「青い山脈」で日本中に希望をもたらした藤山一郎さん。
クラシックの技法を取り入れた格調高い歌声と、温かみのある表現力で、数々の名曲を歌い継いできました。
紫綬褒章や国民栄誉賞に輝いた至高のバリトンボイスは、戦後の復興期から現代まで、私たちの心に深く響き続けています。
音楽を愛する皆様からお寄せいただいた思い出とともに、その珠玉の名曲の数々をご紹介します。
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もくじ
藤山一郎の人気曲ランキング【2025】
青い山脈藤山一郎1位

戦後の日本が芽吹いた1949年、若者たちの明るい未来への希望を歌い上げた珠玉の名曲が西條八十さんの作詞、服部良一さんの作曲により誕生しました。
藤山一郎さんと奈良光枝さんの歌声が織りなすデュエットは、厳しい冬を越えて咲く雪割桜のように、力強く美しい春の訪れを表現しています。
映画のために書き下ろされた本作は、当時の若者たちの夢や憧れを自然の情景に重ね合わせ、戦後の復興期における人々の思いを見事に描き出しています。
バラ色の雲が浮かぶ青い山並みを背景に、新しい時代を生きる人々の姿を優しく包み込むような心温まるメロディーと歌詞は、春の訪れとともに聴きたくなる永遠の名曲といえるでしょう。
長崎の鐘藤山一郎2位

藤山一郎さんの『長崎の鐘』は、心に響く歌詞と美しいメロディが魅力ですね。
戦後の復興への希望を歌った名曲で、高齢者の方にもなじみ深い楽曲です。
鐘の音が心に響き、懐かしい思い出がよみがえりますよ。
カラオケで歌うことで、口を大きく開けて発声できるので、お口の体操にもなります。
みんなで一緒に歌うことで、楽しい時間を過ごせますね。
ゆったりとしたテンポなので、ゆっくり歌えるのも魅力です。
高齢者の方と一緒に歌いながら、当時の思い出話に花を咲かせてみるのもいいかもしれませんよ。
丘を越えて藤山一郎3位

藤山一郎さんの歌声に乗せて、希望に満ちた青春を謳歌する名曲です。
1931年に映画『姉』の主題歌として発表され、50万枚以上の大ヒットとなりました。
古賀政男さんの才能あふれるメロディと島田芳文さんの温かな詩が見事に調和しています。
まるで晴れ渡る空の下、丘を越えて歩いているような、軽快で爽やかな気分を味わえるメロディが印象的。
手拍子を打ちながらみんなで楽しめる楽曲ですね。
夢淡き東京藤山一郎4位

藤山一郎さんの『夢淡き東京』は、戦後の東京を美しく描いた名曲ですね。
優雅な歌声と心に染みる歌詞が、高齢者の方の思い出を呼び覚ましてくれそうです。
昭和22年に生まれたこの曲は、今も色あせない魅力があります。
川の流れや街角の情景を歌った歌詞は、懐かしさと共に希望も感じさせてくれますよ。
イントロクイズで流すと、きっと多くの方が口ずさんでくれるはず。
みんなで歌えば、楽しい時間を過ごせそうですね。
歌うことで口を大きく動かすので、お口の体操にもなりますよ。
ぜひ、高齢者の方と一緒に楽しんでみてくださいね。
青い背広で藤山一郎5位

旦那さん、奥さんとの若い頃の思い出を振り返れる、藤山一郎さんが1937年にリリースした曲『青い背広で』。
好きな女性とデートをするも、あと一歩が踏み出せないようなもどかしい気持ち、でもどんどん募る思いが描かれた切ない1曲です。
こうしたもどかしい期間をへて夫婦になった方にとっては「そんなこともあったね」と懐かしみながら歌える曲ではないでしょうか。
父の日に、大切な旦那さんや奥さんを思い浮かべながら、それぞれの立ち位置で歌ってみてくださいね。
影を慕いて藤山一郎6位

藤山一郎さんの『影を慕いて』は、古賀政男さん作詞作曲の名曲中の名曲。
失われた恋への切ない思いや、愛する人の影を追い求める孤独な心情が、美しいメロディに乗せて歌われています。
1932年のリリース以降、長きにわたり親しまれ続けてきたこの曲は、まさに昭和の時代を代表する楽曲の一つ。
人生の節目を経験してきた世代にとって、『影を慕いて』から感じられる普遍的なメッセージは、きっと心に響くはず。
静かな夜のひととき、昔を懐かしみながら藤山一郎さんの歌声に耳を傾けてみてはいかがでしょうか。