【演歌】音痴の方でも歌いやすい曲【女性歌手編】
演歌は当然ながらどの曲であっても高い歌唱力や表現力が求められるものですから、特に音痴という自覚のある方は「私には無理……」と歌う前から断念されている方も多いかもしれません。
とはいえ演歌にも比較的歌いやすい曲や、うまく歌えなかったとしてもノリで押し切れる曲も少なからず存在します。
そこで今回は音痴の方でも歌いやすい、もしくは完ぺきに歌えなかったとしても楽しめてカラオケの場を盛り上げてくれる曲をご紹介。
歌いやすさだけではなく、歌謡曲テイストが色濃く先述したようにノリで勝負できそうな曲も含めて選曲していますから、たとえば有名なコーラス部分だけ歌ってみたり、友だちとデュエットするなどして工夫しながら楽しんでみてください!
【演歌】音痴の方でも歌いやすい曲【女性歌手編】(1〜10)
道頓堀人情天童よしみ

大阪の街並みや人情を描いたこの曲は、天童よしみさんの力強い歌声で多くの人々の心を掴みました。
1985年12月にリリースされ、天童さんの地道なプロモーション活動により、有線放送を通じて人気を集めました。
最終的には80万枚を売り上げる大ヒットとなり、彼女の知名度を全国区に押し上げました。
NHK紅白歌合戦でも披露され、演歌のスタンダードナンバーとして愛され続けています。
カラオケで歌う際は、大阪弁の独特な言い回しや方言に注意が必要ですが、メロディーは親しみやすく、聴く人の心に深く残る力強さがあります。
大阪の魅力を全国に発信したい方にぜひおすすめです。
捨てられて長山洋子

壮大なサウンドと切ない歌詞が特徴的な歌謡曲テイストのミディアムバラード。
女性の複雑な心情を繊細に描写した歌詞は、多くのリスナーの共感を呼び起こします。
1995年3月にリリースされ、オリコン週間チャートで最高32位を記録。
NHKの番組『コメディーお江戸でござる』の挿入歌としても使用され、幅広い層に親しまれました。
特徴的な歌詞に合わせた独特のポーズが印象的で、カラオケで盛り上がりたい方にもおすすめ。
演歌特有の表現力は必要ですが、比較的歌いやすいメロディーラインなので、演歌初心者の方も楽しく歌えるはずです。
つんつん津軽林あさ美

津軽の情景を彷彿とさせる心に染みる名曲。
林あさ美さんの深みのある歌声が、故郷への想いや恋心を見事に表現しています。
津軽の風景や文化を背景に、カモメや林檎の花など、郷愁を誘う情景描写が印象的ですね。
1996年3月にリリースされたこの楽曲は、林さんの代表作として多くの人々に愛され続けています。
三木たかしさんの作曲と荒木とよひささんの作詞による名コンビの力量が存分に発揮された一曲です。
津軽弁を使った歌詞や、民謡調のメロディーは音程やリズムが取りやすく、音痴の方でも気軽に挑戦できそうです。
郷土愛にあふれた歌詞を口ずさむだけでも、カラオケの場が盛り上がること間違いなしですよ。
【演歌】音痴の方でも歌いやすい曲【女性歌手編】(11〜20)
もしかして小林幸子

演歌の世界を代表する歌姫、小林幸子さんによる1984年リリースの名曲。
卓越した歌唱力を持つ幸子さんの魅力が詰まった、切ない恋心を描いた珠玉のポップバラードです。
歌謡曲と演歌の間をいくようなサウンドは都会的な洗練を感じさせ、80年代の邦楽に興味がある方にもぜひチェックしてほしい曲ですね。
メロディは覚えやすく比較的シンプルながら、サビの部分の歌いまわしや歌詞の一つ一つに感情を込めて歌う難しさがあります。
まずは分かりやすい部分を歌いながら、少しずつ慣れていくように練習してみるといいですよ。
ブルー・ライト・ヨコハマいしだあゆみ

1968年に華々しくデビューを飾った曲といえば、いしだあゆみさんのこの作品。
横浜の夜景を思わせるロマンティックな歌詞と、シャンソンの影響を感じさせる洗練されたメロディが印象的です。
作曲の筒美京平さんにとって初のオリコン週間1位を獲得した思い出深い楽曲で、日本レコード大賞では作曲賞も受賞。
10日間で100万枚を突破する驚異的なヒットとなり、その後の日本の歌謡曲に大きな影響を与えました。
音程の幅が広くないので、音痴の方でも比較的歌いやすいでしょう。
大阪ロンリネス田中あいみ

大阪を舞台に、切ない失恋の思いとともに前向きな強さを描いた楽曲。
関西弁を交えた歌詞と明るいメロディが印象的で、華やかな大阪の街並みと主人公の孤独感が対照的に描かれています。
「好きやねん」という言葉の繰り返しが心に響き、歌い手の魂のこもった歌声が聴く人の心を揺さぶります。
2022年8月にリリースされたこの曲は、関西地域のバラエティ番組のエンディングテーマにも起用されました。
音痴が気になる方でも、サビの「好きやねん」の部分だけ歌うなど工夫次第で楽しめる一曲。
カラオケで盛り上がりたい時や、失恋の痛手を乗り越えたい時におすすめです。
酔っぱらっちゃった内海美幸

1982年にリリースされた大ヒット曲は、女性の切ない心情を酒に例えて描いた歌謡曲テイストの演歌です。
30万枚以上を売り上げ、カラオケでの人気も高い本作。
酔った振りをする女性の強がりと内なる悲しみを表現した歌詞が、多くの共感を呼びました。
シンプルなメロディと繰り返しのフレーズで、音程を外しても雰囲気で歌える曲調です。
失恋や別れを経験した人におすすめで、友人とデュエットしたり、サビだけを歌うなど工夫次第で楽しめます。
酒の席や飲み会の締めくくりに歌えば、場を盛り上げる1曲となるでしょう。