平吉毅州の人気曲ランキング【2025】
独唱曲や合唱曲を数多く制作し、日本の音楽教育に大きく貢献した作曲家、平吉毅州さん。
東京藝術大学音楽学部作曲科および芸大大学院の出身で、在学中に第31回日本音楽コンクールの第1位に入賞するなど、その華々しい経歴でも知られています。
作曲家としての活動だけでなく、芸大非常勤講師、桐朋学園大学教授、沖縄県立芸術大学教授といった後進の指導にも力を入れていたことから、その影響を受けたという音楽家は多いのではないでしょうか。
今回は、そんな平吉毅州さんの人気曲ランキングをご紹介します!
平吉毅州の人気曲ランキング【2025】(1〜10)
ひとつの朝平吉毅州8位

1978年度の「NHK全国学校音楽コンクール高等学校の部」の課題曲として、混声四部版、男声四部版、女声三部版が発表されました。
コンクール終了後には中学生用に混声三部版も作られました。
後に『時の狩人』『樹よ』の2曲が追加され、合唱組曲『ひとつの朝』となりました。
チューリップのラインダンス平吉毅州9位

まるで色とりどりのチューリップが一斉にステップを踏んでいるような、心はずむメロディに心をつかまれる平吉毅州さんの作品です。
こどものためのピアノ曲集『虹のリズム』に収録されています。
演奏時間は1分30秒ほどと短いながら、長7度の和音や左手の技巧など、練習しがいのある要素が詰まっています。
まずはゆっくりとしたテンポで確実にリズム感をつかむことからはじめましょう。
軽快な演奏で聴衆と審査員を魅了できるよう、コツコツ練習を積み重ねてくださいね!
夏の夜のハバネラ平吉毅州10位

情熱的なキューバの伝統的なリズムと、印象的な旋律が織りなす魅力的な作品です。
低音部で静かに刻まれる心臓の鼓動のようなリズムに合わせて、華やかなメロディーがゆったりと流れていきます。
まるで夜の闇に浮かぶ月明かりのように、美しく神秘的な雰囲気を持つ本作は、演奏者のセンスと表現力が存分に発揮できる曲となっています。
1996年に公開された作品で、上級者向けに書かれた楽曲ながら、聴衆を魅了する豊かな響きを持っています。
優美な旋律とダイナミックな展開が印象的で、発表会の締めくくりを飾るにふさわしい品格と華やかさを備えています。
ピアノの表現力を存分に引き出せる曲として、演奏技術に自信のある小学校高学年の生徒さんにおすすめです。
平吉毅州の人気曲ランキング【2025】(11〜20)
子どものためのピアノ曲集『虹のリズム』1.タンポポがとんだ平吉毅州11位

児童向けの合唱曲や独奏曲などを中心に、いくつもの名曲を作り上げてきた偉大な作曲家、平吉毅州さん。
こちらの『子どものためのピアノ曲集『虹のリズム』1.タンポポがとんだ』は彼を代表する作品の1つで、ピアノ発表会でも頻繁に演奏されます。
リズム感というのは身につけられるものではありますが、才能による差も大きい要素です。
こちらの作品はそんなリズム感を鍛えるにはうってつけの作品で、全体を通してメリハリのあるリズムにまとめられています。
最初の発表会にはうってつけの作品と言えるでしょう。
子どものためのピアノ連弾小曲「カーニバルがやってきた」第5曲 カーニバルがやってきた平吉毅州12位

日本の教科書などでも見かける作曲家、平吉毅州さん。
こちらの『子どものためのピアノ連弾小曲「カーニバルがやってきた」第5曲 カーニバルがやってきた』はそんな彼の名作です。
プリモとセコンドの間で絡み合う音型が印象的な作品で、全体を通して非常に華やかで楽しげな印象にまとめられています。
子どものためというタイトルが入っていますが、実際のところは、中級、もしくは中級手前くらいの難易度にあたるため、反復練習は必須です。
真夜中の火祭平吉毅州13位

ピアノ曲の名手として知られる平吉毅州さん。
1936年に神戸で生まれ、東京藝術大学で作曲を学びました。
児童向けの合唱曲やピアノ曲を多く残し、教育音楽の分野で高い評価を受けています。
本作は、炎が揺れ動く様子を音楽で表現した、ドラマティックな雰囲気の曲。
6/8拍子と3/4拍子が交互に現れる独特のリズム感が特徴で、夜の闇に浮かぶ幻想的な火祭りの光景を思い起こさせます。
ピアノ学習者の技術向上に役立つ曲としても知られ、2024年にはピティナ・ピアノコンペティションの課題曲にも選ばれました。
中学生の発表会で披露するのにぴったりの、聴き映えする作品です。