フュージョンはジャズの派生ジャンルとも言われており、「融合」という意味の通りさまざまなジャンルの音楽性を取り込んだクロスオーバーサウンドが特徴的な音楽ジャンルです。
海外では「ジャズフュージョン」とも呼ばれますが、日本でもフュージョンブームの影響で今も活躍する人気バンドや卓越したプレイヤーを生み出し、近年人気のシティポップなど多方面へも影響を与えた重要なジャンルなのですよね。
こちらの記事では、まずは押さえておきたい海外の人気フュージョンバンドをまとめて紹介しています。
バンドはもちろん在籍していた著名なプレイヤーを知ることで、あなたのフュージョン知識もぐっと深まりますよ!
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もくじ
- 【洋楽】押さえておきたい!海外の人気フュージョンバンドまとめ
- BirdlandWeather Report
- Morning DanceSpyro Gyra
- SpainChick Corea & Return to Forever
- The Heavy Scuffles OnFull Moon
- Night Birdsshakatak
- Nuclear BurnBrand X
- 101 EAST BOUNDFourplay
- SpiralThe Crusaders
- Sneakin’ Up Behind YouThe Brecker Brothers
- Rock YouDIRTY LOOPS
- God Make Me FunkyThe Headhunters
- Matinee IdolYellowjackets
- JoyShakti
- Birds of FireMahavishnu Orchestra
- BirdfingersThe Eleventh House
【洋楽】押さえておきたい!海外の人気フュージョンバンドまとめ
BirdlandWeather Report

シンセサイザー奏者のジョー・ザヴィヌルさんとサックス奏者のウェイン・ショーターさんを中心に1970年に結成されたウェザー・リポートは、フュージョンを代表するグループです。
ジャズを基盤としながら、さまざまなジャンルの要素を取り入れた多様性に富んだスタイルで知られています。
バンドメンバー全員による連続的な即興演奏を特徴とし、ジャコ・パストリアスさんの加入は、グループに大きな影響を与えました。
彼らは音楽技術やプロセシングの進化に一貫して関心を持ち、常に音のテクスチャーと音楽技術の進化を追求しました。
ジャズ界のみならず、広範な音楽ファンから高い評価を受け、多くの影響を与えたグループとして記憶されています。
Morning DanceSpyro Gyra

1974年にニューヨーク州バッファローで結成されたSpyro Gyraは、ジャズフュージョンの世界で独自の位置を築いてきたバンドです。
サックス奏者Jay Beckensteinさんを中心に、ジャズ、R&B、ファンク、ポップを融合させた彼らの音楽は、多くのリスナーを魅了してきました。
デビュー以来30枚以上のアルバムをリリースし、1,000万枚以上の売り上げを記録。
1980年代には、ビルボードで最も成功したジャズアーティストとなりました。
複雑なハーモニーと印象的な即興演奏が特徴的で、ジャズ初心者の方にもおすすめです。
2020年のパンデミック中も、オンラインでファンとの交流を続けるなど、常に新しい挑戦を続けています。
SpainChick Corea & Return to Forever

キーボーディストとして世界的な名声を得たチック・コリアさんが、1972年に結成したリターン・トゥ・フォーエヴァーは、ジャズ・フュージョンの代表格として知られています。
デビュー作ではブラジル風のメロディックな楽曲が特徴的でしたが、その後ジャズ・ロックへと転向。
1975年のアルバム『No Mystery』では、ジャズ・ファンクやスペイン風の要素を取り入れ、さらに多彩な音楽性を示しました。
チック・コリアさんは生涯で27回のグラミー賞を受賞するなど、その功績は広く認められています。
多様なジャンルの融合に興味がある方や、卓越した演奏技術を堪能したい方におすすめのバンドです。
The Heavy Scuffles OnFull Moon

伝説的バンド、フルムーンも要チェックのバンドです。
彼らは1970年代に結成し、音楽活動をスタートしたものの、売り上げが伸び悩んだことから解散してしまいました。
しかし、音楽ファンの間ではその後も口コミが広まり続け、2002年に再結成を果たしています。
そんな彼らの楽曲を楽しむには、唯一のアルバムである『Full Moon』がオススメですよ。
ちなみに、本作は2023年にレコード盤が復刻されたことでも話題なんです。
CDと異なる要素があるので、気になる方は調べてみましょう。
Night Birdsshakatak

1980年にイギリスで結成されたShakatakは、ジャズとファンクを融合させた独自のサウンドで世界中のファンを魅了し続けているバンドです。
1982年の『Night Birds』は、イギリスでゴールドディスクを獲得し、日本ではジャズアルバム1位を記録するなど、国際的な成功を収めました。
彼らの音楽は、ジャズ、R&B、フュージョンなど、様々なジャンルを巧みに取り入れた高度なクロスオーバー性が特徴です。
1990年代にはアメリカでもチャート1位を獲得し、日本のグラミー賞では6年連続で最優秀インターナショナルインストゥルメンタルアルバム賞を受賞しました。
洗練された演奏と心地よいグルーヴを求める音楽ファンにぜひおすすめしたいバンドです。
Nuclear BurnBrand X

ロンドン発のジャズフュージョンバンド、Brand Xの魅力に迫ります。
1974年に結成された彼らは、アートロックやジャズロックを融合させた独自のサウンドで注目を集めました。
1976年にリリースされたデビューアルバム『Unorthodox Behaviour』は、フュージョンファンの間で話題となりました。
バンドの中心メンバーであるジョン・グッドソールさんのギターワークは、ギターフュージョンの発展に大きな影響を与えています。
また、ドラマーとしてフィル・コリンズさんが参加していたことでも有名です。
Brand Xの音楽は、高度な演奏技術と革新的なアプローチが特徴で、ジャズとロックの垣根を越えた新しいサウンドを求める音楽ファンにおすすめです。