【高齢者向け】夏の季語。風情を味わいながら楽しむ有名な季語一覧
暑さが本格的になる夏は向日葵や田植え、蛍や蝉など、日本ならではの情景が思い浮かぶ季節ですよね。
俳句や川柳のレクリエーションで夏の季語を取り上げると、それぞれの記憶や体験と結びついて、会話がぐんと広がります。
こちらの記事では、高齢者の方に親しみやすい夏の季語を幅広くご紹介しています。
高齢者施設のレクリエーションに取り入れれば「この言葉も季語だったんだ!」という発見を楽しめるかも。
お気に入りの季語を見つけてオリジナルの一句を詠んでみませんか?
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【高齢者向け】夏の季語。風情を味わいながら楽しむ有名な季語一覧(11〜20)
夕立NEW!

夏の夕方に突然降る雨、夕立。
最近は熱帯雨林地方のようなどしゃ降りの夕立もありますので要注意ですよね。
与謝蕪村、正岡子規をはじめ、たくさんの俳人によって突然変わるその雨の景色が詠まれてきました。
怖いくらいの雨は視覚から、雨上がりの独特の匂いは嗅覚から、もちろん雨の質感もと、いろいろな角度から切り込める守備範囲の広い季語でもあります。
街の夕立、山の夕立、海の夕立など、映画のワンシーンを思い浮かべるのもいいかもしれませんね。
大暑NEW!

大暑は二十四節気の一つで、今のこよみでは7月の23日ごろから8月7日ころまでの期間に当ります。
文字通り1年の内で1番暑さが増すころとされています。
二十四節気でいえば「小暑」の1つ後、「立秋」の1つ前です。
納得のいく並びですね。
「大暑なり遠き帆の白動きつつ」は安住敦さんの一句。
安住さんのように「暑くて暑くてたまらない」を通り過ぎた精神的な静寂が詠めれば一級品です。
1番暑かったころの記憶があればその思い出を定型に整えるのもいいですね。
西日NEW!

西日とは西の空に傾いた太陽、または日光を指し、特に午後から夕方にかけて部屋に差し込んでくる強い光のことです。
特に夏場は太陽が高く昇るため、西日を強く感じることが多いですね。
このことから西日は夏の季語とされています。
夏になると西日が気になる日が多くなります。
それは昔と変わらないようで、有名俳人たちもこの西日をテーマに多くの俳句を詠んできました。
部屋に差し込んだ西日によってもたらされた暑さやその情景や気持ちなど、自分なりの言葉で夏らしい一句を詠んでみてはいかがでしょうか。
雷NEW!

1年を通していつでも雷はありそうですが俳句の世界では夏の季語とされています。
それは雷が稲を育てるとの考えが長らく日本人にあったからです。
一瞬の光、地割れを起こすかのようなとどろきと、いろいろな感覚が試される季語でもあります。
昭和に活躍した女性俳人の一人、橋本多佳子さんの有名な俳句に「いなびかり北よりすれば北を見る」というのがあります。
無意識の自我、自然との対比などどのような角度からでも鑑賞できるまさに名句中の名句です。
青嵐NEW!

「青嵐」は「あおあらし」または「せいらん」とも読みます。
初夏の色とりどりに茂った木々や草をなぎ倒すかのように吹き通っていく、そんな強い風のことをさす季語です。
大都会に暮らしている方にはちょっと縁遠い季語かもしれませんね。
春でいうところの「春一番」「花嵐」の夏版といったところでしょうか。
飯田龍太さんの「青嵐懸崖に牛つながるる」は厳しい自然と命の力強さを詠んだ見事な一句。
こんな俳句がスラスラと詠めれば俳句も楽しいことでしょう。
「風薫る」や「薫風」なども視野に入れて、一緒に作句するのもいいでしょう。
おわりに
夏の季語には花火や夕立、蝉など、五感をやさしく揺さぶる言葉がそろっています。
声に出して読むだけで、あの頃の夏の空気がふわりとよみがえるかもしれません。
高齢者の方と一緒に季語を味わいながら、季節の移ろいを言葉で楽しむひとときをお過ごしください。


