【演歌】音痴の方でも歌いやすい曲【女性歌手編】
演歌は当然ながらどの曲であっても高い歌唱力や表現力が求められるものですから、特に音痴という自覚のある方は「私には無理……」と歌う前から断念されている方も多いかもしれません。
とはいえ演歌にも比較的歌いやすい曲や、うまく歌えなかったとしてもノリで押し切れる曲も少なからず存在します。
そこで今回は音痴の方でも歌いやすい、もしくは完ぺきに歌えなかったとしても楽しめてカラオケの場を盛り上げてくれる曲をご紹介。
歌いやすさだけではなく、歌謡曲テイストが色濃く先述したようにノリで勝負できそうな曲も含めて選曲していますから、たとえば有名なコーラス部分だけ歌ってみたり、友だちとデュエットするなどして工夫しながら楽しんでみてください!
【演歌】音痴の方でも歌いやすい曲【女性歌手編】(1〜10)
人生いろいろ島倉千代子

人生の機微を描いた名曲で、島倉千代子さんの新たな魅力が開花した一曲です。
1987年に発表されたこの曲は、作詞を中山大三郎さん、作曲を浜口庫之助さんが手がけました。
歌謡曲とポップスの要素を融合させたメロディーラインが特徴的で、聴く人の心に深く響きます。
歌詞は人生の浮き沈みを率直に描写していますが、メロディーは親しみやすく、音程の幅もそれほど広くないため、音痴な人でも比較的歌いやすいかもしれません。
カラオケで盛り上がりたい時や、人生に思うところがある時におすすめの一曲ですよ。
好きになった人都はるみ

昭和の演歌シーンを代表する名曲のひとつで、甘美な歌声が心に響く都はるみさんの大ヒット曲といえば、あの曲でしょう。
甘く切ない恋心を描いた歌詞と、都はるみさんの力強くも繊細な歌唱が見事に調和した本作は、1968年9月にリリースされるやいなや100万枚以上を売り上げる大ヒットとなりました。
永谷園のCMソングとしても使用され、多くの人々の記憶に刻まれています。
音痴を自認する方でも、サビの部分だけを口ずさむだけで十分に楽しめる曲です。
カラオケで盛り上がりたい時や、昭和の名曲を堪能したい時におすすめですよ。
真赤な太陽美空ひばり

昭和の歌謡界を代表する名曲は、夏の海を舞台に情熱的な恋愛を描いた作品です。
激しい愛の火が燃え上がる様子を太陽に例え、そのサビの力強さは元気をもらえる楽曲になっています。
美空ひばりさんの深みのある伸びやかな歌声が魅力ですね。
1967年5月にリリースされたこの曲は、なんと140万枚を超える大ヒットを記録しました。
演歌というよりは当時流行していたグループサウンズの要素も取り入れ、ジャッキー吉川とブルー・コメッツをバックに迎えて録音されたサウンドはノリも良くてかっこいいですよね。
まずはグルーヴに身を委ねつつ、それこそサビの部分だけでも大きな声で歌えば十分に楽しめますよ。
つぐないテレサ・テン

アジアの歌姫として名高いテレサ・テンさんのヒット曲といえば、切ない恋の別れを描いた美しいバラードをまっさきに思い浮かべる方も多いはず。
1984年にリリースされたこの楽曲は、荒木とよひささんの作詞、三木たかしさんの作曲による名曲で、YKKapの「MADOショップ」CMソングとしても使用されていました。
歌詞には許されない恋の終わりをテーマに、別れの悲しみと愛の償いが描かれています。
テレサさんの透き通るような歌声が切なさを際立たせますね。
音痴の方でも、サビの部分だけを口ずさんでみるのもいいかもしれません。
恋に悩む人や、大切な人との別れを経験した方にぜひ聴いてほしい一曲です。
こころ町羽山みずき

失恋後の切ない思いを描いた羽山みずきさんのこの楽曲は、しっとりとしたメロディーと情感豊かな歌詞が特徴的です。
2022年4月にリリースされたシングルのタイトル曲で、演歌の要素を取り入れながらも現代的なアレンジが施されています。
作詞はもりちよこさん、作曲は聖川湧さんが手掛け、編曲は馬飼野俊一さんが担当。
復縁を願う女性の心情を表現した歌詞は、多くのリスナーの心に響くことでしょう。
本作はしっとりとしたテンポでメロディーも比較的シンプル、カラオケで初心者の方でも挑戦しやすい楽曲です。
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感情を込めて歌うことで、歌唱力に自信がない方でも十分に楽しめる一曲ですよ。
夜桜お七坂本冬美

情感あふれる歌声と美しいメロディで聴く人の心を揺さぶる坂本冬美さんの名曲。
桜の花をモチーフに、失われた愛と別れを象徴的に描き出す歌詞は、聴く人の心に深く響きます。
1994年2月にリリースされたこの楽曲は、坂本さんの代表作として長年にわたり親しまれており、演歌ファンならずとも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
メロディラインはシンプルで覚えやすく、サビの部分を中心に歌えば十分に楽しめる曲です。
春の季節、桜の花が咲く頃にぜひ歌ってみてくださいね。
あじさい橋城之内早苗

梅雨の季節を切なく歌い上げる演歌の名曲と言えば、城之内早苗さんを一躍人気歌手に押し上げたこの曲です。
1986年6月にリリースされた本作は、橋の上に咲くあじさいの花と失われた恋の記憶を重ね合わせた切ない歌詞が印象的。
梅雨の情景を描写した歌詞と、優しくも悲しげなメロディが心に沁みます。
デビュー曲であり、テレビやラジオなどでも多く取り上げられた本作は、城之内さんのキャリアの礎となりました。
意外と歌ってみると簡単というわけではないのですが、音程の幅は狭めでメロディもポップスに近い部分もありますから、演歌初心者の方にも挑戦してもらいたいですね。