【初心者向け】カラオケでおすすめの演歌の名曲~女性歌手編
近年、昭和の歌謡曲が日本のみならず海外でも注目を集めている中で、若い世代の間でも日本人の心のふるさととも言える演歌に熱い視線が注がれています。
演歌は王道から歌謡曲テイストが強いもの、多ジャンルを融合させたものなどさまざまな形で進化しているジャンルですし、令和の今も根強い人気を誇りますよね。
そんな演歌初心者の方に向けて、今回はカラオケで挑戦しやすい女性歌手による演歌の名曲を紹介しています。
初心者でも知っている往年の名曲ばかり集めたラインアップとなっていますから、興味のある方はぜひご覧ください。
ちなみに男性歌手バージョンは他の記事でも紹介していますから、そちらも要チェックです!
【初心者向け】カラオケでおすすめの演歌の名曲~女性歌手編(1〜10)
流恋草香西かおり

切ない恋心を描いた歌詞と哀愁漂うメロディーが特徴の本作は、香西かおりさんの代表曲として知られています。
1991年3月にリリースされ、オリコンチャートで最高14位を記録。
同年の第42回NHK紅白歌合戦で披露され、香西さんの全国的な知名度を高めました。
演歌初心者の方でも挑戦しやすい曲調で、カラオケでも長年人気を集めています。
恋愛の儚さや無情さを感じさせる歌詞は、多くの人の共感を呼ぶことでしょう。
失恋や孤独を経験した方々の心に寄り添う一曲として、ぜひ歌ってみてはいかがでしょうか。
人生いろいろ島倉千代子

人生の喜怒哀楽を赤裸々につづった歌詞と、艶のある島倉千代子さんの歌声に心を奪われる一曲。
1987年に発売されたこの楽曲は、翌年の紅白歌合戦で披露され、一躍時の人となりました。
メロディはポップスと演歌を融合させたような独特の曲調で、親しみやすさと深みを兼ね備えています。
サビの部分は少し音程が高くなりますが、全体的には音域が狭いため、初めての方でも挑戦しやすいでしょう。
人生経験豊富な方ほど共感できる歌詞ですが、若い方にも響く普遍的なメッセージが込められていますよ。
雨の慕情八代亜紀

1980年代を代表する楽曲と言っても過言ではないこちらは、雨をテーマにした曲でありながら明るく前向きなメッセージが込められた名曲です。
そこが従来の演歌とは一線を画す特徴で、多くの人々の心を捉えました。
1980年4月にリリースされたこの曲は、第22回日本レコード大賞を受賞。
同年の紅白歌合戦でも大トリを務めるなど、八代亜紀さんのキャリアにおいて重要な位置を占めています。
リズミカルなメロディと覚えやすい歌詞で、カラオケ初心者の方にもおすすめ。
サビの部分で手のひらを天に向ける振付けも特徴的で、歌いながら楽しめるはずです。
失恋した女性の気持ちを表現した歌詞にも注目してみてくださいね。
道頓堀人情天童よしみ

大阪の道頓堀を舞台に、人情味あふれる浪花の心意気を描いたこの楽曲。
失恋の悲しみを酒で紛らわせる心情から始まり、大阪の強さと優しさを讃えています。
1985年12月にリリースされ、天童よしみさんがテイチクに移籍して最初のシングルとなりました。
地道な営業活動の結果、2年間で80万枚を売り上げる大ヒットに。
NHK紅白歌合戦でも3回披露され、2000年には紅組トリを務めています。
演歌初心者の方でも、大阪弁の軽快なリズムに乗せて歌いやすく、カラオケで盛り上がること間違いなしの1曲です。
好きになった人都はるみ

昭和歌謡の名曲として長年愛され続けている本作は、都はるみさんらしい力強い歌唱が印象的ですね。
1968年9月にリリースされた楽曲で、100万枚以上の売り上げを記録する大ヒット曲となりました。
ちなみに、永谷園の梅干茶漬けのCMソングとして起用されたこともあるんですよ。
歌詞は恋人との別れを歌ったものですが、切ない気持ちを抑えつつ前向きな気持ちで別れを受け入れようとする姿勢が描かれています。
メロディーも覚えやすく、サビの盛り上がりも素晴らしいので、カラオケでも歌いやすい曲だと思います。
歌に自信のない方でも、感情を込めて歌えば十分に楽しめるはずですよ。
あんたの花道NEW!天童よしみ

大阪を代表する歌姫、天童よしみさん。
やしきたかじんさんに才能を見出され、世間に知られることになった彼女。
その歌唱力と表現力はまさに一流で、それでありながら親しみやすいキャラクターで、多くの演歌ファンから人気を集めてきました。
こちらの『あんたの花道』はそんな彼女のヒットナンバー。
彼女の作品のなかでも、屈指の明るさをほこる作品なので、盛り上がりは必至でしょう。
河内音頭特有のこねくり回すようなこぶしが印象的な本作ですが、2~3音の音階変化のこぶしが大半なため、津軽民謡のような複雑なこぶしは登場しません。
その分、河内音頭らしい力強い歌い方を求められますが、ピッチさえ合わせられるのなら、決して高難易度の楽曲というわけではないので、ぜひレパートリーに加えてみてください。
帰ってこいよNEW!松村和子

北海道出身の演歌歌手、松村和子さん。
オーソドックスな演歌も披露している彼女ですが、その真髄はやはりロック調の演歌といえるのではないでしょうか?
三味線を片手に、まるでロックミュージシャンが弾き語りをするかのようなパフォーマンスに心を打たれた方も多いハズです。
こちらの『帰ってこいよ』は、そんな彼女の代表作で、演歌の基礎を抑えつつも、ロックテイストな力強さが目立つ作品です。
mid2A#~hiD#とやや高めな音域ではありますが、音域の幅自体は狭いので、適正キーに合わせれば歌いづらいということはないでしょう。
こぶしの登場回数も一般的な演歌よりは少ないので、オススメです。