入学、卒業、大切な試験や大会など、子供たちには期待や不安がこみ上げる瞬間がたくさんあります。
そんなときに、保護者の方や先生から子供たちに向けて、さまざまな偉人たちが残した名言を使ってエールを贈るのはいかがでしょうか。
この記事では、子供たちに贈る言葉としてオススメしたい名言を紹介します。
子供たちが何かつらい思いを抱えているとき、一生懸命何かに打ち込んでいるときに、ぜひ紹介する言葉をかけて背中を押してあげてくださいね!
子供に贈る言葉としてオススメの名言。頑張る子供たちへのエール(1〜10)
壁というのはできる人にしかやってこないイチロー(鈴木一朗)

壁にぶつかったと感じたとき、人は諦めを抱きがち。
そんなネガティブマインドを変えてくれるのが、野球選手、イチローさんの言葉です。
壁が目の前に現れるのは、そこまで努力を続けてきたからこそ起きる現象。
逆に壁に当たらないということは、そこまでやりきっていない、という見方もできます。
「壁」に対して後ろ向きなイメージを持っている方にとって、視点を切り替えさせてくれる名言ではないでしょうか。
これからの人生において、成長し続けてほしい、そういう願いを込めてお子さんに贈ってあげてください。
いちばんいけないのは自分なんかだめだと思いこむことだよ野比のび太『ドラえもん』

『ドラえもん』の作中では、のび太がドラえもんから励まされているシーンが多い印象ですが、この言葉はのび太がドラえもんに言ったんです。
思いを寄せる猫とうまく話せないと悩んでいたドラえもんに対して、この言葉を伝えました。
自分を卑下してしまうことはもっともやってはいけないことだというこの言葉は、自分自身を肯定する大切さを教えてくれます。
ついつい自分を下げてしまう方は少なくないと思いますが、のび太の言葉通り自分に自信をもって生きていきたいですね。
夢なき者に成功なし吉田松陰

長州藩士であった吉田松陰は「松下村塾」を設立し、明治維新で活躍する人物を育てたことで「明治維新の父」とも呼ばれています。
こちらの名言は、吉田松陰の言葉です。
成功という結果を得たいのならば、まずは夢を持たなければなりません。
夢を持ったからといって成功するわけではありませんが、まずはスタートラインに立つことが必要ですよね。
お金持ちになりたい、有名になりたいと、結果ばかりに目がいっている子供たちに贈ってほしい言葉です。
まだ何にでもなれるのですから、大きな夢を描いてもらいましょう!
天才とは努力する凡才のことであるアルベルト・アインシュタイン

ドイツの物理学者で、天才と呼ばれたアルベルト・アインシュタインさんが残した、天才と努力についての言葉です。
彼の言葉からは、生まれながらの天才など存在せず、もともとはみんな凡才で、天才と呼ばれている人物はみんな人並み外れた努力を重ねたのだということが伝わってきます。
きっと、彼自身も人知れず努力を続けてきたのでしょうね。
天才と呼ばれ、数多くの功績を残した彼の言葉だからこそ、努力がどれほど大切なのかがわかりますね。
できると思えばできる、できないと思えばできない。これは、ゆるぎない絶対的な法則であるパブロ・ピカソ

『ゲルニカ』や『泣く女』などの作品で知られる、画家のパブロ・ピカソさんによる有名な言葉です。
できないと諦めてしまえば、そこでその挑戦は成就することなく終わってしまいます。
一方で、成功を信じて挑戦することを諦めなければ、いつかその夢や目標は達成されるはずだというメッセージが込められています。
これからたくさんのことに挑戦していく子供たちに、決して後ろ向きになることなく成功を信じて進み続ける大切さを教えてくれるような名言ですね。
意志ある所に道は開けるエイブラハム・リンカーン

アメリカの大統領を二期に渡って務め、南北戦争において「奴隷解放の父」と呼ばれた、エイブラハム・リンカーン。
今回は、そんな彼の名言を紹介します!
彼はときに強引な手段をとりながらも、その政治的手腕で数々の功績を残しました。
人とは違う成功を手にしたり、物ごとを推し進めるには、強い意志が必要です。
逆にそれさえあれば、どんな困難にも打ち勝てるのではないでしょうか。
お子さんの背中を押したいときには、ぜひこの名言を贈ってあげてください。
為せば成る為さねば成らぬ何事も成らぬは人の為さぬなりけり上杉鷹山

江戸時代、米沢藩の藩主だった上杉鷹山の言葉です。
彼が15歳で藩主になった際、米沢藩は財政破綻寸前でした。
そこで上杉鷹山は、倹約に特化した制度改革を実行。
今で言う人件費削減やリストラ、また飢饉に対する対策事業などをおこない、米沢藩を立ち直らせたのです。
「努力すればことは成せる、努力しないからできないんだ」家臣に対しての教えとして説いたこの言葉。
現代にも通じる説得力がありますね。
お子さんを奮起させる金言として、ぜひ。