【初心者向け】カラオケでおすすめの演歌の名曲~女性歌手編
近年、昭和の歌謡曲が日本のみならず海外でも注目を集めている中で、若い世代の間でも日本人の心のふるさととも言える演歌に熱い視線が注がれています。
演歌は王道から歌謡曲テイストが強いもの、多ジャンルを融合させたものなどさまざまな形で進化しているジャンルですし、令和の今も根強い人気を誇りますよね。
そんな演歌初心者の方に向けて、今回はカラオケで挑戦しやすい女性歌手による演歌の名曲を紹介しています。
初心者でも知っている往年の名曲ばかり集めたラインアップとなっていますから、興味のある方はぜひご覧ください。
ちなみに男性歌手バージョンは他の記事でも紹介していますから、そちらも要チェックです!
【初心者向け】カラオケでおすすめの演歌の名曲~女性歌手編(16〜20)
石狩挽歌NEW!田中あいみ

歌謡曲のイメージが強い田中あいみさんですが、細川たかしさんの弟子ということもあって、演歌の実力もピカイチです。
そんな田中あいみさんの演歌調の楽曲のなかでも、特にオススメしたいのが、こちらの『石狩挽歌』。
本格的な演歌ですが、こぶしのような細かい技術というよりは、倍音や抑揚をはじめとした基礎歌唱力で魅せるタイプの楽曲なので、ボーカルライン自体の難易度は低めです。
ヒーカップ唱法にやや近い裏返った発声が何度か登場するので、そこは意識して歌ってみましょう。
夕化粧NEW!市川由紀乃

全体を通して聴くと非常に感情的な曲です。
そのためこちらの曲は一定にならないように抑揚に気を付けたいので、フレーズフレーズの最初の言葉はしっかり入りましょう。
曲全体の音域はC#3~B4でAメロBメロは低く、サビで一気に高音域になります。
AメロBメロは張り切りすぎず丁寧に語るように歌ってください。
サビは高い音ですべて「な」から入るのですが、な行は鼻にかかる発音で音程がとりづらいです。
こちらは思っているよりもアクセントでしっかり出しましょう!
その「な」の次の音がこの曲の最高音です。
「な」で助走をつけてから一気に次の音を吐き出しましょう!
少し難易度が高い曲ですが、練習してみてください。
珊瑚抄NEW!市川由紀乃

市川由紀乃さんの人気曲『懐かしいマッチの炎』のカップリングとしてリリースされた作品『珊瑚抄』。
ジャンルとしては演歌に分類される楽曲ですが、技術的な部分を見れば歌謡曲の要素が強いため、ボーカルの難易度自体は低めの作品です。
音域も普通程度で、全体を通して中低音域が多く登場します。
声域面でも技術面でも難しいことを求められることがない作品なので、演歌に慣れていない方でも比較的歌いやすい楽曲と言えるでしょう。
花わずらいNEW!市川由紀乃

色気と情熱を感じさせるメロディーが印象的な作品『花わずらい』。
演歌特有の艶やかさを感じる本作ですが、実は昭和歌謡のエッセンスも多分に含まれています。
実際、こぶしをはじめとした演歌の要素がボーカルラインではあまり登場せず、あくまで演歌らしさは雰囲気にとどまっているという印象です。
昭和歌謡がベースにあるため、ボーカルラインの難易度も必然的に下がっているので、しっかりと抑揚を意識しながら歌えば、プロっぽく聞こえるでしょう。
逢いたいなぁNEW!市川由紀乃

市川由紀乃さんの楽曲のなかでも、屈指の名曲として名高い作品『逢いたいなぁ』。
演歌の最大の特徴である哀愁をしっかりと体現した作品で、どのパートでも感情を揺さぶるようなボーカルが登場します。
表現力自体は求められるものの、情緒を重視した楽曲ということもあり、意外にもボーカルラインはあっさりした印象です。
特にこぶしに関しては、音が上下する数が少ないタイプのものがほとんどですので、こぶしに苦手意識を持っている方でも歌いやすい楽曲と言えるでしょう。