景を優しく描いた歌詞と、心に沁みるメロディがたまらない演歌の名曲ですね。
1977年4月にリリースされた本作は、都会での生活に疲れた人の心に寄り添うように、故郷への思いを歌い上げています。
累計売上300万枚を突破し、1979年の第21回日本レコード大賞ロングセラー賞も受賞しました。
サビの「白樺~青空~南風~」というフレーズは覚えやすく、音程も取りやすいので、演歌が苦手な方でも気軽に挑戦できる曲です。
カラオケで盛り上がりたい時や、懐かしい気持ちに浸りたい時におすすめです。
北酒場細川たかし

北国の酒場を舞台に、男女の出会いから恋が芽生える様子を情感豊かに描いた名曲です。
伸びやかな高音と圧倒的な肺活量が魅力の細川たかしさんが、演歌の枠を超えたポップな要素も取り入れた歌唱で聴く人の心を掴みます。
1982年3月にリリースされたこの曲は、テレビ番組『欽ちゃんのどこまでやるの!』での披露をきっかけに大ブレイク。
その年の日本レコード大賞を受賞し、紅白歌合戦にも出場を果たしました。
軽快なリズムとキャッチーなメロディーが特徴的で、カラオケでも人気の高い一曲。
音程の取りやすさと親しみやすさから、歌うのが苦手な方でも楽しく歌える曲として、ぜひ挑戦してみてください。
世界の国からこんにちは三波春夫

1970年の大阪万博のテーマソングとして誕生したこの楽曲は、世界中の人々を歓迎する心温まるメッセージが込められています。
「こんにちは」の繰り返しや、シンプルで印象的なフレーズが多く盛り込まれており国際交流への願いが伝わってきますね。
1967年3月に発売されたこの曲は、三波春夫さんを始め複数のアーティストによる競作となり、300万枚を超える大ヒットを記録しました。
カラオケで歌う際は、歌詞の明るさやメロディーの親しみやすさを活かし、笑顔で元気よく歌うのがポイントです。
難しい箇所は避けて、サビの「こんにちは」の部分だけでも楽しく歌えば、場を盛り上げることができるでしょう。
ムサシ冠二郎

演歌界の重鎮、冠二郎さんが歌う本作は、力強い歌声と日本の伝統を融合させた魅力あふれる楽曲です。
宮本武蔵の生き様をモチーフに、人生の選択や孤独を深く描き出しています。
1993年4月に日本コロムビアからリリースされ、同年のアルバム『特選集 冠二郎/ムサシ』にも収録された人気曲です。
決して歌うのが簡単な曲というわけではないのですが、ロック的な要素を取り入れたノリの良い曲のため思い切って楽しく歌ってみれば意外と歌いきれますよ。
兄貴山川豊

山川豊さんの歌声が魅力的に響く本作は、男兄弟の絆をテーマにした演歌です。
兄弟愛や成長、そして言葉にできない感情の交錯を巧みに表現した歌詞が心に染みます。
2024年10月にリリースされたこの曲は、山川さんが日本クラウンに移籍後の第二作目のシングルとなりました。
都会での生活に疲れながらも故郷を思い続ける兄の姿や、兄弟が無言で酒を交わすシーンなど、情感豊かな描写が印象的です。
演歌が得意でない方でも、シンプルで力強いメロディーラインが特徴的なので、サビの部分だけでも十分楽しめるはずです。
家族や友人との絆を感じたい時に、ぜひ聴いてみてはいかがでしょうか。
きよしのズンドコ節氷川きよし

この曲を耳にしてしまうと思わず体が動いて盆踊り……そんな方はきっと多いはず。
2002年にリリースされたこの曲は、氷川きよしさんの代表曲として大ヒットを記録し、演歌界に新風を巻き起こしました。
「ズンズンズン ズンドコ」という印象的なフレーズと、明るくリズミカルなメロディーが特徴的。
実は音程も取りづらく幅広い音域も相まって高難易度の曲なのですね。
でも、深い事は考えずに、特徴的な歌いまわしとリズムに乗って思い切り楽しく歌ってみることをおすすめします!
カラオケで盛り上がりたい時や、みんなで楽しく歌いたい時にぴったりの一曲です。