【演歌界一のアイドル】氷川きよしの歌いやすい楽曲
『きよしのズンドコ節』で日本演歌界を大いに盛り上げた演歌歌手、氷川きよしさん。
アイドルのような端正な出で立ちと安定した歌唱技術により、演歌が廃れつつあった2000年代に再びブームをもたらしました。
今回はそんな氷川きよしさんの楽曲のなかでも、歌いやすい作品をご紹介。
音楽的背景にロックを持つため、ポップスのような楽曲も多く登場します。
演歌に慣れていない方でも歌えるような楽曲が勢ぞろいしておりますので、ぜひチェックしてみてください。
【演歌界一のアイドル】氷川きよしの歌いやすい楽曲(6〜10)
大井追っかけ音次郎氷川きよし

ほっこりとしたメロディーが印象的な氷川きよしさんの楽曲『大井追っかけ音次郎』。
本作はキャッチーさを持ちつつも、しっかりとした演歌らしさを感じさせるメロディーやボーカルラインが特徴です。
氷川きよしさんの代名詞である、ヒーカップという声をひっくり返す発声で歌われるこぶしは、一般的な音階を細かく上下させるこぶしよりも難易度が低いのですが、本作はそういったヒーカップ混じりのこぶしが非常に多いので、全体的な難易度は低めです。
大阪とんぼ氷川きよし

大阪を舞台とした氷川きよしさんの名曲『大阪とんぼ』。
盆踊りのような明るく前向きな雰囲気が特徴で、全体を通して歌いやすいボーカルラインにまとめられています。
明るい曲調で、音域もそれなりに広いのですが、高い部分は一瞬しか登場せず、全体的には中音域でまとまっています。
加えて、テンポが遅く、複雑な音程の上下を要するこぶしも登場しません。
ポップスや歌謡曲の要素が強い作品なので、こぶしが苦手な方でも安心して歌える楽曲です。
ぜひレパートリーに加えてみてください。
幻氷川きよし

氷川きよしさんの楽曲のなかでも、屈指のバラードとして知られている名曲『幻』。
氷川きよしさんというとヒーカップという声をひっくり返すボーカルテクニックを含めたこぶしが印象的ですが、本作はそういったパートは一切登場しません。
演歌というよりも歌謡曲としての側面が非常に強いため、音程の上下も非常にゆるやかです。
しっかりとピッチコントロールを意識すれば、歌唱力が高くなくても高得点を狙うことも可能でしょう。
ぜひレパートリーに加えてみてください。
愛しのテキーロ氷川きよし

情熱的なメロディーが印象的な氷川きよしさんの名曲『愛しのテキーロ』。
本作は演歌ではなく歌謡曲としてリリースされた作品で、日本らしい歌謡曲サウンドとボレロやフラメンコを主体としたラテンサウンドがちょうどよくミックスされています。
音域はやや広めなので、歌い手を選ぶ楽曲ではありますが、演歌のように複雑な音程の上下を要するこぶしは登場しないため、氷川きよしさんの楽曲としては、非常に歌いやすい部類に入ります。
最上の船頭氷川きよし

2019年にリリースされた氷川きよしさんの名曲『最上の船頭』。
本作は昔ながらの演歌といった感じの楽曲で、ゆったりとしたテンポと温かみのあるメロディーが特徴です。
テンポが遅いため、ロングトーンが多いという難点は抱えているものの、こぶしを効かせる前のタメも作りやすいので、全体的な難易度は低めでしょう。
サビの歌い終わりのこぶしが難しく感じる場合は、それぞれのこぶしの部分だけを個別に練習して、最終的に繋げて歌うというやり方がオススメです。