【女性向け】難易度の高い演歌の名曲
カラオケなどでこぶしをきかせて見事に演歌を歌いこなす人を見れば、素人目にも「この人は歌がうまいな」と感じますよね。
演歌というジャンル自体、高い歌唱力や表現力が求められるというのが基本ではありますから、ある程度歌に自信のある方でないと歌いこなすのは難しいものです。
こちらの記事では、そんな演歌にある程度慣れている方にぜひ挑戦してもらいたい難易度高めの演歌をリサーチ、女性歌手による名曲をまとめています。
誰もが知るヒット曲はもちろん、近年リリースされた名曲も含めて紹介していますからぜひご覧ください!
ちなみに男性歌手の曲は別の記事として公開中ですから、そちらも要チェックです。
【女性向け】難易度の高い演歌の名曲(1〜5)
舟唄八代亜紀

船乗りの男の切ない思いを描いた八代亜紀さんの演歌の名曲。
1979年5月にリリースされた本作は、八代さんの28枚目のシングルであり、同年のNHK紅白歌合戦で大トリを務めたことで一躍有名になりました。
1991年には三共の胃腸薬のCMソングとしても使用され、幅広い世代に親しまれています。
歌唱力のある方にオススメの1曲で、八代さんの哀愁漂う歌声を再現するのは至難の業。
低音から高音まで幅広い音域と、繊細な感情表現が求められる難易度の高い楽曲です。
しゃくなげ峠朝花美穂

2022年4月にリリースされた朝花美穂さんの楽曲は、演歌ファンの心をつかむ名曲ですね。
深い哀愁を湛えた旋律と、恋に命を賭けた男女の切ない物語が描かれた歌詞が印象的です。
もず唱平さんの作詞、宮下健治さんの作曲による本作は、朝花さんの5枚目のシングルとして発表されました。
朝花さんの艶やかな声と演歌特有の表現力が相まって、聴く人の胸を打つ楽曲に仕上がっています。
歌唱面では高音から低音まで幅広い音域を往来するメロディラインや、情感たっぷりに歌い上げる表現力が要求される難曲。
一朝一夕には歌いこなせない楽曲かもしれません。
おもいで酒小林幸子

哀愁漂うメロディと切ない歌詞が心に響く名曲。
酒を飲みながら過去の恋を思い出す女性の心情を描いた歌詞は、多くの人の共感を呼び、長年愛され続けています。
1979年1月にリリースされたこの曲は、当初B面曲でしたが、有線放送での人気を受けてA面に。
その年の『ザ・ベストテン』年間ランキング1位を獲得し、第21回日本レコード大賞最優秀歌唱賞も受賞しました。
歌唱の難易度は非常に高く、豊かな表現力と幅広い音域が要求されます。
演歌の歌唱力を試すのにピッタリな1曲です。
哀愁波止場美空ひばり

目まぐるしく変わる音程、深い情感を込めた歌声、そしてこぶしをきかせた絶妙なテクニック。
この曲はまさに演歌の真髄を感じさせる名曲です。
1960年7月に発売されたシングル『哀愁波止場』のB面曲として収録され、美空ひばりさんの歌唱力を存分に引き出した楽曲として注目を集めました。
歌い方の難しさは折り紙付きですが、だからこそ挑戦しがいがあるとも言えますよね。
カラオケで歌えば、周りから一目置かれること間違いなしです。
人生経験豊富な方が歌えば、よりいっそう感動を呼ぶこと請け合いですよ。
涙唄丘みどり

かつてアイドルグループで活動していた丘みどりさんですが、演歌歌手として歩む道を選び、今や紅白歌合戦の常連として評価も高まっていますね。
本作は、冬の都会を舞台に孤独な女性の心情を描いた楽曲です。
はかなげで哀愁に満ちた歌詞と、強さと繊細さを併せ持つ丘さんの歌声が絶妙にマッチ。
都会の人々の冷たさと対照的な、切なくも情感豊かなメロディに心を打たれること間違いなしです。
幅広い音域と繊細な表現力を要する本作は、丘さんの実力を存分に発揮した1曲。
演歌歌手として着実にキャリアを積み上げてきた彼女の魅力が詰まっており、カラオケで挑戦してみたい方にもオススメの1曲です。