【アジアの歌姫】テレサ・テンの歌いやすい曲まとめ
10代の頃からアジアのトップスターとして活躍、1970年代以降は日本への進出を果たして『空港』や『つぐない』そして『時の流れに身をまかせ』など、日本の歌謡曲史に残る名曲を送り出した「アジアの歌姫」ことテレサ・テンさん。
その生涯は波乱万丈なものでしたが、まさに「永遠の歌声」と呼ぶにふさわしい、あらゆる情感を表現する圧倒的な歌唱力で歌われる名曲の数々はカラオケでも大人気ですよね。
今回の記事では特に最近テレサ・テンさんを知ったという方に向けて、カラオケなどで歌いやすい曲をまとめて紹介しています。
老若男女を問わず、ぜひチェックしてみてくださいね。
【アジアの歌姫】テレサ・テンの歌いやすい曲まとめ(1〜10)
つぐないテレサ・テン

テレサ・テンさんの名曲のなかでも、特に人気が高い作品『つぐない』。
不倫をテーマにした代表作と言われている本作は、情緒にあふれた歌詞とは打って変わって、ボーカルラインは音域が狭いあっさりとしたものに仕上げられています。
テンポも遅く、歌いだしの前の休符も多いため、難所となる部分でもしっかりとした準備ができます。
楽曲自体の知名度も高いため、カラオケのウケもバツグンです。
ぜひレパートリーに加えてみてください。
別れの予感テレサ・テン

いくつもの名曲を生み出してきた彼女ですが、その中でも上位に位置するほどの知名度をほこる作品『別れの予感』。
サビでは中高音域が多い作品ですが、音程の上下が非常にゆるやかなので、高さを感じたとしても意外にあっさりと歌えてしまいます。
それでも高さを感じて辛いという方は、思い切ってキーを下げてみてください。
本作は音域が狭い作品なので、キーを下げても低いパートで声が出ないということはありません。
ぜひレパートリーに加えてみてください。
空港テレサ・テン

情熱的な管楽器によるイントロが印象的な名曲『空港』。
本作は歌謡曲に分類される作品ですが、そのメロディーや構成自体は完全に演歌で、日本人にとっては親しみやすいフレーズがいたるところでちりばめられています。
音域がやや広く、音程の上下も少し激しめなのですが、演歌のような複雑な音程の上下を要するこぶしは登場しないので、全体的な難易度は低めです。
抑揚が激しいので、静かなフレーズではウィスパーボイスを効果的に使うよう意識しましょう。
雪化粧テレサ・テン

ムードのただよう楽曲や、キャッチーなメロディーに彩られたポップスが多い印象のテレサ・テンさんですが、なかには演歌のような楽曲も存在します。
その中でも特にオススメしたいのが、こちらの『雪化粧』。
メロディーとしては完全に演歌なのですが、演歌の特徴であるこぶしが登場するのはサビだけで、登場するこぶしの難易度も低めです。
音域も狭く、テンポもゆったりとしているので、間違いなく歌いやすい楽曲と言えるでしょう。
悲しい自由テレサ・テン

初期の隠れた名曲として知られている作品『悲しい自由』。
ピアノのイントロから始まり、そこから切ないボーカルが展開されていくのですが、そこから徐々にボルテージを上げたかと思いきや、意外にもサビはしっとりとした控えめな印象にまとまっています。
そのため、ボーカルラインの起伏が少なく仕上がっています。
サビ終盤の高音フレーズと静かなAメロのコントラストが本作の見どころなので、最初は声量を抑えて歌うようにしましょう。
愛人テレサ・テン

アダルトな内容の楽曲が多いテレサ・テンですが、その中でも特に大人らしく、切ない楽曲として知られている名曲『愛人』。
テレサ・テンさんを代表する作品として、今でもカラオケで頻繁に歌われていますよね。
本作は情緒にあふれたボーカルラインに仕上げられているのですが、その音域は意外にも狭く、ほとんどが中音、もしくは中高音域で歌われています。
ボーカルラインの展開も典型的な歌謡曲といった感じなので、ある程度の年齢を重ねた方にとっては非常に歌いやすい作品と言えるでしょう。
涙の条件テレサ・テン

レゲエのようなリズムのAメロが印象的な名曲『涙の条件』。
そのままレゲエ調に進むかと思いきや、Bメロからしっかりと歌謡曲のフレーズが登場するのですが、この移り変わりが非常に自然なため、歌っていて違和感を感じることはありません。
ボーカルラインも楽曲の色が激しく変わるわりには、単調なものに仕上げられています。
単調な分、抑揚で盛り上げを作らなければならないため、Aメロ、Bメロとサビの声量のバランスを考えて歌うようにしましょう。






