歌手・声楽家・作曲家・指揮者として活躍し、日本の音楽シーンの礎を築いた藤山一郎さんの人気曲をランキング形式で紹介します。
タイトルを知らなくても、聴けば一度は耳にしたことのある名曲ばかりなのではないでしょうか?
1992年に国民栄誉賞を受賞されています。
藤山一郎の人気曲ランキング【2025】(1〜10)
青い山脈藤山一郎1位

戦後の日本が芽吹いた1949年、若者たちの明るい未来への希望を歌い上げた珠玉の名曲が西條八十さんの作詞、服部良一さんの作曲により誕生しました。
藤山一郎さんと奈良光枝さんの歌声が織りなすデュエットは、厳しい冬を越えて咲く雪割桜のように、力強く美しい春の訪れを表現しています。
映画のために書き下ろされた本作は、当時の若者たちの夢や憧れを自然の情景に重ね合わせ、戦後の復興期における人々の思いを見事に描き出しています。
バラ色の雲が浮かぶ青い山並みを背景に、新しい時代を生きる人々の姿を優しく包み込むような心温まるメロディーと歌詞は、春の訪れとともに聴きたくなる永遠の名曲といえるでしょう。
丘を越えて藤山一郎2位

藤山一郎さんの歌声に乗せて、希望に満ちた青春を謳歌する名曲です。
1931年に映画『姉』の主題歌として発表され、50万枚以上の大ヒットとなりました。
古賀政男さんの才能あふれるメロディと島田芳文さんの温かな詩が見事に調和しています。
まるで晴れ渡る空の下、丘を越えて歩いているような、軽快で爽やかな気分を味わえるメロディが印象的。
手拍子を打ちながらみんなで楽しめる楽曲ですね。
長崎の鐘藤山一郎3位

藤山一郎さんの『長崎の鐘』は、心に響く歌詞と美しいメロディが魅力ですね。
戦後の復興への希望を歌った名曲で、高齢者の方にもなじみ深い楽曲です。
鐘の音が心に響き、懐かしい思い出がよみがえりますよ。
カラオケで歌うことで、口を大きく開けて発声できるので、お口の体操にもなります。
みんなで一緒に歌うことで、楽しい時間を過ごせますね。
ゆったりとしたテンポなので、ゆっくり歌えるのも魅力です。
高齢者の方と一緒に歌いながら、当時の思い出話に花を咲かせてみるのもいいかもしれませんよ。
夢淡き東京藤山一郎4位

藤山一郎さんの『夢淡き東京』は、戦後の東京を美しく描いた名曲ですね。
優雅な歌声と心に染みる歌詞が、高齢者の方の思い出を呼び覚ましてくれそうです。
昭和22年に生まれたこの曲は、今も色あせない魅力があります。
川の流れや街角の情景を歌った歌詞は、懐かしさと共に希望も感じさせてくれますよ。
イントロクイズで流すと、きっと多くの方が口ずさんでくれるはず。
みんなで歌えば、楽しい時間を過ごせそうですね。
歌うことで口を大きく動かすので、お口の体操にもなりますよ。
ぜひ、高齢者の方と一緒に楽しんでみてくださいね。
青い背広で藤山一郎5位

青春の輝きと切なさが詰まった名曲です。
若者の初々しい恋愛感情を巧みに表現し、聴く人の心に深く響きます。
軽快なリズムと明るいメロディーが特徴的で、藤山一郎さんの澄んだ歌声が魅力を引き立てています。
1972年2月に日本コロムビアからシングルとしてリリースされ、多くの人々に愛されました。
本作は、新しい服を着て意中の人と街へ出かける高揚感や、告白を迷う青年の葛藤を描いています。
恋する若者の心情を追体験したい方や、青春時代を懐かしむ方におすすめの一曲です。
影を慕いて藤山一郎6位

藤山一郎さんの『影を慕いて』は、古賀政男さん作詞作曲の名曲中の名曲。
失われた恋への切ない思いや、愛する人の影を追い求める孤独な心情が、美しいメロディに乗せて歌われています。
1932年のリリース以降、長きにわたり親しまれ続けてきたこの曲は、まさに昭和の時代を代表する楽曲の一つ。
人生の節目を経験してきた世代にとって、『影を慕いて』から感じられる普遍的なメッセージは、きっと心に響くはず。
静かな夜のひととき、昔を懐かしみながら藤山一郎さんの歌声に耳を傾けてみてはいかがでしょうか。
東京ラプソディ藤山一郎7位

当時の東京の華やかさと情緒を見事に描き出した1曲で、銀座や神田、浅草、新宿といった繁華街の風景を爽やかに彩ります。
藤山一郎さんの澄んだ歌声が、都会のにぎわいの中にある優しい人間模様を温かく歌い上げています。
1936年6月のリリース後、35万枚を超える大ヒットを記録し、同名の映画も制作されました。
一緒に歌って思い出話に花を咲かせたり、軽やかなリズムに合わせて手拍子をしたりと、春のレクリエーションにピッタリな1曲です。