【高齢者向け】夏の季語。風情を味わいながら楽しむ有名な季語一覧
暑さが本格的になる夏は向日葵や田植え、蛍や蝉など、日本ならではの情景が思い浮かぶ季節ですよね。
俳句や川柳のレクリエーションで夏の季語を取り上げると、それぞれの記憶や体験と結びついて、会話がぐんと広がります。
こちらの記事では、高齢者の方に親しみやすい夏の季語を幅広くご紹介しています。
高齢者施設のレクリエーションに取り入れれば「この言葉も季語だったんだ!」という発見を楽しめるかも。
お気に入りの季語を見つけてオリジナルの一句を詠んでみませんか?
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【高齢者向け】夏の季語。風情を味わいながら楽しむ有名な季語一覧(1〜10)
花火

映画監督、歌手、芸術家といろいろなアーティストによってモチーフとされている花火。
花火大会で見るような大きな打ち上げ花火、チラチラとした火花を手元で楽しむ線香花火、いずれにしても花火を楽しむ時間はおもむきのあるものです。
正岡子規の「一つづつ消えては淋し遠花火」は私も好きな一句です。
遠花火、手花火、打ち上げ花火、花火くずなど花火に関する季語もたくさん。
ステレオタイプな俳句にならないように「自分の詠みたい景色+花火」のような感覚は大切にしたいですね。
蛍

「一ぴきの蛍に昏るる畳かな」は鈴木真砂女さん。
「死ぬときは箸置くように蛍かな」は阿波野青畝さん。
「一つ消えて闇を深くす蛍かな」は巨匠、飯田龍太さん。
そのはかない命の短さから数々の俳人に愛された蛍も人気のある夏の季語。
お尻を光らす独特な求愛行動、その光から逆に闇を引き出す詩情は俳句ならではのものでしょう。
淡い光、短い命から生死感を投影しても味わい深い詩が生まれそうです。
夜の空気の湿り気、川のせせらぎらとともに景色そのものを詠んでもいいですね。
蝉

「夏を代表する昆虫」といえば、あなたは何を思い出しますか?
ホタル、カブトムシといろいろあるかと思いますが、やっぱり一番最初に思い浮かぶのはセミではないでしょうか。
どんな教科書にも取り上げられているだろう松尾芭蕉の「閑さや岩にしみいる蝉の声」は特別俳句に関心がない人でも知っている一句でしょう。
ちなみに冒頭の「閑さや」は「しずけさや」と読みます。
みんみんゼミは夏真っ盛り、ヒグラシは夏の夕方、またつくつく法師は夏の終わりを告げるセミとしても有名です。
【高齢者向け】夏の季語。風情を味わいながら楽しむ有名な季語一覧(11〜20)
夕立

夏の夕方に突然降る雨、夕立。
最近は熱帯雨林地方のようなどしゃ降りの夕立もありますので要注意ですよね。
与謝蕪村、正岡子規をはじめ、たくさんの俳人によって突然変わるその雨の景色が詠まれてきました。
怖いくらいの雨は視覚から、雨上がりの独特の匂いは嗅覚から、もちろん雨の質感もと、いろいろな角度から切り込める守備範囲の広い季語でもあります。
街の夕立、山の夕立、海の夕立など、映画のワンシーンを思い浮かべるのもいいかもしれませんね。
大暑

大暑は二十四節気の一つで、今のこよみでは7月の23日ごろから8月7日ころまでの期間に当ります。
文字通り1年の内で1番暑さが増すころとされています。
二十四節気でいえば「小暑」の1つ後、「立秋」の1つ前です。
納得のいく並びですね。
「大暑なり遠き帆の白動きつつ」は安住敦さんの一句。
安住さんのように「暑くて暑くてたまらない」を通り過ぎた精神的な静寂が詠めれば一級品です。
1番暑かったころの記憶があればその思い出を定型に整えるのもいいですね。
西日

西日とは西の空に傾いた太陽、または日光を指し、特に午後から夕方にかけて部屋に差し込んでくる強い光のことです。
特に夏場は太陽が高く昇るため、西日を強く感じることが多いですね。
このことから西日は夏の季語とされています。
夏になると西日が気になる日が多くなります。
それは昔と変わらないようで、有名俳人たちもこの西日をテーマに多くの俳句を詠んできました。
部屋に差し込んだ西日によってもたらされた暑さやその情景や気持ちなど、自分なりの言葉で夏らしい一句を詠んでみてはいかがでしょうか。
雷

1年を通していつでも雷はありそうですが俳句の世界では夏の季語とされています。
それは雷が稲を育てるとの考えが長らく日本人にあったからです。
一瞬の光、地割れを起こすかのようなとどろきと、いろいろな感覚が試される季語でもあります。
昭和に活躍した女性俳人の一人、橋本多佳子さんの有名な俳句に「いなびかり北よりすれば北を見る」というのがあります。
無意識の自我、自然との対比などどのような角度からでも鑑賞できるまさに名句中の名句です。


