ゆとり世代が青春時代に聴いていた洋楽は、ストリーミング以前の独特な音楽体験とともに記憶に刻まれているのではないでしょうか?
YouTubeで偶然出会った名曲、MTV JAPANで繰り返し流れていたヒット曲、洋画のサウンドトラックから知った珠玉のナンバー。
デジタルとアナログが交差する時代に育った世代だからこそ味わえた、あの頃の洋楽シーンの魅力を振り返ってみませんか?
懐かしさとともに、改めて聴きたくなる楽曲をたっぷりとお届けします!
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【ゆとり世代の洋楽】青春を彩った懐かしの名曲(1〜10)
ComplicatedAvril Lavigne

2002年、17歳でリリースしたデビューアルバム『Let Go』から先行シングルとして世に出たこの楽曲は、ポップパンクの女王と称されるアヴリル・ラヴィーンさんの代表曲です。
他人の前で背伸びをして別人のように振る舞う人への違和感と、素のままでいてほしいという願いを歌ったナンバーで、思春期特有のフラストレーションが率直に表現されていますよね。
素直に自分らしくいたいのに周りの目が気になってしまう、そんな葛藤を抱えたことがある方にぜひ聴いてほしい楽曲です。
Lose YourselfEminem

ハングリー精神をストレートにたたきつけたこの楽曲は、エミネムさんの人生を映し出した映画『8 Mile』の主題歌として2002年にリリースされた作品です。
貧困や家庭環境への怒り、ステージ恐怖と戦いながら「一度きりのチャンス」をつかもうとする主人公の姿が、エモーショナルなフロウに乗せて描かれています。
イントロのピアノコードから始まる緊迫したサウンドは、一度聴いたら忘れられません。
ヒップホップ楽曲として史上初めてアカデミー賞歌曲賞を受賞したこの名曲は、逆境に立ち向かうすべての人の背中を押してくれるはず。
スポーツの試合前や大切なプレゼンの前に聴けば、勇気が湧いてくるでしょう。
Crazy in LoveBeyoncé

パワフルな歌声で世界的な人気を集めるビヨンセさん。
デスティニーズ・チャイルドからソロへと転身した2003年7月にリリースされたこの楽曲は、恋に夢中になるあまり周りから何を言われても構わない、という女性の情熱的な心情が描かれています。
Chi-Litesのサンプルを使ったブラスとゴーゴー的なビートが融合したサウンドは、クラブでもライブでも盛り上がること間違いなし。
また、アメリカとイギリスの両チャートで同時1位を獲得しました。
恋する気持ちを思いっきり表現したいときにぴったりの1曲です。
NumbLinkin Park

周囲からの期待に応えようと必死になるうち、本当の自分が何者なのかわからなくなってしまう。
そんな若者特有の葛藤と苦悩を、圧倒的な表現力で描き出した楽曲です。
親や教師が求める「理想の姿」を演じ続けることへの疲弊、誰にも理解されない孤独感、感情が麻痺していく感覚が繰り返し歌われ、10代から20代のリスナーの心に深く刺さりました。
柔らかなピアノとシンセサイザーで始まり、サビで一気に感情を爆発させる構成は圧巻です。
2003年9月にアルバム『Meteora』からの3rdシングルとしてリリースされ、音楽チャートで12週連続1位を獲得する大ヒットとなりました。
プラハで撮影されたミュージックビデオは10億回再生を突破し、その映像表現も高く評価されています。
自分らしさを見失いそうになったとき、この曲が寄り添ってくれるはずです。
Story of My LifeOne Direction

イギリスのオーディション番組から世界的な人気を誇るグループへと駆け上がったワン・ダイレクション。
2013年10月にリリースされた3rdアルバム『Midnight Memories』収録のこちらの楽曲は、アイドル路線から一歩踏み出した成熟したサウンドが魅力です。
アコースティックギターの温かな音色と繊細なストリングス、メンバー全員のハーモニーが折り重なるサビは圧巻。
過ぎ去った時間や家族との思い出を振り返る歌詞は、ただの恋愛ソングではなく、人生の物語として胸に響きます。
ミュージックビデオには実際のメンバーの家族が登場し、幼少期の写真と現在を重ね合わせる演出が涙を誘います。
YouTubeやMTVで洋楽に触れていた世代には懐かしく、青春時代の記憶と重なる一曲ではないでしょうか。
bad guyBillie Eilish

2019年にリリースされたビリー・アイリッシュさんの代表曲は、グラミー賞の最優秀レコード賞と最優秀楽曲賞を獲得した、彼女のキャリアを象徴する作品です。
ミニマルなベースラインとささやくようなボーカルが特徴的で、ダークでありながらどこかコミカルな雰囲気が漂います。
映画『Brightburn』をはじめとした様々な作品にも起用され、リリースから時間が経った現在でもクラブやSNSで愛され続けています。
すかした曲調のなかにオシャレさが詰まった本作は、ノリの良い洋楽を探している方にぴったりです!
Fight SongRachel Platten

2015年にリリースされたこの楽曲は、力強いピアノとストリングスが響き渡る中、他人の評価に左右されず自分の信じる道を進むという強い意志が歌われています。
WWEのキャンペーンやフォードのCM、2016年の大統領選挙でも使用され、困難に立ち向かう人々の背中を押してくれる作品として世界中で愛されました。
受験や就職活動で壁にぶつかったとき、この曲は「自分だけは自分を信じよう」という勇気をくれるはずです。
挫折を乗り越えた彼女だからこそ描ける希望のメッセージは、今でも多くの人の心に響き続けていますよ。






