世界一難しい!読めたら凄い漢字まとめ
私たち日本人が当たり前のように使っている漢字は、文章を書く時はもちろん何か思い浮かべる時でも自然と使われていますよね。
実際にひらがなやカタカナだけで書かれた文章はとても読みづらいですし、そう考えるだけでも漢字がいかに便利か分かるというものでしょう。
そんな風に身近に漢字に接している私たちでも、「これってなんて読むの」と頭を悩ませてしまう漢字は多く存在しています。
今回の記事では日本語を勉強されている海外の方のみならず、大多数の日本人も読めない漢字をピックアップ。
読み方はもちろん言葉の由来なども載せていますが、まずはどれだけ読めるか漢字クイズのように楽しんでみてください!
世界一難しい!読めたら凄い漢字まとめ
馬酔木

向日葵、菫、蒲公英と植物の名前にもは難読漢字が多いです。
ちなみに前の3つは読めましたか?
答えは順に、ヒマワリ、スミレ、タンポポです。
では今回の「馬酔木」は何と読むでしょうか。
ではこの植物に関する逸話をご紹介、ヒントになっていますよ。
この植物を食べると馬でも人でも「足がシビれたように」なります。
フラフラするのが酔ったように見えたのかもしれません。
だから馬酔木に「酔」の字も。
「あしがしびれる」「アシシビレ」……と続いて、そう答えは「アセビ」です。
有毒植物ですので絶対口にはしないでくださいね!
鷦鷯

鳥の「ミソサザイ」と読めた方も正解です。
ミソサザイと読めるだけでもスゴイのですが、今回は固有名詞としての出題です。
人の苗字ですので読むのはとても難しいかも。
実はこの漢字「ササキ」と読みます。
島根県は松江市に何軒かある名前だそうです。
仁徳天皇の別名である大鷦鷯尊から鷦鷯、ササキを名乗る方がいたのですが、その方たちが後に普通の佐々木に漢字を改めました。
それで残った方が鷦鷯の漢字のままでササキを名乗る事となり……。
難読苗字にも長い歴史があるんですね。
坐摩

難読漢字によくあるのは固有名詞。
当て字がある程度許されているのでその読みの幅は無限ですよね。
「坐摩」は音読み訓読みどちらからもヒントらしいものはない難読漢字。
これは坐摩大神、いかすりおおのかみ、の名前に由来して「いかすり」と読みます。
地元の方から「ざまさん」の名前で親しまれている坐摩神社は大阪は中央区にある由緒ある神社。
御朱印にはご神紋である白鷺の印も押されるんですよ。
坐摩神社は摂津国の一の宮ということから一宮巡礼用の御朱印長も販売されています。
竜胆

根を漢方として使い、その味が「竜の胆のように苦い」ことに由来する植物の名称です。
漢方として長く重宝されている「熊の胆」よりも効果が高そうな苦みを抱えているという点で「竜の胆」という漢字が使われたそうです。
夏から秋にかけて紫色の花を咲かせる秋を象徴する植物のひとつといえば思い浮かぶ人もいるのではないでしょうか。
答えは「リンドウ」、「リュウタン」として胃に効果のある漢方として現在でも根は使用されています。
石蓴

普段なにげに口にしている食材でも改めて漢字にされると分からないものってありますよね。
「石蓴」もその1つではないでしょうか。
これはクイズ形式で出題しますね。
ヒント1、海の中にあります。
ヒント2、それはワカメやコンブに近い存在です。
分かりましたか、そう答えは「アオサ」です。
おすし屋さんに行くとよくメニューにありますね。
石に付いているアオクサから「ク」がなくなって「アオサ」になったという説もあります。
石蓴の漢字には「石」の字もありますもんね。