【みつこの日】中村美律子の歌いやすい曲まとめ【2025】
1986年に30代半ばにして演歌歌手としてメジャーデビューした中村美津子さんは、代表曲の『河内おとこ節』でブレイクを果たして以降はテレビ番組のパーソナリティーや自身の半生がドラマ化されるなど、お茶の間における知名度も抜群な存在ですよね。
幼いころは河内音頭の歌い手としての才能を発揮、浪曲の素養もある中村さんの力強く優しさも兼ね備えた歌唱は聴いているだけで元気をもらえますし、同時に少し泣かせてもくれますよね。
今回はそんな中村さんの楽曲の中で、比較的歌いやすい曲をピックアップしてまとめています。
中村さんのように歌うとなれば非常に難しいのですが、カラオケに行く際にはぜひこちらの記事を参考にしてみてください!
【みつこの日】中村美律子の歌いやすい曲まとめ【2025】(1〜10)
島田のブンブン中村美律子

妖艶な雰囲気が印象的な中村美律子さんの名曲『島田のブンブン』。
神戸にあるシマブンコーポレーションという会社を創業した島田文六という経営者の生き様を描いた作品で、夜遊びをテーマにした歌詞が特徴です。
そんな本作は歌詞の内容に合わせて、遊び心にあふれたボーカルラインが特徴。
特にヒーカップという裏声を交えた発声が特徴です。
こぶしに関しては、一度、休符を置くパートが多いため、難易度はそこまで高くありません。
ただ、裏声を交えたパートが多いため、しっかりとキーを合わせるようにしましょう。
河内おとこ節中村美律子

中村美律子さんの名曲『河内おとこ節』。
彼女の代表作でもある本作は、関西での爆発的なヒットを記録した後、全国的に人気を博しました。
関西ではお祭りの定番曲として知られていますよね。
そんな本作は複雑な音程の上下を見せるものの、こぶしの難易度自体は低く、演歌に慣れ親しんでいる方であれば、誰でも口ずさめる程度にはキャッチーなボーカルラインにまとめられています。
ヒーカップと呼ばれる裏声を交えた発声を使ったこぶしが多いので、しっかりと自分の適正キーに合わせるようにしましょう。
晩酌中村美律子

哀愁がただよう中村美律子さんの名曲『晩酌』。
男歌に定評がある中村美律子さんですが、本作は特に人気の高い男歌として知られています。
河内音頭をベースとする中村美律子さんらしく、ヒーカップという声を裏返す発声法を主体としているのですが、このヒーカップを使ったこぶしは一般的な演歌のこぶしに比べて難易度が低いため、演歌初心者にも歌いやすいボーカルラインに仕上げられています。
また、彼女の作品のなかでも特にテンポが遅いため、こぶしを効かせる前に休符がしっかりと用意されている点も歌いやすい特徴と言えるでしょう。
人生桜中村美律子

男歌にも定評がある中村美律子さん。
多くの男歌を歌ってきた彼女ですが、その中でも特に名作として名高い楽曲がこちらの『人生桜』。
シャウトというがなるような発声を含んでいるため、女性にとってはやや歌いづらく感じるかもしれません。
ただ、本作はこの手の男歌としては、かなりシンプルなこぶししか登場しないため、ボーカルライン自体の難易度は高くありません。
巻き舌とシャウトを効果的に取り入れることで、一気にプロっぽくなるので、ぜひ参考にしてみてください。
あんずの夕陽に染まる街~ニューバージョン~中村美律子

中村美律子さんといえば、裏声を効果的に使ったボーカルが特徴です。
特にこぶしではヒーカップと呼ばれる裏返るような発声を使うことが多いのですが、本作はそういったボーカルテクニックがいたるところで使用されています。
難しいように思えるかもしれませんが、ヒーカップを使ったこぶしは一般的なこぶしよりも難易度が低い傾向にあります。
本作はヒーカップメインのこぶしが非常に多いため、全体的な難易度は低めと言えるでしょう。
音域も狭めなので、ヒーカップが難しい方はキーを下げて地声で歌ってみるのもオススメです。
つれあい中村美律子

温かみのあるメロディーが印象的な中村美律子さんの名曲『つれあい』。
伴侶に対する感謝や愛を男性目線から歌った楽曲で、そういった内容に合わせたスローテンポでほっこりとしたボーカルラインが特徴です。
こぶしの登場回数はそれなりに多いのですが、ボーカルライン自体の音程を上下がゆるやかなので、特段難しさはありません。
サビ終わりのこぶし回しも、5音ほど音階の上下を見せるのですが、それぞれのこぶしにしっかりとした間があるので、彼女のような河内音頭に近いこぶし回しが苦手な方でも歌えるでしょう。
ふうふ中村美律子

夫婦愛を描いた中村美律子さんの名曲『ふうふ』。
長年連れ添った夫婦の純な愛を描いた歌詞が特徴なのですが、本作はそういった内容に合わせた心温まるメロディーラインが特徴です。
楽曲で登場するこぶしは、やや河内音頭のテイストが入っているため、ヒーカップという声を裏返す発声を取り入れています。
小林幸子さんのようなタイプのこぶしに近い感じですね。
本作はこの技術を用いているものの、2音以上の音階変化を見せるこぶしがほとんどないため、全体的な難易度は低めと言えるでしょう。