【高齢者向け】7月の俳句紹介。夏を感じるアイディア
7月は、力強い日差しや蝉の声に、夏本番の訪れを実感する季節です。
この時期ならではの風景や空気を俳句に詠むことは、自然の移ろいに心を寄せる豊かなひとときとなるでしょう。
俳句は、短い言葉の中に季節感や感情を表現できるため、高齢者の方々にも親しみやすい文化といえますよね。
本記事では、7月の季節感を味わいながら楽しめる俳句を厳選してご紹介いたします。
ぜひ、俳句を通じて夏の風情を身近に感じてみてくださいね。
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【高齢者向け】7月の俳句紹介。夏を感じるアイディア(11〜20)
墓を去る 時に笑ふや 墓参り
永田耕衣は明治から平成にかけて活躍した俳人で、禅的思想に導かれた独自の俳句理念に基づいて句を作成しました。
書画にも通じ、90歳をこえた晩年に至るまで、精力的に創作活動に勤しんでいたそうです。
この句は、墓参りの際の心情を表現しており、「墓を去る時に笑う」という一見すると不思議な行動が描かれています。
これは、おかしい、楽しいといった笑いではなく、故人との心の交流や対話を終えて「また来るよ」と語り掛ける際にふとこぼれる笑みであったのではないでしょうか。
詩を悲しいものとするのではなく、個人とのつながりを前向きに捉える、といった耕衣ならではの視点が感じられますね。
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おわりに
7月の風物詩を俳句に詠み込むことで、自然の美しさを再発見できることは、心にとっても良いひとときとなります。
高齢者の方々にも、日常の中で季節の変化を感じながら、俳句を楽しむ時間がもたらされることを願っております。
季節ごとの俳句を通じて、これからも心豊かな時間をお過ごしいただければ嬉しいです。





