世界一難しい!読めたら凄い漢字まとめ
私たち日本人が当たり前のように使っている漢字は、文章を書く時はもちろん何か思い浮かべる時でも自然と使われていますよね。
実際にひらがなやカタカナだけで書かれた文章はとても読みづらいですし、そう考えるだけでも漢字がいかに便利か分かるというものでしょう。
そんな風に身近に漢字に接している私たちでも、「これってなんて読むの」と頭を悩ませてしまう漢字は多く存在しています。
今回の記事では日本語を勉強されている海外の方のみならず、大多数の日本人も読めない漢字をピックアップ。
読み方はもちろん言葉の由来なども載せていますが、まずはどれだけ読めるか漢字クイズのように楽しんでみてください!
世界一難しい!読めたら凄い漢字まとめ(1〜10)
秋葵

野菜の漢字にもたくさん難読漢字があります。
ウォーミングアップにいくつかご紹介。
茄子、南瓜、玉蜀黍の3つを読めますか。
答えは順に、ナスビ、カボチャ、トウモロコシです。
ではお題となっている「秋葵」は何と読むでしょうか。
ヒント、漢字は旧暦で表示されていますが今のこよみだと夏野菜で、それはアオイ科の植物で実が生ります。
分かりました?、答えは「オクラ」です。
オクラにはビタミンやミネラルがたくさん含まれているので夏バテ防止にぴったりなんですよ。
豌豆

「豌豆」はご存じの方も多いかもしれないですね。
スーパーの商品表示にこの漢字を使っているところもあります。
答えは「エンドウ」です。
「エンドウまめ」と答えた方は不正解ですよ。
豌豆の「豆」の方は分かるのですが「豌」にはどうゆう意味があるのでしょうか。
これは原産国とされているウズベキスタンにあった大きな国「大豌国」の名前に由来するらしいんです。
ちなみに大豌とは「とても大きなオアシス」という意味。
何にでも由来はあるんですね。
膃肭臍

この漢字はクイズ形式で読んでいきましょう。
ヒント1、これは動物の名前です。
動物といっても範囲が広すぎますよね。
では、ヒント2、海に住む動物です。
イカ、タコ、うーん、まだ範囲が広いですね。
では、ヒント3、魚類ではありません。
そろそろ近づいてきましたね。
最終ヒント、この動物はアシカ科です。
そう、答えはオットセイです。
なんでもオットセイの陰茎が漢方薬として重宝され、陰茎に近い「臍、へそ」の漢字が充てられたとか。
もともと膃肭臍は薬の名前だったんですね。
世界一難しい!読めたら凄い漢字まとめ(11〜20)
木通

小学校で習うようなシンプルな漢字の組み合わせを、特殊な読み方をさせる難しい言葉です。
それぞれの漢字の読み方ではなく、ものの形状に由来する漢字なのでそれぞれの読みから答えにたどり着くのは難しかと思います。
秋に見かけるフルーツで、地域によっては見る機会の少ないフルーツかもしれませんね。
答えは「あけび」、熟した実がたてに開いて甘い香りが漂ってくるフルーツですね。
つるの芯に穴がとおっていることから、「木通」の漢字が使われています。
饂飩

日常に溶け込んでいる言葉の中には、漢字で表記するイメージがないものも多いかと思います。
そんななじみのない形で表記された、誰しもが知っているものの名称です。
「食」が使われていることから食べ物であることはわかるので、あとはそれ以外の部分が何を表しているかが重要です。
漢字の意味というよりかは読み方に注目したパーツで、このパーツを使った他の漢字「溫」や「鈍」などを思い浮かべるとこの言葉の読み方にも近づけるのではないでしょうか。
答えは「うどん」、看板などに漢字で表記されている場合もあるので、探してみるのもおもしろいかもしれませんよ。
入内

日常でもよく目にする漢字を組み合わせて、普段は使わない特殊な読み方をさせるパターンですね。
シンプルに読むなら「いりうち」や「にゅうない」などが思いつくかと思いますが、それぞれの違う読み方を考えていきましょう。
ヒントはこの言葉が使われていた時代で、平安時代やそれをモチーフにしたおひなさまをイメージすると答えにたどり着けるかと思います。
答えは「じゅだい」、中宮や女御などが内裏に入ることをあらわした言葉ですね。
「入」を「じゅ」と読む言葉や、「内」を「だい」と読む言葉はほかにも存在しているのでそれを知っているかも重要なポイントではないでしょうか。
齷齪

あまり見たことがない漢字が使われているうえに、画数の多さからも難しい印象を受ける言葉ですね。
それぞれの漢字は「齷く」と書いて「こせつく」、「齪む」と書いて「つつしむ」と読みますが、これを知っても答えにたどり着くのは難しそうです。
同じ読み方で違う漢字を使うパターン「偓促」を見ると答えに近づけるかもしれませんね。
答えは「あくせく」、細かいことを気にして落ち着かない様子を表現した言葉ですね。
細かいパーツが敷き詰められた画数の多さからも落ち着かない雰囲気が伝わってきますね。