【サブちゃん】北島三郎の歌いやすい曲まとめ【2025】
演歌という枠内をこえて日本の歌謡界の歴史にその名を刻む至宝、北島三郎さん。
日本人であれば大抵は耳にしたことがある名曲の数々を歌い、歌手のみならず俳優や「原譲二」名義での作詞・作曲家としての活動などさまざまな分野で多彩な才能を発揮し続ける稀有な存在です。
演歌歌手としては聴けばすぐにそれを分かる歌声を持ち、豊かな声量とどこまでも伸びていくような高音の素晴らしさは素人の耳でもそのすごさが分かりますよね。
そんな北島さんのように歌うのは難しいかもしれませんが、こちらの記事では北島さんの数ある名曲の中から比較的歌いやすい曲をリサーチ、まとめて紹介します!
【サブちゃん】北島三郎の歌いやすい曲まとめ【2025】(1〜10)
東京の空北島三郎

2024年の11月にリリースされた北島三郎さんの新曲『東京の空』。
最近の北島三郎さんは、かつての音域の広さはありませんが、その代わりに低音域を強調した楽曲をよくリリースしています。
本作も例にもれず、低音を主体としています。
そのため、音域は非常に狭いのが特徴です。
こぶしも昔のような激しい音階の変化を見せるわけではなく、あっさりとしたものが多いので、演歌の歌い回しが苦手な方でも歌いやすい楽曲と言えるでしょう。
ぜひレパートリーに加えてみてください。
帰ろかな北島三郎

北島三郎さんの初期の作品『帰ろかな』。
本作は演歌というよりも民謡とポップスの融合といえる作品で、こぶしには昔ながらの演歌や民謡の特徴であるしっかりとした節があり、演奏は海外の音楽から影響を受けた管楽器を主体としたものに仕上げられています。
演歌というジャンルでは変化球の作品ですが、休符が多いので、難所の前にもしっかりと準備できます。
ビブラートを強調したこぶしを得意としている方にとっては、非常に歌いやすい楽曲と言えるでしょう。
加賀の女北島三郎

ラテンのエッセンスを感じさせるメロディーが印象的な北島三郎さんの楽曲『加賀の女』。
本作は演歌らしさをしっかりと踏襲しつつも、全体を通して歌謡曲の要素が色濃く反映されています。
そのため、演歌の特徴であるこぶしはあまり登場しません。
音域は広いため、歌い手は限られますが、そこ以外は特に難しい要素はないので、北島三郎さんの楽曲のなかでは歌いやすい部類の作品と言えるでしょう。
ぜひレパートリーに加えてみてください。
橋北島三郎

男歌に定評がある北島三郎さん。
これまでにいくつもの名作と言われる男歌を世に生み出してきたわけですが、その中でも特に勇気を与えてくれる前向きな男歌として人気を集めているのがこちらの『橋』。
やや力強い歌い方が特徴ですが、それほど難しいわけではなく、歌い出しの部分にシャウトをかけているだけなので、アマチュアでも十分に再現可能です。
こぶしも力強くはあるものの、ヒーカップ唱法を使った複雑なものではないため、演歌をある程度歌い慣れている方であれば、問題なく歌いこなせるでしょう。
まつり北島三郎

北島三郎さんの楽曲といえば、まずこちらの『まつり』を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
本作はそのタイトルが示す通り、祭りをテーマにした非常に華やかなメロディーが特徴です。
力強い演奏のため、ボーカルラインにもそういった印象を持たれやすいのですが、実は本作……。
演歌のなかでも特に音域が狭い作品なのです。
特に男性であれば、誰でも問題なく発声できるでしょう。
こぶしの登場回数も意外に少ないので、間違いなく初心者向けの演歌と言えます。
与作北島三郎

北島三郎さんの代表作の1つ、『与作』。
本作は演歌の歴史を変えた1曲で、それまでの演歌には見られなかった、非常に力強く、そして荒々しい歌い方が特徴です。
この手の力強い演歌を歌いこなすのは難しい印象をお持ちの方も多いかもしれませんが、北島三郎さんの楽曲はどれもこぶしの難易度が低めなので、決して難易度の高い作品というわけではありません。
ビブラートを強くかけるようなイメージでこぶしを効かせると、北島三郎さんのような歌い回しになるので、ぜひ参考にしてみてください。
尾道の女北島三郎

淡いメロディーと演奏が印象的な北島三郎さんの名作『尾道の女』。
ゆったりとしたテンポが特徴で、北島三郎さんの楽曲としては珍しく、全体的な声量は抑えられたボーカルラインが特徴です。
とはいっても、ところどころで伸びやかなロングトーンが登場するので注意は必要です。
演歌というよりは歌謡曲の側面が強く、実際、こぶしの登場回数も少ないため、演歌特有の歌い回しが苦手な方にとっては非常に歌いやすい楽曲と言えるでしょう。