おもしろい難読漢字のクイズ。簡単そうで読み方が難しい漢字
シンプルな漢字の組み合わせに見えて読み方が難しい、難読漢字のクイズを紹介します。
それぞれの漢字が持っている意味が答えにつながる場合があるので、漢字からどれだけイメージを広げられるかが正解のポイントですね。
答えの言葉がどのような歴史をたどってきたのか、どの部分に注目して漢字を当てはめたのかなど、言葉の理解にもつながります。
漢字の幅広い知識だけでなく、漢字の意味から言葉にたどり着くイメージ力が試される問題ですね。
おもしろい難読漢字のクイズ。簡単そうで読み方が難しい漢字
胡座

- こすわ
- あぐら
- うずくまり
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あぐら
「胡座」とは足を組んで座る楽な姿勢で、「あぐら」と読みます。
起源は明確ではありませんが、「胡」という字には「異邦の」や「未開の」という意味があり、「座」は座ることを意味します。
直訳で解釈すると、外国のような座り方という意味合いを持ちますが、実際には日本で古くから一般的な座り方として用いられています。
土筆

- とびつ
- つくし
- どびつ
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つくし
土筆は「つくし」と読み、春の訪れを告げる植物のひとつで、フキノトウと並んで食用にされることもあります。
土の中から上に向かってまっすぐに伸びる形が印象的で、土から伸びる筆のような形といったように、それぞれの漢字からイメージするとわかりやすいかと思います。
小熊猫

- こぐまねこ
- レッサーパンダ
- ミーアキャット
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レッサーパンダ
「小熊猫」の正しい読み方は「レッサーパンダ」、愛らしい姿で多くの人々に親しまれている動物ですね。
中国でパンダのことを「熊猫」と表記することが起源で、そこからレッサーパンダが小さなパンダという意味の「小熊猫」として表記されました。
鳩尾

- はとお
- きゅうび
- みぞおち
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みぞおち
「鳩尾」は胸骨のすぐ下、二つの肋骨が交わる部分にあるくぼみのことで、「みぞおち」と読みます。
日本では一般的にこの部位をあらわす時に用いる言葉であり、漢字を直訳すれば「鳩の尾」という意味ですが、関連性がないという点もこの単語の難しいポイントですね。
木耳

- もくじ
- きくらげ
- きみみ
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きくらげ
「木耳」の正しい読み方は「きくらげ」。
木耳はキク科の植物に生える食用キノコの一種で、黒いゼラチン質のキノコです。
特に中華料理でよく使用され、独特のプリプリとした食感が特徴です。
日本では乾燥させたものがよく市販されており、水に戻してから使用します。
おわりに
シンプルでありながら奥が深い、難読漢字のクイズを紹介しました。
答えを聞くと、ひらがなやカタカナで表記されるイメージが強い、よく知っている言葉ばかりではないでしょうか。
漢字の読みを組み合わせるのではなく、まとまって特殊な読み方をするので、それぞれの漢字の意味から考えて、そこからイメージを広げていくのがポイントですよ。
この漢字で表記するようになった流れなども調べていくと、日本でどのような歴史を持っているのかという点の理解にもつながりますね。