言葉から哲学や生き様が見える。歴史上の人物による短い名言
偉業を達成し、歴史にその名を刻んだ人物と聞かれたら、誰を思い浮かべますか?
現代では当たり前になっているものや考え方を生み出した人や、文化の礎を作った人など、学生時代に習った方もきっと多いですよね。
今回は、そんな歴史上の人物の中でも、誰でも名前くらいは聞いたことがあるであろう特に有名な偉人が遺した短い名言をリストアップしました。
それぞれの哲学や生き様が見える名言ばかりですので、ぜひチェックしてみてくださいね!
言葉から哲学や生き様が見える。歴史上の人物による短い名言(11〜20)
必死に生きてこそ、その生涯は光を放つ織田信長

その革新的な政治手法により戦国の三英傑に数えられる武将、織田信長公。
「必死に生きてこそ、その生涯は光を放つ」という名言からは、まさに織田信長公の人生そのものを感じ取れるのではないでしょうか。
夢や目標を持って精力的に行動することはもちろん、生きることそのものに必死になってこそ、その人生は大きな意味を持ちます。
それこそが生きた証になり、誰とも違う自分だけの人生を作るのだと教えてくれているメッセージです。
一生の間、欲心を思わず。宮本武蔵

人はよく欲望に支配されますよね。
欲望まみれの一生を送る人もきっといるでしょう。
そんな中で宮本武蔵は欲を持たないと言い切っています。
欲を持つと自分がダメになるのをよくわかっていたのかもしれません。
ストイックな人ですよね。
そして少しならいいだろうと思って欲を持つとそれに引っ張られ、自分が究めようとしていた道がだめになる、だから持たないという決心の現れのような名言でもあります。
みなさんも欲望に支配されそうになった時はこのセリフを思い出してください。
心、常に、道を離れず。宮本武蔵

剣道、柔道、合気道と日本古来?
の競技とされるものには「道」の字が付いているものが多いです。
また競技ではないものの、華道、茶道、香道などにも「道」の字が付いています。
少々我田引水的な考察とはなるのですが、日本人は長い修業が必要な習いごとに「道」の字を当てたのではないのかなと。
もちろん宮本武蔵さんの「道」とは剣術の道のこと。
何をしているときもそのことだけを考える、まさに武蔵さんそのものを表す大きな言葉だと思います。
空を道とし、道を空とみる。宮本武蔵

マンガ『北斗の拳』に登場する人物で意外に人気があるのが雲のジュウザ。
その自由奔放な性格が愛されキャラとなったのでしょう。
毎日、学校、会社に通っているとすべてがイヤになる日もあると思います。
「誰かの敷いたレールなんて!」としゃく子定規な生き方を止めたくなることもあるでしょう。
そんなときはぜひこの武蔵さんの言葉を思い出してください。
心が羽ばたき、自由に道を進めるような気持ちになれるので。
「自分の生き方を決めるのは自分だよ」そんなことさえ諭されているようにも思えます。
身を浅く思ひ、世を深く思ふ。宮本武蔵

この言葉はいくつかの解釈ができると思いますが、自分のことはそこまで重要視せず、世の中のことを深く考えろという訳が多いようです。
もしくは、自分中心の考えをやめ、客観的に広く世界を見ろという意味もあるかもしれません。
自分を粗末にするのは間違っていますが、間違った自分を大切にする方法もまた違いますよね。
自分を見失いそうになったとき、ぜひ自分の立ち位置について。
そして自分にフォーカスしすぎていないか考えてみてください。