RAG MusicPiano
ピアノをもっと楽しむWebマガジン
search

【1ヶ月でマスター】ピアノで星野源「SUN」を弾けるようになろう!コードチェンジの練習編

【1ヶ月でマスター】ピアノで星野源「SUN」を弾けるようになろう!コードチェンジの練習編
最終更新:

【1ヶ月でマスター】ピアノで星野源「SUN」を弾けるようになろう!コードチェンジの練習編

今回は「ピアノ伴奏をマスターしよう!」という事で、星野源さんの「SUN」を取り上げてみました。

この練習スタイルに慣れたら、コードがあれば大抵の曲はすぐに弾けるようになります。

「SUN」以外でも練習方法は同じなので、いろいろとチャレンジしてみてくださいね。

コードは覚えないといけないのですが、好きな曲にチャレンジして行く事で少しずつ覚えていけるはずです。

1ヶ月(約4週)でマスターできる内容なので、ぜひチャレンジしてみてください!

【1ヶ月でマスター】星野源「SUN」をピアノで弾けるようになろう!

以下のように進めていきます。

1週目の進みが悪い方は、1週目の部分に時間をかけます。

コードチェンジがうまくいかないまま先に進んでも、結局うまくいきませんので、反復した練習が大切になります。

以下は、実際にピアノ伴奏で歌っている動画です。

楽譜も用意しましたのでこちらも参考になれば幸いでございます。

著作権の関係で無料にはできないのですが、実際のメロディー・歌詞と実際に弾いている楽譜・コードそのコードの鍵盤図の載った楽譜ファイル(324円)を作りました。

鍵盤図に書かれている番号と鍵盤図の番号が対応しています。

SUN/星野源 ピアノ伴奏楽譜 練習用コード鍵盤表つき / DLmarket

midiが扱える人は、midiデータも販売しています。

【練習する前に】キーを知ってしっかり曲を聴こう!

さて、まずは曲をしっかり聞く事が重要です。

楽譜を用意して構成をしっかり頭に入れましょう。

まずは楽譜を用意します。

(メロディーとコードが入っていれば大丈夫です)

耳コピできる人は、自分でコードをひろって構成を書いても良いですね。

以前にもボカロの曲を弾くコツでお話ししましたが、まずはキーと構成をつかむことが重要です。

イントロ~A~B~と自分でわかるようにマークも入れて行きましょう。

「SUN」のキーは「A♭」~転調して「A」となります。

楽譜の読める方は「♭や♯のないもっと簡単な楽譜にして」と思うかもしれませんが、楽譜の読めない人にとってはこういった事はあまり関係ないのです。

ピアノを習っていなくても「ネコふんじゃった」が弾けるという人は多いと思いますが「ネコふんじゃった」は楽譜にすると、♭がいっぱいでとても難しいです。

でも、楽譜を見なければ白鍵より黒鍵の方が見つけやすいので「ネコふんじゃった」は簡単なのですね。

そのため、今回はできるだけコードで練習して行くという方法をとりたいと思います。

まず1ヶ月の予定を立てましょう!

以下のようなカレンダーを用意して、大体の予定を書きこみ込みましょう。

1日ごとでも1週間ごとでも大丈夫です。

カレンダー

チャレンジする人のレベルによって進行具合は違いますが、練習順序はこのカタチが良いと思います。

1週目:コードチェンジの練習

まず1週目は、コードを確認して左手ベース+右手和音の形を練習します。

コードのABCは大丈夫ですか?

参考:ピアノ初心者のための。

分かりやすいコードチェンジの練習方法

「A・B・C・D・E・F・G」→「ラシドレミファソ」、「A♭」→「ラ♭」、「C♯」→「ド♯」です。

前半のキーはA♭なので基本的には、下のA♭のキーのコードで曲ができます。

A♭のキーのコード

Aのキーに変わってからはこちら

Aのキーのコード

「これだけで!」と言いたいところですが、この曲はちょっと他のキーからコードを借りたり、いわゆるテンションをとったりしていろいろな音を使うコードが出てくるのです。

ただ、左手は基本的にAなら「ラ」、A♭なら「ラ♭」です。

A♭M7もA♭7も、左手は「ラ♭」ですので安心してください。

今回の課題曲のSUNに出てくるそれ以外のコードは、記事後方で掲載しております。

コードは楽譜によって少し違いがあります。

音は同じでも名前が違うなどの理由なので、どちらを使っても良いと思います。

私自身もA♭M7やA♭7と書いてA♭の形で押さえているところもあるのです。

もしこういった事が「わからない!」という人は、この部分は読まずに飛ばしてください。

上に載せたコードは基本系なのでそれ以外の形で弾いていたり、例えば「A♭M7」は「ラ♭・ド・ミ♭・ソ」と書いてありますが「ソ」は弾いてないなどのことがよくあります。

私も今回、押さえやすい事を基本に考えたので、音がよく省いてありますが、自分でコードがわかる人は、好きな形にすると良いでしょう。

では、記事後方(1日目〜)を参考に、Aメロの初めの2小節から練習を始めましょう。

注意点は同じ音と変える音を意識する事、まず左手を確認し、指づかいを決めてから弾き始める事です。

参考:ピアノ初心者のための指使いの基本

なかなか進まない方は、まずは曲中の転調前まで頑張りましょう。

コードに不安がある方は、1日で最後まで練習するのではなく、ブロックごとに進めていきます。

1日にどのブロックまで進むか計画を立てましょう。

進め方の例

1日目に2小節「①」まで進んだら2日目は「①」の復習をして「②」、そのあと「①」と「②」を続けて弾く練習をします。

3日目は2日目の復習+「③」……といったカタチで復習しながら、1週間進めてください。

続きを読む
続きを読む