【高齢者向け】身近なものの難読漢字。驚きと発見に出会えるクイズに挑戦
私たちの身の回りには難読漢字がたくさん隠れているのをご存じですか?
果物や野菜、道具の名前も漢字で書くことができ、思わず「なるほど!」と感心する表現の奥深さに出会えます。
なじみ深いはずの食材や日用品も、漢字で書くとまるで別もののように感じ、謎解き的なワクワク感を味わえますよ。
今回は高齢者の方と一緒に楽しめる身近なものの難読漢字をご紹介します。
答え合わせをしながら、驚きと発見で笑顔あふれる時間をお楽しみください!
【高齢者向け】身近なものの難読漢字。驚きと発見に出会えるクイズに挑戦(1〜10)
如雨露NEW!

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じょうろ
園芸や畑仕事を趣味にされている方であればご存じの方が多いかもしれないこの問題、「如雨露」は「じょうろ」と読みます。
庭や畑で植物や野菜に水をやる時に使う、持ち手付きの水差しのことです。
「如(ごと)く、雨(あめ)、露(つゆ)」で、まるで雨や露のように水をまんべんなく降り注ぐという意味から、この漢字が当てられました。
普段はカタカナやひらがな表記が多いですが、難読漢字として知っていると話題になるかもしれませんね。
湯湯婆NEW!

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ゆたんぽ
冬の寒い夜には欠かせないアイテム、「湯湯婆」は「ゆたんぽ」と読みます。
湯たんぽは金属やプラスチック製の容器にお湯を入れて、布団の中で温まる道具です。
現代では電気毛布を使用されている方も多いかもしれませんが、電気のない時代にお湯を沸かすだけで温まれる道具として、重宝されてきました。
「婆」が「ポ」と読まれるのは当て字で、親しみを込めた表現なんだそう。
昔の生活や文化を知る上でも興味深い難読漢字のひとつですね。
炬燵NEW!

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こたつ
「炬燵」は「こたつ」と読みます。
こたつは日本の冬の風物詩ともいえる暖房器具で、テーブルの下にヒーターがあり、その上に布団を掛けて足元から温まれるものですよね。
こたつの上にミカンが置いてあって、猫も一緒に丸くなって温まっている……そんな日本の冬の暖かい情景が目に浮かびます。
漢字の「炬」は「たいまつ(火をつけるもの)」の意味、「燵」は「温める」の意味があり、どちらも暖かさに関係しています。
漢字は難しくても、身近な存在ですね。
蟋蟀NEW!

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コオロギ
虫へんの漢字なので虫の名前?
と気づかれた方も多いかもしれません。
「蟋蟀」は秋によく鳴き声を耳にする、身近な昆虫の「コオロギ」を指しています。
コオロギは日本の童謡や俳句にも登場する、秋の風物詩のひとつです。
漢字が難しいため、日常ではあまり見かけない表記ですが、日本では古くから親しまれてきた昆虫です。
「蟋蟀」と書いて「コオロギ」と読むのは一見すると難しく感じますが、このクイズをきっかけに覚えて身近な自然に目を向けてみるのも楽しいですね。
釦NEW!

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ボタン
「釦」はボタンと読み、衣服を留めるための小さな部品で、主に丸い形をしています。
普段はカタカナ表記が一般的で、漢字表記はあまり見かけることがないため、難読漢字とされています。
この漢字は明治時代に金属でできたボタンが輸入された際、「釦」と当て字がされた名残りで、部首の「かねへん」は金属製品を表しています。
高齢者の方にとっても身近なアイテムですが、漢字表記を見ると読みそうで読めない、新鮮な驚きを感じるかもしれませんね。
鋏NEW!

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はさみ
「鋏」は「はさみ」と読みます。
金属の刃が2枚合わさって物を切る道具で、紙や布を切るときなどに使うイメージでしょうか。
そのほか日常生活や美容室、園芸などさまざまな場面で活躍しています。
日本語では「はさみ」や「ハサミ」と平仮名やカタカナで書かれることが多く、漢字では見慣れない方も多いでしょう。
「鋏」の左側の「金へん」は「金属」を表し、道具として使うことを示しています。
漢字の新たな発見として、身の回りの漢字に注目してみましょう。
俎NEW!

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まな板
まな板は、食材を切る際に使用する木やプラスチック、ガラスなどでできた板のことです。
台所では毎日のように使う道具ですが、一般的には「まな板」と書くことが多く、一文字で「俎」と読めることを知らない方が多いかもしれませんね。
「俎」は古くからある言葉で、料理や調理文化と密接に関わっています。
また、昔の中国の儀式で「俎」が使われることがあり、由緒ある漢字でもあるため、意外な発見を得られるでしょう。