言葉から哲学や生き様が見える。歴史上の人物による短い名言
偉業を達成し、歴史にその名を刻んだ人物と聞かれたら、誰を思い浮かべますか?
現代では当たり前になっているものや考え方を生み出した人や、文化の礎を作った人など、学生時代に習った方もきっと多いですよね。
今回は、そんな歴史上の人物の中でも、誰でも名前くらいは聞いたことがあるであろう特に有名な偉人が遺した短い名言をリストアップしました。
それぞれの哲学や生き様が見える名言ばかりですので、ぜひチェックしてみてくださいね!
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言葉から哲学や生き様が見える。歴史上の人物による短い名言(11〜20)
夢を見るから、人生は輝く。ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト

現在のオーストリアを中心に音楽家として」活躍したヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトは、古典派音楽を代表する人物のひとりとして語り継がれていますね。
そんな偉大な音楽家が残した、夢を見ることの大切さをまっすぐに語りかけるような言葉です。
夢ともいえる理想や目標を明確に持っておくことで、進んでいく方向性を決めるきっかけになったり、努力を重ねるための力になるのだと伝えています。
夢に向かっていくことこそが、人生をもっとも輝かせて充実させる方法なのだと教えてくれる言葉ですね。
泥土の下には盤石あり、雲霧の上には太陽あり。不平の極には又幸と望なきに非らず。内村鑑三
内村鑑三さんの「泥土の下には盤石あり、雲霧の上には太陽あり。
不平の極には又幸と望なきに非らず。」という名言をご紹介します。
内村鑑三さんは明治時代に活躍した、キリスト教思想家です。
災害に遭遇したときは大変なことも多いですよね。
そういったときに、思い出してほしい名言も内村鑑三さんは残していますよ。
今はつらく困難なときでも、その先には必ず安定した明るい未来が待っているという意味があるそうです。
困難な状況は泥土とたとえており、盤石はその大変な問題の下にある私たちの強さを表しているようですね。
さらに、不平不満を感じたり言っているときも、幸せや希望はあると伝えています。
生きていると、さまざまなことがありますよね。
ですが、前向きな気持ちを持つことの大切さも感じますね。
自然は公平で冷酷な敵である。社会は不正で人情のある敵である。夏目漱石
夏目漱石さんの言葉「自然は公平で冷酷な敵である。
社会は不正で人情のある敵である。」という名言をご紹介します。
夏目漱石さんは、日本の小説家であり英文学者です。
代表作には『吾輩は猫である』『坊っちゃん』『三四郎』『それから』『こゝろ』『明暗』などがあげられます。
そんな夏目漱石さんが発した「自然は公平で冷酷な敵である。
社会は不正で人情のある敵である。」という言葉は『思い出す事など』の作中で登場する一文なのだそう。
自然を甘く見ずに天災に備えようと思える名言ですよね。
天災は忘れた頃にやってくる寺田寅彦
寺田寅彦さんが発した大切な言葉「天災は忘れた頃にやってくる」という名言をご紹介します。
寺田寅彦さんは、日本の物理学者であり随筆家、俳人です。
研究者として火災や地震などの災害に関心を持っていたそうですが、1923年の関東大震災発生後は、これまで以上により深い関心を示すようになったといわれています。
毎日が平和に何事もなく過ぎていくのは当たり前ではないということを、改めて感じさせてくれる名言ですよね。
心に刻んでおきたい言葉のひとつです。
必死に生きてこそ、その生涯は光を放つ織田信長

その革新的な政治手法により戦国の三英傑に数えられる武将、織田信長公。
「必死に生きてこそ、その生涯は光を放つ」という名言からは、まさに織田信長公の人生そのものを感じ取れるのではないでしょうか。
夢や目標を持って精力的に行動することはもちろん、生きることそのものに必死になってこそ、その人生は大きな意味を持ちます。
それこそが生きた証になり、誰とも違う自分だけの人生を作るのだと教えてくれているメッセージです。
一生の間、欲心を思わず。宮本武蔵
人はよく欲望に支配されますよね。
欲望まみれの一生を送る人もきっといるでしょう。
そんな中で宮本武蔵は欲を持たないと言い切っています。
欲を持つと自分がダメになるのをよくわかっていたのかもしれません。
ストイックな人ですよね。
そして少しならいいだろうと思って欲を持つとそれに引っ張られ、自分が究めようとしていた道がだめになる、だから持たないという決心の現れのような名言でもあります。
みなさんも欲望に支配されそうになった時はこのセリフを思い出してください。
言葉から哲学や生き様が見える。歴史上の人物による短い名言(21〜30)
心、常に、道を離れず。宮本武蔵
剣道、柔道、合気道と日本古来?
の競技とされるものには「道」の字が付いているものが多いです。
また競技ではないものの、華道、茶道、香道などにも「道」の字が付いています。
少々我田引水的な考察とはなるのですが、日本人は長い修業が必要な習いごとに「道」の字を当てたのではないのかなと。
もちろん宮本武蔵さんの「道」とは剣術の道のこと。
何をしているときもそのことだけを考える、まさに武蔵さんそのものを表す大きな言葉だと思います。





