言葉から哲学や生き様が見える。歴史上の人物による短い名言
偉業を達成し、歴史にその名を刻んだ人物と聞かれたら、誰を思い浮かべますか?
現代では当たり前になっているものや考え方を生み出した人や、文化の礎を作った人など、学生時代に習った方もきっと多いですよね。
今回は、そんな歴史上の人物の中でも、誰でも名前くらいは聞いたことがあるであろう特に有名な偉人が遺した短い名言をリストアップしました。
それぞれの哲学や生き様が見える名言ばかりですので、ぜひチェックしてみてくださいね!
言葉から哲学や生き様が見える。歴史上の人物による短い名言(21〜30)
道においては死をいとわず思う。宮本武蔵

宮本武蔵は剣の道を究めた達人ともいえますが、彼の名言の中にこちらの言葉があります。
自分の道を追求するためには死をも恐れないといった意味です。
これを読んでいる皆さんも、こんなに大きい道ではなくてもなにかの道や信念を貫こうとしたことがあるのではないでしょうか。
そんな時に必死の思いでそれをやり遂げたり究めたりすることが大切だと武蔵は言っています。
そのことが人を成長させたり、その道をより崇高なものにしていったりするのではないでしょうか。
志を得ざれば再び此の地を踏まず。野口英世

自分の目標を達成するまでは決して帰らない、という強い覚悟を示す言葉。
野口英世がこの言葉を残したのは、成功するまでは生まれ故郷に戻らないという決意の証です。
夢や志を持って努力する過程では、途中で諦めそうになることもありますが、この言葉を胸に刻めばどんな困難にも負けずに立ち向かえるはず。
常に志を高く持つことの大切さが伝わるでしょう。
簡単に手に入る成功よりも、覚悟を決めて挑戦し続ける姿勢が最も価値のあることだと教えてくれる名言です。
教えに来たのではありません。習いに来たのです。野口英世

学ぶ姿勢をどんなときでも持つことの大切さを説いた言葉です。
どんなに経験や知識があっても、人は常に学び続けなければ成長できません。
教える立場にあっても自分が学ぶ意欲を持っていれば、新たな発見や視点が生まれるものです。
野口英世自身も海外での研究生活を通して、多くのことを学び続けてきました。
自分が教える立場であっても決しておごらず、むしろ積極的に学ぶ姿勢を貫いたからこそ世界的な業績を残せたのでしょう。
学びの尊さを教えてくれる名言です。
我、事において後悔せず。宮本武蔵

小さなもの、大きなものの差はあるにせよ、大なり小なり「後悔の連続で人生は成り立っている」と勝手に思っています。
不毛な時間になることの方が多いのですが「あのとき右を選んでいれば」「あのときすぐに動き出していれば」ととりとめもなく後悔することもまた人生なのだと。
しかし、本当は誰もが武蔵さんのようにまっすぐ前だけを向いて進んで生きたいんですよね。
「後悔はあるが後悔はしない」そんな雄々しさ、見習いたいものです!
おわりに
今回は歴史上の人物が遺した短い名言をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
日本、または世界で偉人と呼ばれる人たちがどういった考え方でものを見ていたのか、それを知るだけでも人生を明るく前向きに生きるヒントになるかもしれませんよ!